BOOMERANG
ブーメランのある暮らし。

第52回 シューズへのこだわり

ご無沙汰!トギーなのだ。
今回はこだわりシューズのお話。

トギーがブーメラン競技をする時の服装は、
Tシャツに短パン、ロングソックス。
さらにゴーグルとグローブで安全面強化。
そして、こだわりのシューズ。

では、どこにこだわっているのかを説明するのだ。

●底がデコボコ
ブーメラン競技は一般的に、
芝生(草むら?)の上で行うので、
底に凹凸のあるシューズでないと、
滑ってしまうのだ。
投げる時の踏ん張りはもちろん、
瞬時に移動してキャッチの体制にはいるため、
底がツルツルだと全然ダメなのです。

●ハイカット
ブーメラン競技ではキックをしてキャッチしたり、
寝ころんで両足で挟んでキャッチしたりする、
「トリックキャッチ」という種目があるのだ。
トギーはこれらのキャッチには、
ハイカットのシューズが有利と考えてる。
例えば、キックする時、
シューズの面積が大きいと、
正確に蹴り上げられるだろうし、
足キャッチも面積が大きいと、
多少のブーメランのズレもカバーできる。
シューズに関しては特に規定がないので、
できるだけ面積の大きいハイカットを選んでます。

●インサイドの面
足キャッチは寝ころんで、
両足で挟むようにキャッチするため、
面積が大きいのはもちろん、
インサイドの面のやわらかさも必要なのだ。
以前、インサイド面に硬いこぶが付いている
シューズを履いて足キャッチをした時、
ブーメランを折っちゃいました。
だから、インサイド面はできるだけ平らで、
あまり硬くない物を選んでます。

これらのポイントを考慮しながら、
いつもシューズを探すんですが、
なかなかピッタリのものが無いのだ。
最近ではハイカットも少なく、
あっても体育館用で底にデコボコがほとんど無い。
さらに、デザイン性重視のため、
インサイド面が平らでない物が多い。
ってことで、もう4年間も同じ物を履いてます(笑)。
インサイド面には穴が空き、
石や砂、さらには水も入り放題。
これじゃ、こだわりも何も・・・。

でも、やっとこの春、見つけたのだ。
それは、野球のトレーニング用のシューズ。
某有名日本人大リーガーが履いているのと、
同じシューズだそうです。
気になる履き心地ですが、
足にフィットして、かなり気に入ってます。
蹴りキャッチも足キャッチも、楽々できそうです。
間違いなくキャッチ率は上がったでしょう。
大リーガーと同じものを身につけているだけで、
うまくなった気がしてます(単純)。

ブーメラン人口はまだまだ少ないから、
今のところ専用シューズとかは無いけど、
将来的にはスポーツメーカーさんが作ってくださるよう、
頑張ってどんどん広めていくのだ。

足のサイズもでかいけど、夢もでかいのだ!


ということで、トギーのこだわりシューズ話でした。
さあ、次回からは、
この夏開催される世界大会のことを書きますね。
このシューズを履いて、世界大会に向けて練習ダァー!


トギー(栂井靖弘)
KBN(関西ブーメランネットワーク)
http://www.kbn3.com

2002-06-16-SUN

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