BOOMERANG
ブーメランのある暮らし。

第39回 ブーメラン研究室

元気ですかー!トギーは元気でーす。
ってことで、今回はブーメラン研究室のお話。

トギーのブーメラン歴は、もうすぐ10年。
20歳でブーメランに出会ってから、
数え切れない程の講習会をこなし、
国内外の大会などにも出来る限り参加し、
約10年間ですっかりベテランになっちゃったのだ。
ブーメランと言えども10年近くやっていると、
関係資料なんかがドンドン増えてくるのだ。
ブーメランのサンプル、材料、写真などなど。

ってなわけで、トギーの部屋はすでに満杯状態。
お陰で玄関から廊下まで、ブーメラン関係のもので
溢れそうになっちゃいました。
ちゃんとは数えていないけど、
ブーメランは500本以上ありそうだし、
いるのかいらないのかわからない資料も山ほど。
ちなみに、投げたことのないブーメランも
たくさんあったりするのだ。

投げる技術はあるけど、捨てる技術のないトギーは、
将来「トギー博物館」を作るかも知れないので(笑)、
初めて世界大会に出場した時の靴とか、
試合中に折れちゃったブーメランとかを、
大切に溜め込んでるのだ。

そうは言っても、
家の中のパンク状態は放っておけないので、
一大奮起をして、
自宅の庭に「ブーメラン研究室」を建てることにしたのだ!

そして数日後、研究室は無事完成。
六畳一間のプレハブなので、
あっという間に出来上がったのだ(笑)。

早速、化石になりかけていた資料達を、
蘇生させるかのように引っ越し。
たくさんの思い出とともに資料の発掘作業も順調に進み、
分類してきちんと整理されていったのだ。

その後、我が研究室を訪れた友人が、
「こりゃ、ブーメラン研究室と言うより、
 ブーメランの物置やね」
と言ってくれたりしたけど、
トギーの耳には、
「素晴らしい研究室やね。
 頑張って研究続けてや。」
と聞こえたので(笑)、
これから更なる精進をするのねん。
それが「トギー博物館」への道なのだ。
研究室はちっちゃいけど、夢はでかいのだ!



ということで、
一見物置に見えてしまう研究室を作ったお話でした。


トギー(栂井靖弘)

2001-03-20-TUE

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