BOOMERANG
ブーメランのある暮らし。

第17回 ブーメラン世界大会への道2000<その4>

ハロー! 外人モード・トギーだぞ。
いよいよ世界大会がスタートなのだ。
ということで<その4>は「旅立ち、そして歓迎?」。

われわれ日本チームは、
予定通り2月3日(木)に成田空港を出発しました。
オーストラリアはほとんど時差がないので、
日本チームは他国より有利だと思っていましたが、
メルボルンに着くなり、すごい歓迎が……。
なんと、気温が摂氏42度をマーク。
なま暖かい風が、トギー達を襲ってきたのだ。
真冬の日本から一気に真夏は、かなり辛い……。

歓迎は他にも続いたのだ。
我が日本代表チームのメンバーであるニコプンは、
別便でオーストラリア入りする予定だったのに……。
来てない!
どこを探してもいないので航空会社に聞いてみたら、
朝の7時30分に着く予定が、
夜の7時30分に到着が遅れていたのだ。
その差、12時間……。

「えらい歓迎続きやなぁー」とぼやいていると、
今度は本当に歓迎してくれる人が登場。
任天堂オーストラリアの社長、柴田さんなのだ。
なんで柴田さんが来てくれたかと言いますと、
今大会、任天堂オーストラリアが
トギーチームのスポンサーになってくれたのだ。
で、ユニフォームがこんな感じ。



背中は、スポンサーの三菱鉛筆さん。
第2回で登場したナリナリが勤めてる会社なのだ。



トギーチームは空港からそのまま
任天堂オーストラリアを訪問。
オーストラリアでも、ブーメランはスポーツとして
マイナーなようで、社員の方々も興味津々。
Tシャツと紙ブーメランをプレゼントしてきました。
社内も見学させていただきましたが、
一番驚いたのが倉庫。
競技用ブーメランを投げられる広さだったのだ。
日本では考えられない規模でした。

さてその後、トギーチームは世界大会会場である
「ラ・トボール大学」の宿舎へ向かったのだ。
2年に1度の世界大会。
再びトギーは世界大会へ帰ってきたのでした。

ということで、「歓迎?」のお話でした。

次回につづく。

<おまけ>
今回の宿泊先は大学の宿舎で、
外線電話も使えず、FAXも送れないのだ(泣)。
なので時差2時間のオーストラリアから、
時差たっぷりの原稿になってしまいます。
実はこの原稿も、フロッピーを柴田さんに預けて……、
柴田さん、ありがとうございます。

2000-02-15-TUE

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