■棒高跳びの棒問題
     
    本当はオリンピックとは関係ないのですが、
どうしても知りたい!
棒高跳びのポールはどうやって運ぶの?
4メートルはありますよね。
持ったまま電車には乗れないし、
バスにも乗れない。
国内競技はもちろん、海外遠征はどうやるの?
そりゃ飛行機に乗せるのはわかります。
乗せるまでと下ろしてからですね、問題は。
こういう質問はまずいでしょうか。
(めざ)
   
いや、まずくはないですが。
ええと、たしかに、どうするんでしょうねえ。
ふつうに考えると、バラすんですかね?
こう、4つくらいに分かれる感じで。
ん? それだと、しならない?
だとすると、あっ、長〜いリムジンで運ぶ。
違う? じゃあ、バスで運ぼう!
そういう業者がいるんだよ。
「棒高跳びポール運送業」みたいな。
競合がいなくて丸儲け状態。
ご存じの方、メールしてくださいませ。
   
  本当はオリンピックとは関係ないのですが、
どうしても知りたい!
棒高跳びのポールはどうやって運ぶの?
4メートルはありますよね。
持ったまま電車には乗れないし、
バスにも乗れない。
国内競技はもちろん、海外遠征はどうやるの?
そりゃ飛行機に乗せるのはわかります。
乗せるまでと下ろしてからですね、問題は。
(めざ)
 
上のような、ややこしい質問が前回提示され、
下のような、明快な答えが今回届いたのでした!
   
  棒高跳びの棒は国内の場合は「宅配便」で送るんです。
しかも、取り扱い業者が限られています。
どこの業者でも取り扱ってくれる
わけではないようです。
知人の息子さんが競技者なのですが、
試合のたびに梱包して送るそうです。
モチロン「一本物」なのでバラシタリはしません。
(keico)
 
あ、なるほど! そうでしたか!
ふつうに、宅配便を使うんですね、やっぱり。
ああ、やっと疑問が晴れました。
ありがとうございます。
これですっきり‥‥ん?‥‥んんん??
ちょちょちょ、ちょっと待ってくださいよ!
それって答えになってるんですか?
だって、宅配業者はどうやって運ぶんですか!
これ、棒を運ぶ責任の所在が明らかになっただけで、
運びかたは相変わらず不明じゃないですか!
ていうか、「宅配便」ってことは、
やっぱりトラックなのかな?
いや、でも、4メートルとかあるのに、
トラックじゃ無理‥‥でもないか?
あ、こうすればいいのか?

これで4メートル収まる?
ちょっと、はみ出るかも?
だったら、斜めにしようよ、斜めに!
こうやってさ。

これでほら、いいんじゃない?
4メートルくらい、いけるんじゃない?
夜中になにをやってるんですか、ぼくは。
べっかむ3、なにも聞かずに
わざわざイラストを描いてくれてありがとう。
   
    棒高跳びの棒を運ぶ問題ですが、
宅配会社のトラックを調べてみると、
2トントラックで長さが6.2m。
運転席を除くとちょっと4mには足りないか?
という気がしますが、
10トントラックなら長さ12m。余裕で運べますね♪
(mimi)
   
そうか、10トントラックとかを使えば、
ふつうに運べるんだな、あの棒。
だいぶ謎が解けました。ありがとうございます。
     
    棒はふつうに宅配便などの業者に運んでもらいます。
チームによっては、バスを貸し切って行く場合もあり、
その場合は屋根にスキーの板のように
くくりつけていく場合もあります。
高校の陸上部監督をしております。参考になれば。
(深谷)
   
なるほど! バスを借り切るという手があったか。
深谷先生、ありがとう!
     
    うちの旦那さんは棒高跳びの選手でした。
オリンピックに出るほどの立派な選手ではなかったので
海外遠征の時はわからないのですが、
高校時代の遠征の時は学校に集合する他の部員とは別に、
棒高跳び班(2〜3名)だけ
ものすごく朝早い時間に駅に集合していたそうです
(普通の時間なら迷惑なので)。
ポールの両端と真ん中を持つ人を分担し、
電車がホームに到着した瞬間に
「いっせーの」で運び込んで
そのまま荷台へ上げるそうです。
降りる時も、降車駅の直前で荷台からポールを下ろして
また「いっせーの」でダダダっと電車を降りるそうです。
駅構内や街を歩く時も、
その3〜4人グループで運ぶという事を聞きました。
そういえば、棒高跳びの女子の世界記録保持者の
ドキュメンタリーを観た時には、
普通の自動車の屋根の部分に
長いポールがくくりつけられていたと記憶しています。
ちなみに、最初は私も棒をバラすと思っていました。
巨大なビリヤードのキューみたいな感じで。
「それではしならないやろー!」と
旦那に笑われたのを思い出します。
(きえママ)
   
あああっ、これだ! こういうのだ!
勝手ながら、こういう答えを求めていたんだ!
なんだかすっきりした! ありがとう!
棒高跳びの棒問題、これにて一件落着!。
   
  たいへんです。一段落した棒高跳びの棒問題ですが、
女子の棒高跳びの中継を観てたらアナウンサーさんが、
「日本の男子選手の棒が積み込みミスで届いてない」と。
他の飛行機でどこか余所に運ばれてしまったらしいです。
持ち主の選手も空港で
ものすごいショック受けたと思いますが、
きっと棒が着いた先の係員の人も
「なんだ、この長いの」「なんだろう‥‥あっ!」
「まさか、アテネ?」「がびーん!」みたいな。
解説の方は試合までには大丈夫だろうと言ってましたが。
(askm)
   
ところが空港関係者の人は
ほぼ日の「オレ観た」を読んでいたため、
まったく慌てず指示を出すわけですよ!
「よし、トラックを用意しろ!」と。
そんでもって棒を運ぶわけですよ。
こんなふうにして。

ちなみに上から見ると、こうね。

もうええっちゅーの。
   
    棒高跳びをちょっと見てたのですが、
あの棒を見ると、どうしても、
トラックに赤旗つけて積んでる
「あの絵」が頭をよぎってしまい、
競技にはちっとも集中できませんでした。
(結果は何も覚えていない 2児の母)
   
ああ、こりゃすいません。
この絵のことですね。


上から見ると、こう。

もうええっちゅーの。
   
 


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