レポート#16
 
最後の原稿を書くぞと思って
いま深夜にヘッドフォンをかけ、
iTunes を立ち上げてランダム再生したところ、
ビートルズの『イン・マイ・ライフ』がかかりました。
終わりを始めるには悪くない環境です。
さあ、まずは最後の競技をお伝えしましょう。
17日間の最後を飾る男子マラソン。
最後の最後に思いがけないことがおこりました。
混乱、憤り、祈り、喝采、感動、
最終日の深夜から朝にかけて、
ほんとうにたくさんのメールが寄せられました。
届いたメールを順に読むだけで、
あの時間にテレビの前にいた人たちが
なにを目撃し、なにを感じたかわかるはずです。
アテネオリンピックの最終種目、男子マラソン。
世界中の多くのスポーツファンが祈りを捧げたのは、
意外なことにトップを走る選手にではなく、
3番目を走る彼に対してでした。
   
  ■男子マラソン
   
今、男子マラソンをみておりますが、
エチオピアの1679番の選手だけ、
手書きのゼッケンを付けているのが大変気になります。
先着順に番号を渡していて、
番号が足りなかった訳ではないでしょうし、
きっと宿舎にゼッケンを忘れてきて
本番前の大事な時間に慌てて
出場手続きをしたのではないかと思うと、
ちょっと応援をしてしまいます。
ぜひ頑張ってもらって上位に入った暁には、
そのゼッケンの事情を話していただきたいものです。
(kotama)
   
  ドイツからです。マラソンが始まりました。
しかし! 最初の5キロはマラソンを無視して
ハンドボールの中継だし、今度はいきなり
水球との2元中継になってしまって、
マラソンなんて画面のの6分の1サイズ。
だれが誰だかサッパリわかりませんっ!
日本選手はアテネ入りする前に、
ここドイツで最終調整をした方が多いようなのですが、
私見たんです! こっちの日本食料理店で
ランチしている国近選手と諏訪選手。
トレーニングして、そのまま走って
お店に入ってきたような格好されてました。
もうそれだけで、かなり親近感湧いちゃってます。
有終の美を飾って欲しいですね〜〜。
(Yohko)
   
現在、10km過ぎたとは思えないほど
大勢のトップ集団、10秒以内に60名います。
各選手ともに、女子の走りを見て
作戦を練ってきているとは思いますが
男子はどのようなレースを見せてくれますかね。
おぉっ!
オーストリアの選手、腰にスペシャルドリンクを
いくつもつけて走っております! ウケる!
それって、誰でも考えるけど(いつでも飲めるし)
重くて、まず却下されるアイディアなのでは?
でも、今日のような団子レースなら、大正解!!
以上、また報告いたします。
(さやや)
   
  南アフリカのマラソン選手
イアン・シスター‥‥、
いやあん、シスター。いやああん。
真夜中にメンゴ×2です。
(ゲジゲジ)
   
  男子マラソン。月桂樹のワッカの中から
レースを映した映像が流れました!
そのワッカ。いかにも手作りっぽく、ちょっと歪んでいて、
子供のいたずらみたいでした。
カメラクルーが作ったっぽい。ぷぷっ。
(やま)
   
  国際放送でお送りしています、男子マラソン、
なぜかオリーブの王冠越しに選手を写します。
王冠を持つ太い指も丸見えです。
まったくもってカメラマンのセンスを疑います。
先頭を走るリマ選手と併走する犬。 犬っ!?
敵はカメラマンだけではなかった! 犬までも!
さらに、自転車で追いかける!? スタッフか?
バイクじゃなくて、自転車? なめとんのか?
どうやらこのレースも、目が離せませんぞ!
(さやや)
   
  マラソンのリマ選手、ゼッケン番号が1234です。
(なみ)
   
  ああぁぁぁ!!! 
女子マラソンの時も、他の競技の時も思ったのですが、
カメラワーク、下手すぎ!!!
下手すぎでイライラします!!!
あまりにイライラして、投稿せずにおれません!!!
(マラソン大好き@東京)
   
  男子マラソンの日本のユニフォームが
丹頂鶴に見えて仕方ありません。
(よろり)
   
  「あぁ!これはハプニングです!!」
アナウンサーの声が強張って、
テレビ画面に目を向けました。
最後の最後でそんなこと起こるなんて。
(トロジー)
   

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!!!!!
トップを行くブラジルのリマ選手を、
35キロすぎで沿道から飛び出してきた男が
捕まえて反対側の歩道に押しやってしまった。
リマ大丈夫か???
がんばれリマ!!!
(いったいどういうこと???)
   
  どぼんだけど言いたい!
同じメールが来まくってるけど言いたい!
そこの赤スカート、なんてことを!!!
頑張って走ってきた人に、なんてことを!!
それより何より、オリンピックの締めくくりだと言うのに
なんて事をしてくれたんだー!!! ばかー!!
(ちゃりこ)
   
  どぼん覚悟です!!!
なんと、男子マラソン先頭を走っていたリマ選手に
観客が体当たりして沿道に止めてしまいました!
何てことでしょう!!!
今まで観てきた中継された
国内・国際大会で観たことありません!
信じられない!
そういう事するやつに、観戦する権利はない!!!
ちゅうか、警備何やってんだっ! ばかーー!
(マラソン大好き@東京)
   
  きっとドボンだと思いますが、
男子マラソンの途中のデリマ選手に抱きついた
おっさんにはたまげました。
思わず「コラコラコラーーーーっ!」と
テレビの前で叫んでしまいました!
私のどなり声に驚いて目を覚ました2歳の息子は、
自分が怒られたのかと
半分寝ぼけて泣きながら謝ってきました。
旦那にも「明日早いのにうるさい!」
と怒られてしまいました。
全部あのおっさんのせいです。
どうしてくれるんだ、おっさん!
(しう)
   
  もう35km、さすがに男子は速いですねぇ!
20kmあたりから独走状態のブラジルのリマを
他の選手はつかまえることができるのでしょうか?
うわぁあああ!
リマをつかまえたのは、沿道の乱入者!!
なーーーーにやってんだよぅ!! 馬鹿者めがっ
うわっ後続選手が近づいてきたっ
逃げろ、リマーーーーッ!!!
(さやや)
   
  今すごいの見てしまいました
仕事の合間にちらちらテレビ見てました
男子マラソンだったんですが、
35キロ過ぎたあたりで(たぶん)
先頭を走っていたブラジルのリマ選手に
大、大、大ハプニングが〜〜〜!!!
いきなり、テレビ画面右橋前方から、
頭に帽子、足下はなんとスカートの
どっかの民族衣装をまとったおっさんが走り出てきて、
リマ選手に突進、なんと画面左端、
観客の応援する沿道におすもうさんのごとく寄り切り〜!
観客の中に消えるリマ選手。
助け出そうとする青いTシャツのおじちゃん。
この間ほんとに一瞬の出来事でした。
程なくリマ選手はコースに戻りましたが、
すごい大きなダメージ(精神的に)だと思う。
(とも@大阪)
   
ブラジルからです。
ブラジル人が男子マラソン1位ですって!!
Nossa!(うっそぉ)
『007』の映画を見てた
ほとんどのブラジル人はきっと今
チャンネルを変えたはずです!
あ、コマーシャル後、大変なことが!!
なんと35秒のロスとか!
ブラジル人いまみんな一致団結して
テレビに食い入ってます!
がんばれー! あと少しよー。
(ペピーノ)
   
  男子マラソンを見てます!
先頭で走ってるゼッケン1234の
ブラジルのリマ選手を観客(?)が
いきなり出てきて、沿道のほうにおしやったんです!
なんかどこかの民族衣装のような服でした!
一瞬だったから見間違いかもしれないけど
スカートをはいてたような気がします!
それまで、チャリでフラフラとついてきていた
黒ずくめの男性がチャリを乗り捨てて
救出してるのがかっこよかったです!
沿道にいたおじさんたちもすばやく
リマ選手がレースに戻れるようにがんばってました!
かっこよかったです!
しかし、ゼッケン1234ってなんかいいなぁ‥‥。
ってああああ!! リマ抜かれた!
ハプニングの影響でしょうか‥‥。
(夏みかん)
   
  最後の最後、ここは絶対、
みんなのリポートが分刻みで送られて来るに違いない!
と思い、生まれて初めて(男子)マラソンを見ました。
でも、にわかオリンピックファンに
2時間ちょっとの死闘は長すぎました。
で‥‥裏番組で空手がやっていたのです。
見ちゃいましたよ。だって、すぐ決着つくんだもん。
マラソンをちょっとぐらい見なくても変化ないでしょー。
だって、今まで1時間ちょい、
誰もリタイアしてないじゃん、何も起こってないじゃん。
日本選手もトップグループの一員として走ってるし、
ちょっとぐらいの浮気はいいでしょーーー、
と気軽に見始めた空手トーナメント。
もー、それが私の不運の始まりでした。
空手も十分堪能して、
マラソンにチャンネルを変えたら、あなた!
「リマをアクシデントが襲いました。
 後者の走者達は
 このアクシデントに気づいたのでしょうか‥‥」
ええええ? アクシデント?
ここ、見ておかないと
いけない場面だったんじゃないの? わたし‥‥。
(ちびねた大好きでした)
   
  素晴らしかったオリンピックの最後の最後でこんな
残念なことが起こるなんて‥‥。
せめてリマ選手、銅メダルがとれますように‥‥。
(。。。。。)
   
  リマ選手頑張れ!!!!
ゴールしても泣くと思うけど、
今はその順位でゴールしてー!!!
(今3位、ゴールまで2.195キロ)
   
  嗚呼、もう、涙が止まりません。
ブラジルのデ・リマ選手が無事にゴールしました。
とんでもないハプニングにも負けず、
レースを続行しはりました。
ほんとうによかった。
(けせら)
   
  リマ選手、銅メダル獲得です。
見物人に胴を押され一時オドオドしましたが
最後は堂々と投げキッスをしながら還って来ました。
スタジアムの観客もリマ選手には
一際大きな歓声を送っていました。
何かの埋め合わせをするかのようでした。
リマ選手のスタジアムでの走りに敬意を表します。
(にわかリマファン後台風16号)
   
  .....................(号泣)
ブラジルからです。
いま、ゴール直後のこちらでは
ねぎらいの花火があがりました。
よくやったね。
ちなみに彼の名字はリマです。
デリマじゃないです。
(ペピーノ)
   
  男子マラソン2位のアメリカの選手は
三都主アレサンドロにそっくりです。
(すあま味ポテチ)
   
  イギリスではない欧州在住で、BBCで観てました。
デ・リマにアクシデントが発生した後、
BBCの中継アナウンサー2人はトーンが一変しました。
「これが彼に与えた影響は計り知れません。
 彼だけにではなく、
 オリンピックそのものに対してもです。
 デ・リマのペースが落ちて来ました。
 無理もありません。それにしても素晴らしい精神力です。
 そもそも過酷なこのレース、
 ラドクリフ選手の痛々しい姿も思い起こされます。
 どうか、どうかこのまま走り続けてください!」
イタリアのバルディーニがひたひたと追い上げて行く時、
「2位、3位につけていた彼らが、このアクシデントを
 知らないにしても、それは仕方ありません。
 しかし私たちは、どうしてもデ・リマに
 メダルを獲って欲しい!
 その思いは強くなるばかりです」
そしてその後方には、イギリスのジョン・ブラウンの姿が。
「彼には頑張って欲しいが、
 デ・リマにメダルを獲って欲しい!
 ジョンはこのアクシデントを知らないでしょうが、
 もし知っていたら、間違いなく同じ思いになるはずです。
 頑張れジョン、でもデ・リマにメダルを!」
BBCアナウンサーは二人ともこの調子が続きます。
もう「ジョン、頼むから追い抜かないでくれ!」
と言わんばかり。
「あのアクシデントがなくても、レース展開としては
 こういうことに、なったのかも知れません。
 しかし、ならなかったのかも知れません。
 仮定で話してもしょうがないことですが、
 デ・リマはメダルを獲るべき走りをしています。
 それはちゃんと、讚えられなければなりません」
バルディーニがトップで競技場に入ってくると、
それ以降の映像は競技場内のものだけになり、
3位で入ってくるのが誰なのか、
本来なら最高潮にヒートアップしたアナウンスを
したであろうBBCの実況担当二人は、
固唾を呑んでいるように言葉数が少なめでした。
そして、
「デ・リマです!3位で入ってきました!
 ジョン・ブラウンは安定した走りで
 4位をキープしています!!」
余計な(?)ラストスパートでどうにかなる程度に
差が縮まっていなくて、良かったあ!
というのがありありと伝わってくる実況でした。
デ・リマが、ちょっとおちゃめに
“あられちゃん走法”して見せてくれたのも、
BBCの「良かった!彼に笑みと余裕が見られます!」
というコメントで、わたしの涙腺にヒットしました。
ジョン・ブラウンはメダルは獲れなかったけれど、
イギリス人(と、BBCのこの中継を観ていた人)
にとっては、忘れることの出来ない
選手になったと思います。
(ぼの)
   
  リマ選手が、沿道の人に
妨害されたのは本当に許せないです。
でも、彼がゴールするときにブラジルのサッカー選手が
ゴールを決めたときみたいに飛行機ポーズをしたり、
観衆に投げキッスをしたりしていたのを見て、
少しほっとしました。
さぞかし悔しかっただろうに、偉いぞ!!
リマ選手のことはずっと忘れません。
日本でのマラソン大会に来てくれないかな。
そうしたら精一杯応援します。
(なみ)
   
  沿道の観客に走りを止められるという
信じられないハプニングで、
ほぼ確実かと思われた金メダルを逃したにもかかわらず、
両手を大きくひろげ、笑みをうかべてゴールしたリマ選手。
胸が熱くなりました。
ほんとうに素晴らしい選手です。
ブラジル初のマラソンのメダルおめでとうございました。
本当は金メダルでしたね。
(今日からリマファン)
   
  男子マラソン!! ブラジルの選手のあの悲劇。
あの出来事後は、日本人選手そっちのけで彼を必死で応援。
とうとう彼が抜かれた瞬間!
あのイタリアの選手が悪役にみえました。
「もうなんなのこいつは!!」
スタジアムに彼が1位ではいってくると、
「ああっもう、だれかまた乱入しろよ!」
「こいつにもタックルしろよ!」
彼を悪役扱いしてわめきまくり。
すると隣で一緒に観戦していた主人が、
「あのイタリア人の選手も
 4年間きっとすごくがんばってきたんだよ」
‥‥返す言葉もありません‥‥。
(目薬2本消費の妻)
   
  今、男子マラソン、ゴールしました。
1992年以来の入賞おめでとう。
で、5位のあぶらやさんがインタビューに‥‥。
母「女の人っぽいなあ‥‥」
私「誰かに口元が似てる‥‥野沢直子や!」
ゴールして特に頬が上気してピンク色だと、
あの猿の着ぐるみを着た野沢直子にそっくり‥‥。
(そうちゃんママ)
   
  日本も油谷5位、諏訪6位。
んで、日本でおなじみのケニアのワイナイナ7位。
ワイナイナも、もはや日本人ですよね。温泉好きだし。
いやー、でも諏訪選手って男前。
(るう)
   
どぼんですね。でも書かずにいられない!
男子マラソン。ブラジルのデリマ選手が本当に可哀相。
あの妨害した一般人のどんな情報もいらない!
と思いました。目立ちたがりなら、
取り上げられることが目的なのだろうから、
顔も姿もモザイクにして決して今後画面に映さず、
どんな奴なのかも一切報道しない。
もう無視! 無視! あほ〜。
デリマ選手のゴールシーン。
あんなハプニングに見舞われながら
最後はぶ〜んと飛行機が飛ぶように(見えました)
左右に軽く旋回しながら走って
フィニッシュした姿にじんとしました。
レース中のどんな事も丸ごと飲み込んで
消化したような最後の嬉しそうな笑顔。素晴らしい。
この銅メダル、今回最も心に残った銅メダルです。
(てんてん)
   
  男子マラソン。
ブラジルのデ・リマ選手の素敵な笑顔に感動!
とんでもない、許されざるパプニングが
あったにもかかわらず
あのパラシナイコスタジアムに入ってきたときの
ガッツポーズと最後の直線での投げキッス、
笑顔での飛行機ポーズ。
本当なら、あの最低の行為に憤り、
アテネにオリンピックに
幻滅し怒り狂ってもおかしくないところ。
それどころか、競技場で見せた
彼の笑顔には走りきった満足感があり、
競技場の人々を楽しませ、惹きつける魅力があった。
17日間の長い観戦の最後に、
最高の笑顔を見れたことを幸せに思う
(aja11)
   
ありがとう、デリマ選手!
あんなアクシデントに見舞われながら、
笑顔でゴールできるなんて‥‥。
他の国の人ならできたのでしょうか。
音楽に加えてデリマ選手のおかげで
さらにブラジルという国が、
ブラジルの人が好きになりました!
デリマ選手、忘れません!!!
(谷口浩美さんならできたかも)
   
  あぁ〜、終わっちゃいました(涙)。
各局の番組が終わり、とうとうNHKも終わり、
あとは閉会式のみです。
サミシイよぉーーーーー。
今、夜中にひとりで閉会式を見るために
起きているのですが、
ちょっと泣きそうですぅ。。。
(ヒトミコビッチ)
   

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オリンピックが気付かせてくれた事は、
「1日3時間も寝ていたナポレオンって、
 ホントは寝過ぎだったんじゃない!?」
という事です。
残す所、閉会式のみ!
自分がナポレオンよりすごい所を確認する為に
最後まで見届けます!
(なつ)
   
  ■閉会式
   
  閉会式が始まりました。
とうとう終わってしまうんですね。
世界中から集まったたくさんの選手達。
17日間、感動をありがとう。
(junko)
   
  こんばんわ。おはようございます。かな?
今、閉幕式、観ています。
オリンピック、おもしろかった!
『昨夜、オレは観た!』も。
選手の方々、関係者の方々、応援していた方々、
お疲れさまでした!
楽しい時間を、ありがとうございました!
(さき)
   
  今、閉会式を母と見ています。
二人揃って昼寝をしてしまい、眠れなくなったからです。
ウチ、あまりオリンピックに
熱くならないんで‥‥すいません。
でもやっぱりいいものですねえ、オリンピックって。
今更遅いんですが。
で、閉会式での室伏選手を見て母は
「なんでリュックをしょってるの?」と。
よく見れば、他にも荷物を持った選手がちらほらと。
それを見て「このまま帰るんだよ、きっと!」
と得意げに言い出しました。
遠足かよっ! 現地解散かよっ!
(えい)
   
アテネオリンピック組織委員会ヤナ会長、
スピーチ長過ぎです。
開会式、張り切って眠い目をこすりながら
LIVEで見ていたのですが
ヤナ会長のあまりの話の長さに撃沈。気付いたら朝でした。
閉会式もLIVEで、
今度は徹夜で仕事ををしながらだったのですが
「またきっと長いぞ‥‥あ、はじまった‥‥
 やっぱり長いよねぇ‥‥まだ話してる‥‥
 ええかげんにせぇっちゅーに‥‥
 一体何分経ったんだ‥‥あ、〆かな‥‥
 まだ話すか‥‥もぅええっちゅうねん‥‥」
と永遠に続いたあのスピーチ、
どなたかタイムを計ってた人いませんか?
(meita)
   
  ついに閉会式です。
途中で寝てしまいたい日もあったけど
「昨夜、オレは観た」があったからこそ最後まで
重箱の隅をつつくように見続ける事ができました。
おかげで興味の無かった競技も観る気になったし
知らなかったドラマや裏話を知る事ができました。
ありがとうございました。
最後の投稿。
組織委員長、シャツの胸がひらきすぎ!
(ドドロ)
   
  閉会式、ギリシャの人々の
あのダーラダラした、テキトーな感じの踊り。
だいたいオジチャンやオバチャンが
歌っている歌自体メリハリないものなあ。
おぉー、テーブルが出てきたが、一体何に使うの?
と思いきや、結構かっこいい
ギリシャ彫刻のようなお兄さんが乗ってる!
そうかと思ったら、テーブルが帆かけ船になったよー。
でも、何だかみんなすっごく楽しそうで、良かった!!
(何だかんだ楽しかったゴリン)
   
  閉会式を見ています。
ギリシャの歴史を踏まえたダンスと音楽、豪快な花火、
そして次回の開催国となる中国の芸能‥‥
まではとても素敵だったと思うのですが
今はギリシャ版郷ひろみや加藤登紀子の歌う歌謡曲、
真っ白な上下にノーパンの西城秀樹の宙の舞など
残念なことにただの豪華夏祭りになってしまっています。
私、多分今から風呂に入ります。
(maya)
   
  井上康生選手、いました!
ハンマー投げの室伏選手と記念撮影。
よかった、笑顔です。
(さやや)
   
  閉会式で中国のダンス・歌などが
行われていたときのことです。
途中、女子十二楽坊のようなとても美しい人たちが、
中国の伝統楽器を携えて、
チャイナ服をすんごいミニにしたような
衣装を着て演奏していました。
それを観ていたステージ近くの各国の選手達!!
目が釘付けでした。
誰も微動だにせず「じ〜〜〜っ」と!!
わかりますよ、その気持ち。(私は女ですが)
台風で外は暴風雨、途中停電が起きませんように、
と祈りながら観ていました。
(ブー)
   
  でっかいちょうちん(?)の上に乗った
中国の女の子が、突然の爆音に
ちょいびびってたのが可愛かったです。
(中国美女演奏家達の超ミニチャイナを
 食い入るように見つめていた20代女)
   
  閉会式、バトンタッチされる中国のショーも美しくて、
ついつい最後まで見てしまいました。
これがもし次期開催が大阪だったら‥‥
と考えずにはいられませんでした。
静まりかえった中「よいとせのこらせ」と
登場したアホの坂田さんに先導されて、
わらわら出てくる吉本新喜劇の面々。
鳴り響く「フンワカフンワー」のメロディー、
上空に浮かぶ、くいだおれ太郎や
づぼらやのふぐのバル−ン。
‥‥んなワケないっ! と思いつつも、
北京に決まって良かったんだと
思ってしまった大阪市民でした。
(たれすけポン太郎)
   
  出張先の西アフリカはギニアからです。
毎日、チェックしており
いつかはメールを送るぞ‥‥と思いながらもう最終日。
ホテルのテレビでは閉会式をしております。
この国からは陸上競技などに
数名の選手団を送ったようですが、
はっきりいってオリンピックはどこ吹く風です。
今、閉会式と同時にサッカースペインリーグの中継で
レアルマドリッドの試合を行っており、
そちらのほうの視聴率が間違いなく高いでしょう‥‥。
まだまだ、オリンピックは
世界の祭典ではないと感じながら、
こちらもサッカー観戦です。
実は今回のオリンピックに
日本人の若者がコーチで参加しています。
それは、青年海外協力隊の隊員たちです。
スポーツ関連の指導役としていわゆる途上国に派遣され、
その国の選手たちとアテネに行っているのです。
主に柔道等のコーチが多かったと記憶しています。
もしかすると、
日本人の対戦相手のコーチであったかもしれません。
ほぼ日特派員はチェックしているかなぁ。
世界の色々な国で、日本人がオリンピックに
かかわっているということのお知らせでした。
(OV 9-1)
   
  閉会式よかったですねー。
ギリシャの歌手の人や歌は全然しらなかったけど、
なんだか楽しい気分になれました。
戦いを終えた選手たちは国を超えて仲良し!
って感じでよかったです。
日本チームがアップになったときに、
チェブラーシカを抱えている人が何人かいたのですが、
私の推測するところ、シンクロチームの方だと思います!
多分ね。顔わかんないけど。
ロシアのチームの人からもらったんでしょうね、多分。
宿敵! ライバル! って感じだけど、
こうゆう交流もいいですね!
閉会式の中継で
やたらアップになってたのが室伏選手でした。
直前に繰り上げ金メダル! おめでとう!
会見では、仲間(アヌシュ選手)が
こんなことになってさみしい、とおっしゃってました。
ドーピングは許せないけど、
仲間がやると複雑ってことかな。
コーセイと浜口京子もアップになってました。
二人とも金メダルを期待されていて、
今回の結果は残念だったなー、と思っていたのですが、
二人の閉会式を心から楽しんでいる様子を見てると、
なんだかよかったなー、と思いました。
コーセイが浜口の3位決定戦を応援に行ったり、
お互いに旗手経験者ってことで仲がいいんですかね?
ほんとに仲よさそうでほほえましかったです。
ひそかにロマンスを期待しているのは
私だけではないはずです!
(夏みかん)
   
閉会式で室伏選手と井上康生選手の
2人がずっと一緒にいて
なんだかしみじみ「よかった」と思える光景でした。
2人はもてもてで、女子選手たち
(たぶんシンクロチームの選手だと思われる)
に次々に頼まれて、
女子を間にはさんで写真撮影してました。
室伏選手のやわらかい笑顔が心に残りました。
(真実の金メダルおめでとう!)
   
  閉会式の選手入場のとき
日本選手団の女性の方が
ロシアのマスコット、チェブラーシカの
ぬいぐるみを持っておられたのです。
これって、うちわと交換かな、いいなーいいなーと
うらやましがっていたのですが
この方たちは大変な思いをしてここまでこられたことに
気がついたのです。
アテネに来てうれしいことにいっぱい出会えて
よかったねーよかったねーと気持ちが変わりました。
(kazukazu)
   
  オランダからです。
閉会式は上空から見る花火の美しさに見とれつつ
日本選手の姿を求めて、
BBCとオランダの局をザッピングしましたが、皆無でした。
延々と続く歌謡ショーに辟易しつつも、
心の隅で『日曜はダメよ』を待っていました。
この曲を主題歌とした同名の映画の主演女優、
メリナメルクーリはギリシャ軍事政権時に
資産も市民権も剥奪されてなお抵抗し、
民政移管後には外務大臣まで勤めた人です。
般若顔のおばさんでしたが、粋で、仇っぽくて
おませな高校生だった私は結構贔屓でした。
でも、出てこない‥‥。
思い立って検索してみたら
ちょうど十年前に亡くなっていました。
もう、ギリシャでは過去の人なのかと思っていたら
最後に耳慣れたイントロが‥‥。
そして、だれ気味だった会場から大歓声が!
うれしかった。
その後調べたところ、文化景観保護のための
「メリナメルクーリ賞」なるものがあり、
日本でも受賞しているそうです。
(Butchy)
   
  閉会式、きれいでしたねえ。
私が一番きれいだと思ったのは、
競技場を上空から映した遠景です。
アテネの町の明かりの中に、
ぽーっと浮かび上がる競技場が何ともきれいでした。
月並みですが、競技場外の明かりの
一つ一つの下で人々が生きていて、
その中でオリンピックを楽しむことができて、
幸せですね。
(kosaka)
   
  うわーん、閉会式最後まで見てしまいました。
明日仕事なのに‥‥。
「アテネ」でのオリンピックを観れたこと、
何十年も経ったら観てない世代の子供達に
自慢できる気がします。
とにもかくにも、こんなにもオリンピックに
のめりこめたのは初めてです。
感謝、感謝です。
では、私は少しでも寝ます。
おやすみなさい。
(きり)
   
  いやー終わっちゃいましたねー。
閉会式良かったなー。
次は北京かー、と思ってたら、
NHK、最後の最後にとっておきをだしてきました。
男子水球決勝です。はっきりいって、
ルールもなんもわかっちゃいないんですが、
ここまできたら見てやりますよ! 水球!
うわっ! なんかすげーバシャバッシャしてる!
ナイスハイビジョン!!
オリンピックありがとー!!
(ぺい)
   
閉会式をビデオ予約していた九州地方の皆様。
御愁傷様です。
まさか、台風情報が映っているとは
思ってもいなかったでしょう。
さすがのオリンピックの閉会式も台風には勝てず
総合テレビではなく、
教育テレビで閉会式が放映されていました。
台風で不安で眠れなかった私は、
最初閉会式と台風情報を交互に見ていましたが、
結局ずっと台風情報をみてしまいました。
今日は、電車が運休だそうで会社はお休みです。
(vanilla)
   
  閉会式、私、観たのかしら?
開会式、見逃したから、
閉会式は観ようと思ってたのだけど、観たのかしら?
うつらうつらしながらマラソン観て、
変なスカートおじさんや油谷選手のゴールシーンは
なんだかずっぱり眼が覚めて見逃さず、
3時前ごろの台風情報観ながら
またうつらうつらしていて。
またふと目覚めると、あ、閉会式始まるところだ!
でも、なんか、変。
白いモコモコの、ウサギちゃんみたいな服を着た、
工藤夕貴が場内にいる。
なんでかなあ、おかしいなあ、と思いつつ、再び眠りへ。
私、観てますか?
(32/F)
   
  ■アテネオリンピック総集編
   
  総集編で、ぜひとも、トップの話題を
柔道の野村さんに飾らせてあげてください!
YAWARAちゃんと常に同日なばかりに
3連続金メダルでも目立たず、
100個目でも目立たず、
しきりに「新聞の一面を飾りたい」とおっしゃっています。
それだけが心残りのようです。
ほぼ日だって「ほぼ日刊イトイ『新聞』」なのですから
ぜひともココで夢を叶えてあげていただけないでしょうか。
(ようこ)
   
  総集編、私が選ぶ名場面は、男子体操です!
やはり団体の決勝戦。
選手たちの息をのむ演技とピカピカのメダル。
そして忘れちゃいけない実況&解説。
にわかファンはにわかファンなりにめったに観れない
「体操競技の生中継」を正座しながら観たのです。
夏のど深夜にこれほど
「起きてて良かったぁー!」と思ったことはありません。
(ナオ)
   
  私としては、北島康介選手が
200m平泳ぎで金メダルを取った
ときのニヤリと笑った顔が、忘れられません。
(とま)
   
  鉄人父子とアニマル父娘。
寡黙な父と感情むき出しの父。
本当に対照的でした。
スタンドでも銀メダル獲得でも
ドーピング疑惑の会見でも凛として
すごくすてきに見えた父子でした。
スタンドでも銅メダル獲得でも
疑惑の点数表示でもすごく熱い。
表彰式のあとすごく優しく
娘に声をかけている姿はすてきでした。
子としての選手2人もとてもすてきです。
絶対グレたりしないんだろうな〜。
今回のオリンピックは本当に
親子や家族、兄弟、姉妹が
今まで以上に感動をくれた気がします。
世の中色々あるけれど
まだ日本も捨てたもんじゃないじゃない。
ねぇ。
(taka)
   
  谷亮子さんが金メダルをとったときの
谷佳知の言葉「足大丈夫?」。
妻への気遣いに感動したんだけど‥‥。
今はダンナ様の足の怪我の方が心配ですよね。
亮子さん、しっかりと看病してあげてください。
(グラトシ)
   
言わせてください。言わせてくださーい!
陸上のフランクフレデリクス選手。
きれいなフォームもお顔もすてきで大好きでした。
とても実力がある選手なのに、いつも銀だったんです。
理由はただひとつ。彼の横にはいつも
あのマイケル・ジョンソン氏がいたのです。
今だに世界新がやぶられていないあのスーパースター。
マイケル・ジョンソンが1位、
フレデリクスが2位というのが定番でした。
悔しいだろうな‥‥
マイケル・ジョンソンがいなかったら1位なのに‥‥
私はずっと思っていました。
そんなマイケル・ジョンソンの引退が決まり、
最後のレースを走り終えたインタビューで、
インタビュアーがマイケル・ジョンソン氏に、
「一番印象にのこっているレースは?」とたずねました。
すると彼は、
「すべてのレースだ。
 ただ心に残っている選手はフレデリクスだ。
 彼とはずっと一緒だったんだ」と言っていました。
なんか感動しちゃいました。
ちなみにフレデリクス氏、
一度引退したのですがまた復帰されて嬉しかったです。
38歳、もう本当に最後のレースかもしれない
400mの決勝での彼の走り、目に焼き付けました。
(結香)
   
  由伸&上原。
この二人は誕生日が一緒で1975年4月3日生。
いわずと知れた巨人の4番とエースです。
1997年のインターコンチネンタル杯では、
慶應大と大体大に在籍していた二人の活躍で
キューバの国際大会連勝を151で止めました。
そして時が経ち、アテネオリンピック台湾戦。
3回に3ランを浴びてしまい先制を許す上原投手。
苦しい投球が続きますが、
失点の後崩れず粘りの投球を見せます。
その後福留選手のファインプレーで流れを日本に呼び寄せ、
由伸選手の2ランで同点!
ガッツポーズでホームインし、
ベンチでハイタッチで由伸選手を迎える選手たち。
その列に上原投手も混ざって喜びのタッチをした後、
由伸選手はベンチに降りていきます。
そこに歩み寄った上原投手が、
もう一度ベンチの端で高橋選手と
腕をあわせたときの二人の表情!
二人にしかわからない信頼関係を確認するかのような‥‥。
いつもは巨人の顔として硬い表情の多い高橋選手、
一方まっすぐな発言で誤解を生むことも
少なくない上原投手。
巨人のベンチでは見ることのできない
何ともいえない二人の表情に
思わず涙がこぼれてしまいました。
(meguromita)
   
  オリンピックが終わりを迎えた昨日、
日本の北海道マラソンで
千葉真子選手が見事、優勝しました。
女子マラソン、健闘した日本の3人の陰に、
補欠として準備していた選手が、千葉選手です。
彼女は去年の世界陸上マラソン銅メダリスト、
しかも、トラック競技(1万m)でも
世界陸上銅メダリスト
(他に女子トラック競技で
 世界陸上メダリストはいないハズ。
 五輪でも戦前の人見絹枝まで遡るでしょう)
という歴史に名前が残る選手、なんですよ。
その千葉選手が、代表選手にトラブルがあった時に
代わりに出る、というため、
五輪選手と同じ準備をする役目をしていたんです。
結局、五輪に出る事のなかった
(これは良い事です、
 代表選手にトラブルがなかった訳ですから)
彼女が、代わりに出たのがこの北海道マラソン。
ぶっちぎりで優勝して、
良い準備をしていた事を示しました。
(千葉選手が出ていても、
 きっと健闘していたと思います)
あまり指摘する人がいないでしょうから、
ここに記しておきます。
(めたか)
   
  思い返せば、私、オリンピックが始まった頃は、
スポーツをテレビで観る人の神経がわからん、
という人種だったのです。
が、そんなときに観た柔道の試合。
上野雅恵選手が金を取った決勝の試合でのことです。
相手の選手に一本勝ちした直後、
彼女に投げられた選手は、もう
投げられたまましばらく呆然としていました。
立つ迄にはもうぐしゃぐしゃに泣いていました。
それでも立ったときに、彼女は泣きながらも
上野選手に対して拍手を送っていたのです。
それがもうぐーーーーっときてしまって。
うわあ、悔しい気持ちで一杯だろうに、
こんなにまで相手を認めているって。
なんて凄いんだろう。と。
それ以来、「オレ観た」を読みはじめて、
どんどんハマる、といった経緯を辿りました。
いろんな選手たちが、いろんな気持ちで
全員がトップを目指して、相手を認めあい、
こんなかっちょよくてしびれることってあるんだなあ。
とりあえず、声を大にして、伝えたいことは、
井上康生、急がないでいいから、
自分の柔道を取り戻してまた頑張って!
ということと、ラドクリフ、負けるな!!!!!
また、楽しく走れる日が来ますように、と祈ってます!
ということです。
(なっかん)
   
私はなんといっても、
シンクロ・チームの競技終了後の
井村コーチの引退宣言にジーンときました。
20年以上も国内のトップ選手を預かり続けるというのは
並大抵のことではなかったと思います。
「やさしい先生」になることは簡単ですが、
「きびしい先生」でありつづけ、
かつ選手達が「どこまでも着いて行く!」
と思えるような指導者でいるということは
誰にでも出来る事ではないでしょう。
女同士ならなおさらです。
いつもシンクロを見た後は
「あのきびしいコーチのもとで、よくがんばった!」
と選手の努力を思って涙してしまっていた私ですが、
井村コーチの、少しさみしそうな、
でもやりきった! という笑顔には
もうどうしようもなく涙が止まりませんでした。
本当に本当にお疲れさまでした。
あー、思い出したらまた泣けてきたよ‥‥。
(さに)
   
  忘れられないといえば新体操のカバエワ。
世界大会ではいつも優勝なのに、
オリンピックだけは手が届かず、
ドーピングで資格停止の4年間、
優勝後に携帯で話していても
とにかくよかったよかったの個人決勝でした。
(まるは)
   
  女子の活躍が印象に残った大会でした。
一生懸命やったあとの女性の顔は素敵ですね。
新体操個人総合で「銀メダル」を獲得した
Irina Tchachina選手。
逆転の「金」をかけた最終種目で痛恨のミス。
床に伏せた姿勢で演技を終えた
じっと眼を閉じた彼女の横顔をカメラが捕らえました。
サッと立ち上がるまでの一瞬で
全てを受け容れたような表情は
とてもしとやかで美しく感じました。
(蕨市 びびりまくり 35・独身)
   
  新体操でいちばん目をうばわれたのが、
ウクライナの総合5位の
ゴドゥンゴ選手のリボンでした。
リボンは黄色に黒い縁取りのタイガースカラー。
そのリボンの動きときたら、目にもとまらぬ速さで
くるくるくるくる回る、走る、飛ぶ!!
美しい演技は他にもたくさんあったけれど、
「リボン」そのものがあんなにも表情を持ち、
いきいきと躍動していたのは
ゴドゥンゴ選手がピカイチでした。
減点のない演技、加点をねらう演技が多いなかで、
終わったときに抜群の爽快感を
感じさせてくれる演技。
新体操個人総合のフィナーレに、
本当にふさわしい素晴らしい演技でした!
(アテネ燃え尽き症候群)
   
  走り高跳び女子の決勝ラウンド、
ロシア選手が金メダル確定の2.06mを見事クリアし、
大喜びでスタンドのコーチに駆け寄りましたが、
コーチはニコリともせず、シッシッと手で追い払い、
選手は叱られた犬のようにフィールドへ戻りました。
金メダルをとっても世界新のチャンスが残っていたので、
「喜ぶのはまだ早い」という冷徹さを見せたのでしょう。
でも、世界新ジャンプに失敗してしまった後で、
晴れて金メダルを喜び合う
笑顔のコーチの前歯がこれまた金でした。
(Kanno)
   
  陸上男子200m予選、松田亮選手が走った組のこと。
スタート前から解説の方が、
彼の足の故障について触れられてました。
そしていよいよスタートしたのですが、
やはり具合は思わしくなく、
スタート直後から明らかに遅かったのです。
見るからに痛そう。
「ああ〜、そんなに痛いんなら
 無理して走らなくてもいいのに〜」
と思いつつも、他の選手から遙か遅れてゴール。
さぞや無念だったろうな、と思っていたのですが、
インタビューを受けていた彼は
何ともすがすがしく晴れやかな表情でした。
ああ、そうか。
彼は責任感とか義務感なんかじゃなくって、
自分自身のため、
本当にこの舞台を楽しむために
走ったんだなって思えました。
オリンピックのトラックに立てて、
そして走ることができて、
本当によかったですね。
(しょうの)
   
  男子サッカーの話題があまりなかったように
見受けられますので最後にひとつだけ送らせてください。
予選リーグ2回戦対イタリア戦で
3対1で負けているところ、試合終了間際に
セットプレーから日本が1点取り返しました。
既にロスタイムに入っていたので、
急いでボールをセンターに
セットしようとする日本選手から
すばやくイタリアのキーパーがボールを取り上げ
再開を遅らせようとして
イエローカードを貰ってしまいました。
その様子が子供のおもちゃの取り合いのようで
面白かったのですが、そこですかさず
田中マルクス闘莉王選手がキーパーからボールを取り上げ、
あわや乱闘の両チームの選手を制しました。
今思うと、いつも熱いプレーを見せる闘莉王選手の行動は
日本の引き分けへの可能性を
最大限広げる行動だったように思われます。
熱い男の意外なクレバーさに感動しました。
(Kensuke)
   
シンクロのデュオで拍手を誘われると、
何故か自分は涙が誘われます。
いい得点を取ろう、金メダル獲ってやろうと、
そういうのが第一の目的だろうとは思うのです。
だから毎日水の中に8時間も
練習しているのだと思うんです。
でも、観客に手拍子を誘ってみたり、
水に飛び込む前、コミカルな動きをして見せたり、
鍔迫り合いの音にかっちり合った
8人の腕がぴしりと揃ったり、
その動きのひとつひとつが、
審査員よりもっと遠くにいて、
もっと多くいる観客席や、
テレビの前で正座して観ている私の
ちょっとゆるくなった涙腺を直に揺さぶってくるのです。
審査員に届くように練習されてきた動きは
そのまま観客の心を掴む動きだったのでしょうか。
デュオもチームも日本は銀メダルだったけど、
そんなのは全然、問題じゃありません。
金を狙っていた彼女たちに、
この物言いは失礼なのは承知です。
でも、私は彼女たちにかっこよかった!って言いたい。
(なついろ)
   
  男子体操個人総合決勝で、
米国のポール・ハム選手は跳馬の着地に大失敗。
審判席の前まで吹っ飛びましたが、
そのとき審判は机の向こうからサッと両手を伸ばして、
彼の頭と肩を支えました。
さすが元選手(たぶん)。反射神経が素晴らしい!
(M.S)
   

↑こちらもどうぞ↑

男子バレー決勝、イタリア対ブラジルの試合で、
何セット目かは忘れましたが、イタリアの監督が、
会場の大きいモニター画面に自分が写ってるのを見て、
なんと、ウインクしてました。
試合中だっていうのに!
でも、すんごくおちゃめでかっこよかった!
さすがイタリアの男!
(puripurijun)
   
  今回わたしが一番応援していたのは
400m障害の為末大選手です。
前回のシドニーでは転倒してしまって
本当に残念だったのですが
2001年の世界選手権大会では銅メダルを取り
これは次のオリンピックで‥‥と期待していたものの
その後プツンと名前を聞かなくなって‥‥
後のTVで知ったのですがお父様が亡くなられたのでした。
とても大きい精神的ショックを克服してのアテネの代表。
私も本当に嬉しかったです。
「死ぬ気でやれば」と言う彼は
以前の朴訥とした表情に強さが加わって
まさに農民から武士になるがごとくの変化。
予選1回目での走りはまさに「侍」。
ガンバレ「侍」! 北京でね!
そして選手の皆さん。
素晴らしいモチベーションを与えてくれてありがとう!
(ぶぶ)
   
  吉田沙保里選手は、息子の高校時代の1年先輩です。
金メダルが決まったときに
『金メダルだァー』と題して息子へ携帯メールを送信。
「マジ最強やな! バク転しとった?」
との息子からの返信。聞けば、
レスリング部の練習場(レスリング場)と
息子の体操部の練習場(体操場)が隣どうしで、
吉田選手はバク転を
体操部の指導(?)で練習したそうです。
「体操部一同鼻高過ぎてヤバイってもんよ!」
と自慢してました。
因みに体操部はインターハイ出場はしましたが、弱いです。
せめて、こんなので自慢する息子が
少し不憫でもありますが…。
(伊勢や鈴鹿の地名のほうが有名な三重県民)
   
  今回の実況で一躍有名になったNHK刈屋アナと
同じ高校(静岡県立御殿場南高校)の出身です。
(彼の方が10年以上先輩ですが)
オリンピック期間中、みんなが「名実況!」と
言ってるのが、自分が誉められてるようで
とーっても気分がよかったです。
アテネオリンピックありがとう!
(鍾駿祭)
   
  テコンドーの岡本依子選手、残念でしたね。
今から10年程前、アメリカの大学で一緒でした。
ちょうどテコンドーを始めた頃で、
始めたばかりなのに大会とかに出て、
良い成績をおさめてました。
今回、オリンピック試合後のインタビュー、
「試合に出させてくれて、ありがとうございました」
を観ていて、テコンドーを始めた頃の
「すごい楽しい!」って
あの笑顔で言っていたのを思い出しました。
(Go Ducks!)
   
  今年30歳になった私にとって
「これぞオリンピック!!」は
1984年のロス五輪でした。
今から20年前、ちょうど10歳の時です。
ロス五輪はロケットエンジンを背中につけて
空から人が飛んで来た開会式に始まり、
女子バレーのメダルや増田明美さんのマラソン、
陸上のカールルイス、女子体操のレットン、
そして柔道の山下VSラシュアンの名勝負。
そして男子体操森末&具志堅の笑顔の金メダルなどなど、
子供の心には「スゲー、カッコイイ!!」
感動が響きまくりの大会でした。
私の中の、『オリンピック=ロス五輪』という方程式は
その後の、ソウル、バルセロナ、アトランタ、シドニーの
数々の感動をもってしても揺ぎないものでした。
ソウルのジョイナー、ベン・ジョンソン、
金メダルを上野でなくしたレスリングの小林さん
バサロの鈴木大地‥‥。
バルセロナの岩崎恭子ちゃん、シンクロ小谷実加子、
マラソンのコケちゃった谷口選手‥‥。
アトランタの有森選手、柔ちゃんの敗戦、
サッカーマイアミの奇跡‥‥。
そしてシドニーの高橋尚子の金メダル、
井上康生の表彰式、柔ちゃんの初優勝‥‥。
4年ごとに毎回興奮して応援して、たくさん感動したはず。
それでも、『オリンピック=ロス五輪』。
しかし、アテネはやってくれました!!!
連日の興奮は10歳の頃には感じ取れなかった、
『想い』をいうものを30歳の私に残してくれました。
子供だった私の心に、直球で響いた感動。
それとは別物の、大人になったから感じられた
いろんな『想い』という感動。
数々のメダルに隠された秘話はもちろん、
選手やその周囲の人々の努力や応援など、
いろんな『想い』を
たくさん感じた17日間のアテネでした。
オリンピックに出場する選手の皆さんの
努力や試練とは比べ物にならないでしょうが、
私だって、30歳になるまでに、
泣いたり、笑ったり踏んだり蹴ったりの日々。
そんな中で見届けたアテネは私にとって、
『大切なオリンピック』になりました。
(サチコ30)
   
  ■オリンピックのあった風景
   
  祭りの後、腑抜けになったかあちゃんの周りを、
3歳と6歳の子供たちが
「♪ピータファンデンホーヘンバンッ!
  ホーヘンバンッ! ホーヘンバンッ!」と
高らかに歌いながらスキップしています。
ちなみに我が家は『ロンドン橋』を採用しています。
(セサミン)
   
近所のコンビニで、外にテレビを置いて
オリンピック中継(BS1)を流すんです。
何かを売りつけるでもなく、
ただテレビが置いてあるんです。
仕事帰りのサラリーマンや、塾帰りの小学生、
犬の散歩中のおばさんが
偶然集まって同じ試合を見るんです。
みんな同時に歓声や溜め息をついて、
また散っていくんです。
お互いに会話はないんだけれど
一体感があって好きだったなぁ。
そんな日々も、もう終りなんですよね。
ありがとう! JR川崎駅西口近くのコンビニ店長!
4年後は何か買います!
(きみこ)
   
  閉会式を一緒に観ていた夫が
聖火が消えていく様子に目をウルウルさせて、
「人類は戦争とかバカなこともいっぱいするけれど、
 こんなに素晴らしいことも出来るんだよね。
 エイリアン(異星人)がこれを観ていたら
 きっと感動すると思うよ」と言いました。
エイリアンかぁ。
ちなみに我が夫は、超現実主義、
超個人主義のイギリス国民で、
研究所に勤めるサイエンティストです。
(サクラソウ)
   
  ああああ! 終わっちゃったよ!
終わりがあること忘れてたよ!
ねえ、私オリンピック前は
なにをやって生きてたの? 忘れちゃったよ。
だって2週間オリンピック観戦しかしてないもの。
夕方5時に寝て夜起きる生活スタイルがすっかり定着。
隣に目薬。
ねえ私何して毎日過ごしてたの? 
頭からっぽおう! ほう!
(寂しがりやの0型より)
   
  とうとう全ての競技が終了しました。
興奮し、感動し、時には悔しい思いもした
2週間分の寝不足の頭に今日浮かぶ言葉は、なぜか
「アゼルバイジャン」
何でしたっけ? この言葉? 国名? 選手名?
‥‥それともなんかの技?
声を出して言うと「ゼルバイ」の部分が妙にきもちいいし。
(OK)
   
  さっきお風呂はいってたら
急に「イシンバエワ」と言う言葉が浮かんで来た。
‥‥なんの言葉だっけ?
最近いろんなパターンでよくあります。こういうの。
(岐阜市 金細工師)
   
アテネが終わった。
アテネの灯が消えた。
いや、アテネの巨大な灯は、小さな灯へと姿を変えて、
北京までの道を照らしているんだ。
アテネで果たせなかった夢は、北京で果たせばいい。
そうだ、諦めちゃいけない。
諦めなければ、夢は叶うんだ。
ああ、北京五輪までには結婚していたい‥‥
‥‥あ、シドニー終わったときも
同じこと考えてたっけ、俺。
ん? アトランタのときも‥‥だ‥‥。
(Jamy)
   
  ア。。朝から晩まで
テ。。テレビの前で泣き笑い
ネ。。眠気も吹っ飛ぶ選手の活躍
オ。。雄叫び上げた深夜2時
リン。凛と輝く瞳の数々
ピ。。ピーターファンデンホーヘンバント
ツ。。掴み取ったメダル以上の人生の財産
ク。。国を越え 時を越え 平和の祭典 永遠に!!
(クロバ)
   
  うちの双子の娘(5歳)は
この間日本女子シンクロ(ペア)のまねをしていました。
まず、出窓から床に飛び込み
仰向けになって足をばたばたさせ
足の裏をくっつけて
多分、あんどん(?)のまね。
そのまま手を取りぐるぐる回る。
しばらくすると今度は、レスリング。
一人が四つん這いになり、
もう一人が上にのしかかったところからスタート。
腰をもって技をかける方と、
かけられまいとしてる方のまね。
最後はテコンドーで、キックがあたり、
泣いて殴り合いになって終わり。
将来はどんなメダルをもらうんでしょうか?
楽しみです。
ま、これも親ばかということで許してください。
(てらいかーさん)
   
  助けてください。
2歳の息子がオリンピック表彰式をみて叫んでいます。
「かっぱ、かっぱ」と‥‥。
彼にはオリーブの冠が河童にみえているもようです。
あんた、そりゃ、メダリストに失礼だって‥‥。
(キューリな母)
   
  せっかく、「亜手音ちゃん」という
名前を考えてもらったのに、
(ありがとうございました)
無情にも、産まれぬまま出産予定日は過ぎ去り、
アテネ五輪も終わってしまいました‥‥。
本当は、出産の日に誰かメダルとったら、
その人の名前をもらう!
な〜んて考えてたのにな。
おかげで、まだ名前考えてません。
トホホ‥‥。ちなみに妻は五輪前、
「期間中に産まれたら、観戦できなくなるから、
 終わってからにして欲しい!」
って言ってましたが、五輪後半は飽きたらしく、
「もう産まれてくれてもいいよ〜」
と身勝手なことを‥‥。
(息子の出産予定日はもう過ぎちゃった)
   
  ■編集後記
   
  オリンピックがなぜおもしろいのが、
ぼくはひとつ確信していることがあります。
それは、つぎになにが起こるのか、
誰にもわからないということです。
そこに立つ選手はもちろん、
選手を指導する監督やコーチ、
ジャッジをくだす審判、運営する役員、
実況するアナウンサー、経験豊かな解説者、
観客席で旗を振る人たち、そしてテレビの前の視聴者。
世界中のすべての人が、等しく、
つぎになにが起こるのかわからないのです。

けれども、つぎになにが起こるのか
わからないのにもかかわらず、
競技を見守る世界中のすべての人たちは、
「こうなったらいいな」と思っているのです。
見守る世界中のすべての人たちが
「こうなったらいいな」と思って観ているのです。

その、おびただしい量の
「こうなったらいいな」を背負い、
選手はそこに立っています。
つぎになにが起こるかまったくわからないのに、
「こうなったらいいな」に向けて、
技をかけ、腕を振り、ボールを打ち、
一歩目を踏みだし、ペダルをこぎ、
狙いを定め、時間差攻撃をしかけ、
アップをし、ひとりごとをつぶやき、
時計を見つめ、合図を待ち、ペースを守り、
土を蹴り、筋肉をしならせ、息を吸い込むのです。

つぎの瞬間、選手はなにをするのでしょうか。
つぎの瞬間、アナウンサーはなにを叫ぶのでしょうか。
つぎの瞬間、カメラはなにを撮るのでしょうか。
つぎの瞬間、「オレ」はなにを観るのでしょうか。

それを世界中の人たちがやっているものですから、
あきれるほどの集中が17日間も続くのです。
こんなにもたくさんのメールが届いたのです。

そのようにして届いたメールを、
毎日毎日、ばかみたいに大量に掲載しましたが、
それは見境がつかなくなっていたわけでも
意地になっていたわけでもなくて、
ぼくはそれを多けりゃ多いほどいいと考えていました。
なぜなら、ほかの誰かが、自分と同じように、
喜んだり、いらだったり、笑ったり、泣いたり、
感動したりしたということを確認できることは
とてもうれしいことだろうと思ったからです。

当たり前のことですが、それができたのは、
たくさんの思いをみなさんが
ここへ寄せてくださったからです。
寄せられたメールを掲載したものを、
たくさん人が読んでくれて、
共感してくれた人がさらにまた
思いを寄せる側となって思いを発し、
そのようにしていろんな人が
よってたかってこのサイクルを
どんどん回し続けてくださったからです。

どうもありがとうございました。
日々突貫工事の輪に加わってくださって、
ほんとうに助かりました。
夜明けなのでこのあたりで終えようと思います。
台風が近づいているせいで、
ものすごい風の音がしています。
『ロンドン橋』を口笛で吹きつつお別れします。
どうもありがとうございました。
それではまた、4年後に?
いえいえいえ、トリノで!


※おまけ

編集・原稿‥‥男子近代一種タイピング 永田(日本)
ページ作成‥‥女子ページビルディング モギコ(日本)
デザイン‥‥‥男子総合マウスクリック 山口(日本)
   
 

2004-08-31-TUE


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