アジオ、アジコ、アジノモト博士
天久聖一の味写入門

第133回 味写を集めよう!(その116)



博士
キミたちはボランティアについて、
考えたことはあるかね?

アジオ
はーい!
ボクは毎朝、頭の中で
公園のゴミを拾ってマース!

博士
ほう。
ワシはこの間、電車の中で
お年寄りに席をゆずる自分を想像したぞい。

アジオ
ボクだって昨日、頭の中で
暴漢に襲われるOLさんを助けたよ!

博士
ワシは毎晩、頭の中で
女子寮の警備員をしておる!
誰に頼まれるでもなくな。

アジオ
いいことを想像すると
気持ちいいね!

博士
諸君たちも、小さなことからでいいから、
ボランティアについて考えてみてはいかがかな?

アジコ
ホントに考えるだけなのね‥‥

博士
では妄想ボランティアが済んだところで、
今週の味写を発表じゃ。

アジオ
まず一枚目はH・N 天下なんちてさんの
作品だよ!

味写No.270「鍋奉行」
写真をクリックすると、さらに大きな写真をご覧いただけます。


アジコ
お鍋の中からボワッと〜♪

アジオ
インチキおじさん登場〜♪

博士
ちびまる子ちゃんの歌が
現実に!

アジコ
ホント、
インチキ臭い顔よね。

アジオ
でも表情はマジメだよ。

博士
ふざけているのか、マジメなのか、
ハッキリして欲しいぞい。




アジオ
その前に具材なのか、
人間なのかハッキリして欲しいよ。

アジコ
具材だとしたら、
可哀想ね。

博士
誰も手をつけないもんな。

アジオ
残された具材としての悲しみが、
表情に表れているんだよ。

アジコ
「残されちまった、悲しみに」
ってところね。

博士
両側のオタマの柄が
バンザイしてるように見えるな。

アジオ
まさにお手上げって感じだね。

アジコ
では、インチキおじさんの悲哀を感じたところで、
次の作品よ。

博士
お次はH・N まゆみさんの
作品じゃ。

味写No.271「仮面の告白」
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アジオ
あ!
ひょっとこのお面から!

アジコ
素顔がはみ出してる!

博士
どうやら本人は
気付いておらんようじゃ。

アジオ
完全に陶酔してるね。

アジコ
顔にお面のヒモを
食い込ませながらね‥‥

博士
左手の結婚指輪も
いい味を出しておる。

アジオ
投稿者のお便りを紹介するね!

 運動会での味写です。
 毎年5・6年生が
 自作のひょっとこのお面をつけて、
 地元のお祭りを模した
 「一小ばやし」を踊るんですが、
 今年は新しく来た先生が一人、
 ノリノリで踊っていました。
 H・N まゆみ

アジコ
え!
じゃあこの人、
ひょっとこ軍団の中の唯一の大人なの?

アジオ
しっかりしてよ!
先生!

博士
いや、子供たちに混じって、
これだけ笑いを取れる教育者も
なかなかおらんぞい!

アジコ
まあこんなミラクルを起こせる先生なら、
生徒たちも付いていくでしょうね!

アジオ
ちなみに後ろのひょっとこたちも、
がんばってるね!

アジコ
特に右端のひょっとこ、
踊りが現代風で素敵よね!




博士
今週はいろんな顔が見られて
楽しかったぞい!

アジオ
みなさんも味写で
顔出しデビューを狙ってみて下さい!

アジコ
ではまた来週!
チャオ!

2007-09-30-SUN

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