TKR
高阪TK剛、じぶんレポート。

----------ROUND.27----------
日本に帰って来ました。


こんにちわです、みなさん。
相変わらずお元気でしたか?
それにしても、いやいやどうも、
4ケ月もたってからこんな事言うのもなんですけど
自分、日本に帰ってきました。
去年の10月2日にです。
で、この前の時に言ってた「場所」も始めてます。
本格的な練習も始めてます。
なのにこうやってみなさんにお会いするのが今なんかえ。
いやね、今までこの世のものとは思えへんくらい
忙しかったんです。
筋肉的にも頭的にも。
そりゃそうだ。
だってね、破壊と建築を同時にやってたんですから。
でね、そんなテンパってる時にこの原稿書いても
なんか違うなーって思ってたんです。
自分にとってここは鍋で言う「ブラインド・コーナー」でね、
必死になればなる程見えない、食べれない所なんです。
まーそれじゃとにかくその始めた事について
ちょっと書きましょうかね。

この前、「理想の格闘技をやる場所を作りたい」
って言う事を言ってたんですけど、
自分はまずこれから手をつけようと思いました。
と言うか、10.2に日本に帰国して
10.9にはもう始めてたんですけどね。
そこ、「G-スクエア」(グラップリング・スクエア)
って言います。
ケビンさんのジム、
「TOTAL WORKOUT」の中でやってるんですけど、
始めて4ケ月、段々形になってきました。
ジム生の中にはもともと格闘技をやっていた人もいれば
全くの初心者の人もいましたが、
いやいや、みんな上手くなったし強くなってますよ。
ただ、そうなるように考えてやってましたよ、もちろん。
自分は、とにかく答えを先に教えて、
それからそれに対して必要なものを
後から付けて行くって言うやり方で
ここはやりたかったんですよね。
ほら、どんな事をやるにしても
「基本」ってのがついてまわるじゃないですか。
そのやろうとしてる事が複雑なものであればあるほどです。
そして事、格闘技においては
その部分が実はものすごく重要なんです。
がね、単純な話、例えば関節技にしても
取れたら勝ちなんですよね。
立ちレス(いわゆるレスリング)だったら
相手を倒せたら勝ちでしょ。
だから格闘技の事をなんにも知らなくても、
立ってる相手を転ばせて関節を取れて、
相手をタップさせる事ができたらそれでいいんです。
その人にとってはそこが「基本」になるわけですから。
ただ、やっていくうちにどうしても上手く行かなくなったり、
逃げられてしまったりする様になりますよ。
自分はね、そう言う事が起こった時に
「実はね、」って、
その人にとって必要なものだけを教えてあげたら
良いと思うんです。
それが1番の近道だし、
自分を崩さないで上達する事ができますからね。
だから自分は大体
「ア-ムロックってのはこんなかたちです」
ってとこからはいる様にしてます。
で、そこにいたるまでの
最低限のプロセスを教えてあげて
あとはとにかく実際にスパーリングの中で
やってもらうんです。
その時点でちゃんとできてたらそれでOKだし、
うまくいかなかったらうまくいく為の
最低限の事だけをまた教えてあげて、ってかんじですかね。
まー、とにかくみんなで楽しんでやってますよ。
なんせ、こういう体を動かしてやる事って
できる様になればなるほど面白くなってくるし、
単純に気持ち良いんです。
そして、そうやって自分の好きな事を楽しんでやっている
「場所」ってのは
ものすごく居心地が良くなってくるんです。
自分はそう言う意味の、
「よい場所」を作って行きたかったんですよね。

こんな感じの事を自分は日本に帰ってきてやり始めました。
ただ、自分は選手としてもやりたい事があったから
日本に帰ってきたんで、
今度はその事についてまた書きますよ。
いやね、実は書きたい事がいっぱいあるんですよねー。
その「G-スクエア」で起こり始めてる事とかも含めてねー。
試合の事とかもねー。

と言うわけで、また今度。

総合格闘技塾 G-スクエア
月曜、水曜、金曜の午後6時から午後8時まで。
入会金 10000円
月会費 10000円
原則として16才以上
問い合わせ 03-3280-5557 
「TOTAL WORKOUT」まで。

 

2002-02-04-MON

back
戻る