OL
ご近所のOLさんは、
先端に腰掛けていた。

vol.85
- whiteman project -



「ゆるゆる」する21世紀型プロジェクトなんだ。

こんにちは。さっそくですが、
「ホワイトマンプロジェクト」
ご存知ですか?
あるいは、あなたの回りにホワイトマンは
”さりげなく”いませんか?

このごろね。
日本がゆっくりと揺れながら
変わろうとしている震動を、
「ジ〜ン、ジ〜ン」と
いいバイブレーションで
足下に感じているんです。
みなさんの足下もそうですか?
ホワイトマン花見
© whiteman#7
インターネットやデジタルで
何が変わるんだろう
どう変わるんだろう、と
このコラムを書きながら
追いかけ続けてきたわけですが
個人の声がちゃんと届くべきところに
届く社会に変わってきたなとという実感が
だんだん大きくなっている気がします。
ズッシリ降り積もった雪が
春の光で少しずつ解けはじめて
あっちこっちに土が出てきて
そこここにかわいい花が咲いて
いるのが見えてくるような。

そのひとつの実現としてNPO(民間非営利組織、
つまり、利潤の分配を目的としない事業をする)
という形もさかんに動きだしましたね。
今私はあるところで一所懸命勉強中なんですけど
このNPOこそかなりインターネット的なものの
現れのように感じているんです。
「雪解け」って泥まみれの汚い状態が
あまりロマンチックじゃないんだけど
とにかくそういう時期だからしかたないじゃん、
って‥。でもそれだけに楽しいんですよね。

そして、今日のホワイトマンプロジェクト。
(ホワイトマンはNPOじゃないけど、
きわめてNPO的だと思うなあ。)

ホワイトマンプロジェクトのことを聞いたとき
「それって量子コンピューティングだわ!
そうでしょ?」と、ひざを打ち、
断然、ホワイトマンという人(?)に
会いたくなったのです。
どういうわけで
量子コンピューティング的かというと
そうだなあ、ホワイトマンプロジェクトが
「ゆるゆる」で「予測不可能」ってところとか
なんだか可能性が無限だなあと思ったところとか
なんだけど、ま、直接な関係はないのです。
だけどカオス理論の「バタフライ効果」みたいなもので、
北京で蝶が羽ばたくとニューヨークで嵐になる
みたいな、遠いけど確実につながりがあるという
という感じ。

では今日は、
「耳のスイッチを入れて」
ゆっくり遊んでいってください。

さて、ホワイトマン。うわっ顔が‥。
ホワイトマン
© whiteman#7

それは人なのか、
もしかしてET=地球外生命体なのか。
言葉は日本語で大丈夫なのか。
そもそもコトバは必要なのか。
会ってくれるんだろうか‥。
何もわからず一抹の不安がないわけでは
ありませんでした。

しかし、ホワイトマンのリーダーのイシコさんに
会った途端、なんだか妙にうれしくなりました。

夢を楽しく語るイシコさん。
イシコ

顔が白いからか、
なんなんだかわけはわからないのだけれど
なんか気持ちよくなるこの感じ、なんなんだ?
不思議な空気でした。
丸い空気でした。
これはなんだろう?
何かビームを出しているのか。
あれ?もしかして人間じゃないな‥と
また最初の不安が頭をもたげてきました。
一体ナニモノなんだ?
何をする人たちデスカ?

ホワイトマンのメンバーは現在38人。
それにしてもこの名前‥。
イシコさんを始め、ほかにも、
かめら〜まん、メタルマン、
ブランドン、オメン、
バランスマン、ピアノン、
アトムン、ツジツマン、
ムジュマン、リーマン、
ストーンマン、ショッカー、
そしてミカエル、とかとか。
そんな名前の白い顔の人々の正体は、
カメラマン(そのまんま)、
画家、獣医、
弁護士、社長、役者、ダンサー、
ミュージシャン、
VJ、プロサーファー、
タイの小学生‥みたいな。
実名をあげると「おーっ!」という人が
いっぱいいるのだけど、
敢えて名前を出さない。
そしてホワイトマンは
世界各地に住んでいる。
かめら〜まん
かめら〜まん
© whiteman#7

そんな方々が白い顔をして何をするのだろう?

「なぜ顔が白いのでしょう?」
まずは素朴な質問をイシコさんに投げかけた。

「たとえばボクは大道芸をやってきたんですけど
クリエイターと何かコラボレートするときに
分野が違うとか会社が違うとかっていうだけで
あるいはプライドもあったりするから、
なにかスムーズにいかないことが起こっちゃう。
できるものが何かシャープなものになってしまう。
そんなことを感じてたんですね。

でも”ゆるゆるな”共有感を作ったらどうか
いい空気感のものが生まれる。
遊びもできるし、自由な発想も生まれる。
ボクの前の仕事からのはずみだったんですけど、
白塗りをして、自分の素を出せるようにして、
名前も変えて”どこどこの何々さん”
ではなくしてしまうことで、
おもしろいものづくりができたらいいな、と。

まず個と個がゆるゆるになると
次は会社と会社がゆるゆるになって
もっと大きく業界と業界がゆるゆるになり
もっと大きくすると国と国がゆるゆるになる。

”シックスディグリー”という考え方があるんだけど
つながりを辿ると6段階目くらいでだいたい全人類と
つながれるというのと似ているんです。
”つながる”というのは一つのキーワードですね。」

イシコさんの話を聴いていて感じるのは、
コミュニケーションのうまさ。
自分たちの出来ることを提示して
一緒にやらないかと働きかける。
「やってくれ」という方向だけでは
誰もついてこないのだ。

ホワイトマン星へ還るんです。

”プロジェクト”ということだけど
どんなプロジェクトなんでしょう?

「ホワイトマンプロジェクトは5年間のプロジェクトです。
2002年に始まって
2007年12月31日に僕らはホワイトマン星へ
還るんです。」

なんだ、やっぱり地球の人じゃないじゃん。
私はイシコさんから流れてくる不思議な波動に
しだいに包まれていきました。

「ホワイトマンは
ホスピタリティとエンターテインメントを
融合して”ホスピテイメント”という
言葉を創りだしました。

ワールドワイドで集まったさまざまな才能が
ショー・書籍・ゲーム・ファッション
映像・音楽・教育・料理など
分野を問わずに予測不可能な動きで
ワクワクする未来のメッセージを伝えます。
直感で動き、表現で遊ぶ、体験型プロジェクト
を展開しているんです。」

これまでの彼らの活動は、
タイのHIV施設バーンロムサイ
こどもたちとのコラボレーションや、
「花見ラジオ」、「古本ラジオ」、
「デザインラジオ」などなど神出鬼没のホワイトマン。
本当のボランティアってどういうことだろう?と
真剣に考えたり、
ホワイトマンを観たと言うと子供から
「すごいやお父ちゃん」と言われることを
めざしてるホワイトマン。


そんなホワイトマンに会える日が迫ってきました。
1月27日〜2月1日まで毎日、青山円形劇場で
「プレゼンラジオ」という体験型プロジェクトを
行うということで、それも、毎日出しものが違うらしく、
何しろ準備も大変らしいんですけどね(笑)。
私はすごい楽しみなんです。

ポスター
© whiteman#7

タイトルとキーワードを並べてみます。

1/27(火)19:00
ホワイトマンのニッポン万歳!!

古典落語、茶道、画家、和魂洋才の舞台美術
粋で素敵な「21世紀の日本カルチャー」

1/28(水)19:00
ホワイトマンのヒーロー誕生!!

ヒーローDJ、映像作家、世紀のGFX大実験
「21世紀の新しいヒーロー像」

1/29(木)19:00
ホワイトマンのものづくり実験!!

物語、紙芝居、BOBLBE-E
「21世紀のものづくり」
boblbe-e

1/30(金)19:00
ホワイトマンの2004年宇宙の旅

レジェンドサーファー、フリースキー、NASA、旅
「21世紀の旅の仕方」

1/31(土)14:00
ホワイトマンの「できるかも」

子供の心、遊び、「遊び方」の達人
「21世紀の子供向け番組」体験

1/31(土)19:00
ホワイトマンの第六感ライブ

映像と音楽と詩と香りの融合、第六感
タマシイが震える「21世紀のライブ」
(私は個人的にすごい興味ある!)

2/1(日)14:00
ホワイトマンの夢の授業

共育(きょういく)、「よのなか」科
みんなが受けたい「21世紀の教育」

2/1(日)17:00
ホワイトマンのゆるカッコイイ生活

仕立屋工場、フューチャーアイズ、食べる音
ホスピテイメントな「21世紀の衣食住」スタイル

毎日ゲストは多彩、満載のようです。
これだけではまったくわからないので
http://www.white-man.com
を見てくださいね。


イシコさんの隣をふと見ると
やさしい笑みを浮かべて、うなずいている
ホワイトマンが一人。この方は‥?

「カマンです。ボクは取材を受けても
顔が載ったためしがないんです。
今回も出るのかどうか、
きっと出ないんでしょうね(泣)。」

なんて控えめな!! でもメガネの奥に光る瞳が
なにやら普通とは違います。ナニモノ?
正体は明かされなかったけれど
どうもオッカケもいるという
人気モノの役者さんらしい。
まーしゃは幸運にも美しい素顔みちゃったし。

カマン
カマンさん、小さすぎ?

未来の匂いがぷんぷんするホワイトマン体験。
いま大注目。間違いない。
ホワイトマンが星へ還る前に
あなたもどこかで遭遇したら ぜひご一報ください。
あ〜私もホワイトマンになりたい!

marsha, Special thanks to Ishiko and Kaman (Whiteman Project)
and Jun Kusumoto (Sunny Side Up)
Photos by marsha except otherwise mentioned.

ご近所のOL・まーしゃさんへの激励や感想などは、
メールの表題に「まーしゃさんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2004-01-22-THU

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