OL
ご近所のOLさんは、
先端に腰掛けていた。

vol.68
- robot, rocket, rockenroll -


お引っ越しで〜す。

こんにちは。

このたび、お引っ越しをしました。
「センタンからウチュウへ」

つまり、ITのセンタンを研究しているところから
ウチュウのことを研究するところへの移動です。

というわけで、これまで、
『ご近所のOLさんは、先端に腰掛けていた。』を
ご愛読いただきありがとうございました。

ほぼ7年になりますが、
センタンに腰掛けていたわたくし。
そのうち3年あまり「ほぼ日」で、
センタンのことやなんかを
わけのわかんないなりにも
挑戦に挑戦を積み重ね、
やや無理やりな感じで(笑)
書かせてもらってきました。

その間にみなさんにいただいた
珠玉のメール、楽しかったです。

「読んでまーす。」(ありがとー)
「お悔やみ申し上げます。」(恐れ入ります)
「もっと自分の意見を自由に書いたら?」
   (そーなんですよね、いろいろ難しいけど…)
「学祭のネタになりました。」(がんばれ、学生さん)
「VRの用語集作りませんか?」(作りますよ〜!)
「ウチの AIBO はね〜。」(センタンAIBOは休暇中)
「ゲームの開発現場を見に来ませんか?」(行きました)
「こんにちは。フィンランドの○○○社の者ですが…。」(うぉっ!)

みなさんの楽しい提案のおかげで
いろんな経験をすることができました。
ほんとにありがとうございました。

そして季節は何回もめぐり
今年の早咲きの桜に急かされるように、
センタンをトットと卒業することになりました。

次なる場所は、
なんと…、
ウ、ウチュウ、です。
宇宙にぶっ飛ばされてしまったようです。
そうなったら永遠に「さいなら〜」っていうことにも
なるけど、
ま、なんとか地に足を付けてのウチュウ事業です。

ウ、ウ、ウチュウ〜?
また〜あ、とお思いでしょう?
ま、とはいってもね。
ほんとに宇宙飛行士になったらすごいですけど。
そんなわけなくて(あったりまえだ〜。クラッカーだ。)
私のいるところは、
ウチュウと言っても「地球観測」をするところで
地球を研究することになります。
まさに世界最速の「地球シミュレータ」が
活躍するところでもあります。

2004年に H2A ロケットに積み込む(予定の)
エイロス衛星から送られてくる(予定の)
画像データを解析して、それを地図作成や、
災害復旧や、生態系の維持や、環境保全や、
まだよくわかんないのですけど、
もっと多分いろんなことに利用するらしい…。

わたしは、その解析結果とか研究のことを
皆様にお伝えするホームページを
作っていくことになったのです。
となると、これまでセンタン研で見たり聞いたりした
コンピューティングの威力が、
発揮される「実践編」を、
いよいよ見ることができるわけです。
いい流れだなぁ〜。
アメリカのNASAがITのセンタン研究に
どれだけ貢献したかをみると、
この中に入っていく私も運命的なものを感じたりして。

サイシンのニュースは、
Aqua(アクア)の打ち上げです。
Aqua は、NASAの「デルタII」ロケットに
乗っかった衛星の名前です。
その Aqua に
地球という「水の惑星」を見つめる
観測センサ「AMSR-E」を搭載して飛び立つんです。
どうかご注目を。

でもね、わたしったら、
今はまだ新しい宇宙の水に慣れなくて、
なんだか無重力な感じです。
どうなるんだろう。
darlingが以前
「この人はこの先宇宙に行くか地下に潜るか」
なんて予言していたのですが、
来週、地下に潜っていたりして…ね。

センタンもよろしく。

なんてこと言ってても、
司令塔や研究者たちが作り出してくれてた、
大学院の研究室みたいな自由で
アカデミックな空気の
「センタン」を離れるのはやっぱりさみしいです。

今後イレモノやナマエはもしかすると
変わるかもしれないけど、
センタンはこれからも
センタンを研究していきます。

ITの未来ってやつを、
世界をばっちり視野に入れて、そして、
日本がITによって変わり行く最短距離を
しっかり示して、
ガイドしていく重要な役目のところだと思うから、
その動きは、わたしもずっと見守ります。

ITのセンタン研究を見ると、
私たちの生活の10年後、20年後が見えてきます。
仕事も、買い物も、老後も、冷蔵庫も、電子レンジも、
コンピュータさえも、形や概念が変わっているでしょう。

だから、というのもなんですが、
みなさんもセンタンサイト
時々チェック、お忘れなく、ネ。
(まだ私の名前を残してくれていますが)

それから、センタンを通して出会った
おもしろくて、変わってて、マジメで
いつまでも少年のキラキラした瞳を持って、
年中ジーンズ履いてて、
サムライみたいな志をもつ、
そんな妙にかっこいい研究者たちには、
すっごーくお世話になってきました。

これからもずっと、
よい先生であり続けていただくことと
期待してますから。(お願い!)

続きます。

だから、
ご近所的センタンの話は
これからも続けていけると思ってます。
デスクは、ウチュウに引っ越しだけどね。

ときどきは宇宙散歩もしたいなぁ。
と、すでにまわりをキョロキョロ。
またウチュウの先生探しを始めてます。
凄そうな研究者がゾロゾロいますね〜。
でも、さすがにまだ声はかけられません。
(だって初々しいからね、イチオウ)

みなさんもこの春、
きっと新しいウチュウに飛び込んで
いろんな「びっくり」に遭遇している人も多いでしょう?
そこではみんなも「びっくり」といっしょに
たくさんの「楽しい!おもしろい!」に出会えますように。
日常もしっかり科学しよう!
だって”ボクらはアトムの子供さ!”ですから。

そんなわけで、1回お休みをいただきましたが、
次回はちゃんと
「グリッドコンピューティング」に戻ります。

「グリッドはねー、
コンピューティングの画期的な
品質向上委員会なんです!!
今ですよ、グリッドを語るなら、今!」
意気揚々と話をしてくれた
グリッド研究センター長の関口さんが
登場します。

もうひとつは、ゲームの話をします。
今までのゲームの概念にない
不思議な世界観を示してくれた
『ICO(イコ)』というゲームをご存じですか?
ディレクタの上田さんとプロデューサの海道さんに
その不思議の謎を聞いてきました。
それも、お楽しみに。

ではウチュウからも、よろしくね。
(やめると思った?そんなわけで続くんです。
あ、タイトルは変わるかも…?)

宇宙飛行士 「男の子は、好きなんです!
ロではじまるもの。
ロボット、ロケット、ロックンロール。
おもしろいに決まってます、宇宙のことは!」
(by Takeda-san of a game company.
  Thank you!)

2002-05-07-TUE

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