ほがらかな名言集 vol.3



嫉妬、っていうと悪い言葉のように思うけど、
前向きに人を愛するエネルギーに、
あるいは自分を愛するエネルギーに
変えることはできるような気がするの…



ぼくの中で
いちばん羨ましい
言葉って、
「一生添いとげる」
っていう言葉。
これって、
ないんだよね。
紙切れ、
ないからね


 
やることはぜんぶ成功するはずだと
勘違いしながら歳をとっていくの。
で、歳をとっていく過程で、
二種類の人がいるのね。
失敗もしたけれども成功もした人、と、
失敗しかしなかった人。
失敗しかしなかった人っていうのは、
小さな成功をしてるはずなんだけど、
それを成功と思わないで、
自分はできないできないできない、って思ってる。
成功した人は、失敗もあったけど、
ものすごい小さくてささやかな成功を、
大切にした人なんだよ。
そういう歳のとり方をすると、
自分の人生って、決して捨てたもんじゃないなー
と思って、若い子たちを優しく見れるんだよね。
“あんたたち、一生懸命張り切ってるけど、
これからいい失敗をたくさんしなさいよ”
って思いながら見れる。


 
ラブレター書くときは、まず泣き言は言わない。
これはポイントね。
ただ、自分の弱いことは平気で言える。
なぜならば、自分の欠点まで含めて
ぼくは自分が好きだから。
あとは読んだ人が勇気づけられるような
手紙を書こうと思うよね。

──単行本収録の章から抜粋掲載しました──

2003-04-24-THU

このウインドウを閉じる