ほぼ日テレビガイドシリーズ  秋の連ドラチェック2009  あややとふたりのプロフェッショナル

焼けぼっくい? スピンオフ?
そしてなにを観る?

同窓会〜ラブ・アゲイン症候群
テレビ朝日系 木曜日 21時
出:黒木瞳、高橋克典、三上博史、斉藤由貴
あやや さて、残り少なくなってきましたよー。
森下 がんばっていきましょー。
荒井 つぎは、なにを?
あやや 『同窓会〜ラブ・アゲイン症候群』、
行ってみたいと思います。
井上由美子さん完全オリジナル作品です。
出演は、黒木瞳さん、高橋克典さん、
三上博史さん、斉藤由貴さん。
荒井 三上博史さんって久しぶりのような
気がしますね。
あやや ええと、どういうお話かというと、
「30年ぶりに同窓会で
 再会したことがきっかけで
 はじまってしまった大人の恋。
 同窓会恋愛に落ちた、
 45歳の男女の純愛を
 本音を交えつつリアルに描く」
ということらしいですが‥‥。
同窓会恋愛って、あるんですかねぇ。
荒井 あるでしょ。
森下 あるよ。
あやや えぇぇぇぇぇええええーーーっ!
── うるさいよ。
あやや あるんですか!
同窓会で、会って、恋が? 
荒井 けっこう起こりやすいですよ。
森下 うん。
正直、リアルで見ると
「げっ!」って感じするかもだけど。
あやや みみみ、見たことあるんですか、
同窓会恋愛。
森下 うちの夫は見たことあるらしい。
みんなで、がーっと同窓会で飲んで、
あっちゃこっちゃで、こう、
焼けぼっくいに火がついたりとか。
荒井 うん、そうっすね。
あやや ひゃひゃひゃああ。
── うるさいよ(笑)。
あやや いや、だって、あの、
ふしゅー、ふしゅー。
── 落ち着いて、落ち着いて。
あやや しっ、質問です!
質問して、いいですか!
森下 なんでも訊いてごらん、
お嬢ちゃん。
あやや 「焼けぼっくい」?
「焼けぼっくり」?
森下 そこ?
── そこ?
荒井 「ぼっくい」ですよ。
「棒杭」と書きますから、
まぁ、木の端くれというか、
ようするに木の棒みたいなもんですね。
あやや あの、焼けぼっくいに火がつくって、
すぐ見てわかるもんなんですか!
あ、あそこ焼けぼっくい! 火!
みたいなの、同窓会で、わかるんですか?
森下 テーブルの下をのぞくと、
手を握ってたりするんじゃないの?
あやや ええええええ!
荒井 うん。
だから、そういう意味では
けっこうリアルな設定のドラマかも。
森下 うん、うん。
あやや ちょっとちょっとちょっと。
重要です、ここ。私にとって。すごく。
とても。大切。デス。
── なんで片言なの。
あやや あのね、このドラマではね、
恋に落ちるかもしれないのは、
黒木瞳さん、高橋克典さん、
三上博史さん、斉藤由貴さんです。
そりゃ、火がつくかもしれないですよ。
むしろ、火がつくさまを
見たいとすら、思いますよ。
でもね、実際の45歳の男女はね、
こういう感じじゃないでしょう?
その、中学、高校のときとくらべたら、
確実に経年変化が起こってるでしょう?
森下 うん。
荒井 うん。
あやや それでも、つくんですか! 火が!
そんな状態の男女でも、火が!
荒井 つきますよ。
あやや つくんだ!
森下 酒が入ればつくでしょ。
あやや さ、酒! 酒ですか!
森下 あと、照明。
あやや し、照明! 照明?
森下 うん。酒と照明で、
人間の理性と審美眼というのは
かなりゆるくなる、気がする。
あやや そそそ、そうなんですか。
荒井 酒と照明ね、ハハハハハ。
森下 だから、酒を飲む店は
全部、うす暗いでしょ。
あやや あ! 暗い! 暗い暗い暗い暗い!
森下 それは、明るくしたら
我に帰ってしまうからですよ。
あやや ひぇー。
森下 だから暗いんですよ。
昼間のようなキャバクラは
どこにもないでしょ。
あやや ないない、ないない。
そうなんだ。そうなのか。そうなんだ。
すいません、私、このドラマ、
俄然、観たくなってきました!
── はははははは。
荒井 でも、たしかにこのドラマ、
いいんじゃないですかね。
森下 そうですね。なんていうか、
「えぐみ」みたいなものを
すごく期待しながら観たい。
── これは、あやちゃんが言うところの
「視聴者が、ひょっとしたらという目線で
 自分を投影できるラブストーリー」、
いわゆる「妄想系」?
あやや 妄想系ですね!
妄想系どころか、妄想特急ですよ!
荒井 たしかにそうですね。
だって、これぐらいの年齢の人たちが、
いまいちばんテレビを観てる可能性がある。
あやや ああー、45歳、たしかに、たしかに。
── なるほど、なるほど。
荒井 45歳ぐらいの主婦とかおじさんが、
同窓会で、昔、好きだった人とかに会って、
っていうのはあるかも。
あやや きぃぃやぁぁああーー!
── うるさいってば。
あやや あの、すいません、
恐ろしいことに気づいたんですが、
わたし、小学校1年のとき、
最初に部屋に飾ったポスターが
当時のアイドル、
斉藤由貴ちゃんだったんですけど
斉藤由貴さんて、もう45歳ですか?
荒井 そのぐらいじゃないですかね。
あやや はぁぁぁぁ、そうなんだ。
ちょっとふっくらしたけど
雰囲気的にはあんまり変わってないですよね。
目をまんまるくして、
キョトンとするところとか。
森下 ああ、そうですね。
あやや はぁぁぁぁ、そうなんだ‥‥。
制服の胸のボタンをね、
下級生にねだられて、
頭かきながら逃げるんですよ。
ほんとうはうれしいくせして。
── 歌詞だよ、それ。
あやや いい歌ですよ、『卒業』。
はぁぁぁぁ、そうですか‥‥。
あのときの、赤いマフラーして
ポニーテールしてる
斉藤由貴ちゃんのまま、
変わってないっちゃ、変わってないですよ。
森下 斉藤由貴さんって、
観てておもしろい役者さんですよね。
宮藤官九郎さん脚本の
『我が輩は主婦である』の
漱石役もおもしろかったし。
あやや ああ、おもしろかった、おもしろかった!
森下 このあいだの、『小公女セイラ』でも、
かなりいい味出していました。
あやや そうそうそう。
あの、思うんですけど、
子どものころに好きだった人って、
わりと、大人になっても
好印象のままですよね?
森下 うん。
あやや だから、わたし、
キョンキョンも好きだし、
ミポリンも好きだし、
マッチに対しても基本好意的です。
森下 んん? あやや、それさぁ、
微妙に早くない?
あんた、年齢ずれてない?
── あ、そうなんですよ。
あやちゃんは趣味と年齢が合致しないんです。
たぶん、10歳ぐらい上の趣味だと思います。
森下 そうだよねぇ。
だって、いま言った人たちって
わたしがビンゴ世代だよ、
マッチとか、たのきんトリオとか。
あやや そうですね。
そのころ、わたし、たぶん
保育園児じゃないですか?
森下 えーー、どういうこと?
あやや お姉ちゃんがいたから、
わたし、のめり込むのが
すごく早かったんですよ。
たとえば、たのきんトリオにしても、
わたしは姉から、よっちゃんをあてがわれて。
森下 なに、「あてがわれて」って!
荒井 「あてがわれて」(笑)。
あやや お姉ちゃんから、
「おまえは、よっちゃんだ」
って言われたんですけど、
わたし、ほんとは、
マッチが好きだったんです!
── これもう、完全にドラマの話じゃないな。
荒井 あの、そういえば、斉藤由貴さんって、
まえにこのコーナーで話題にしたドラマ、
『同窓会』にも出てませんでした?
森下 あーー、あの、伝説の『同窓会』。
あやや 伝説の、禁断の。
荒井 そうそう、あれもタイトルは
『同窓会』だったじゃないですか。
で、両方の『同窓会』に
斉藤由貴さんが出てるんだなあと思って。
あやや もしかしたら、関係者がちょっと狙ってる?
荒井 いや、関係ないでしょう。
ドラマのタイトルも、
かぶって不思議のないものですし。
あやや そうですね。
なんか、いろいろ衝撃的で、
とにかくこのドラマは観たくなりました。
森下 (笑)
警部補 矢部謙三
テレビ朝日系 金曜日 23時15分〜
出:生瀬勝久、池田鉄洋、貫地谷しほり
あやや ああ、残念ながら最後です。
『警部補 矢部謙三』。
荒井 テレビ朝日。
『トリック』シリーズですね。
あやや そうですね。
『トリック』の映画のまえの、
いわゆるスピンオフのドラマです。
最近、『踊る大捜査線』も『相棒』も
スピンオフものを作っていましたが、
多いですよね、このパターン。
森下 うん、そうですね。
あやや 『警部補 矢部謙三』は、
主役が生瀬勝久さんです。
生瀬さんって、ほんとすごいですよね。
文句なくおもしろいし、
軽めのコメディもこなせるし、
朴訥な普通の人も、狂気に満ちた人も、
どんな役もできる。
森下 うまいですよねー。昔は、
槍魔栗三助(やりまくりさんすけ)さん
っていうすごい名前で出てました。
こんなすごい人だなんて思わなかったなぁ。
あいかわらず、私の目は節穴です。
荒井 その名前のままだったら
売れなかったんじゃないかなぁ。
あやや ヤリマクリサンスケ‥‥。
荒井 あと、貫地谷しほりさんが出てますね。
『龍馬伝』のお佐那様。
最近、たくさん出演されてますねぇ。
あやや たしかに、貫地谷しほりさんは、
毎クール、名前を見かけます。
森下 印象がいいんですよね。
たぶん、女の子に好かれるタイプの
女の子なんだと思いますよ。
あやや あ、それってけっこう
重要なポイントですよね。
そうなろうと思ってなれるもんじゃないし。
森下 あと、歳が若いわりに、
というと失礼かもしれませんが、
安定感のある、外さない芝居ができる
貴重な役者さんだと思います。
あやや 「外さない芝居」というと?
森下 うーん、なんていうかな、
たとえば、やりすぎない。
そこまで泣かなくてもいいのに、
みたいなことがなくて、
ちょうどいい具合に
演じてくださるというか。
荒井 ああー、なるほど。
森下 テンポもいいし、
笑いもたぶんできるし。
あやや あー、たしかに
コミカルな演技も上手ですよね。
森下 そうそう。
だから、製作側からすると
いてくれるととってもありがたい
役者さんなんじゃないかなと思います。
あやや そういうふうに聞くと
とってもよくわかりますね。
荒井 この男性もよく見ますよね。
鈴木浩介さん。
あやや そうそう、最近すごくよく見る。
『ライアーゲーム』ではじめて見て、
インパクトがあるなぁと思ってたら、
そのあと、あっという間に、
ダダダダーって出はじめましたね。
森下 インパクトありますよねぇ。
全体的な佇まいは
八嶋智人さんっぽいんだけど、
目鼻立ちは、エロ男爵っていう。
荒井 ハハハハハ。
あやや いえてるー(笑)。
森下 謎だー、この人は。
気になっちゃうんですよね。
あやや あと、この男の子もよく見ますよ。
ええと、難しい漢字の人。
生姜の「姜」のつく‥‥
そうそう、姜暢雄(きょうのぶお)さん。
荒井 あ、観ますね。
この方はどういう人なんですか。
あやや この人も、例のあれですよ、
ジュノン・スーパーボーイ出身。
森下 よく知ってるねぇ(笑)。
あやや チェックしてますからね。
見果てぬ夢として語らせていただくと、
わたし、いつかやりたいんですよ、
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの
審査員を。
森下 ははははは。
その意味でいうと、
オレは「欽ちゃんの仮装大賞」の
審査員がやりたい。
森下 はははは。
あやや はははは。
昨今の「なんでも17点」みたいな
風潮をどうにかしたい。
18点分のランプをオレに任せてほしい。
2点分はゲストにあげる。
荒井 永田さん、司会じゃなくなってますよ。
── ああ、すいません、つい。
森下 東京糸井重里事務所って
なんか、イケメン発掘コンテストの
審査員みたいな仕事はないんですか。
── ないない(笑)。
あやや ないです。
でも、イケメンを発掘したいです!
── この連ドラコンテンツが
すでにその仕事なんじゃない?
森下 ここで語られるようになるまえに
チェックしたいんだよね?
荒井 「ほぼ日イケメンコンテスト」
みたいなことをやればいいんじゃないですか?
「ほぼ日ボーイ」。
── 「ほぼ日ボーイ」(笑)。
森下 「ほぼ日ボーイ」(笑)。
あやや いやー、そういうんじゃない!
そんなボーイ、いやー!
── 絶対、ルックスだけじゃ優勝できないね。
あやや なんか、おもろい人が勝つに決まってますよ。
しかも、上手なお笑いじゃなくて
すっごく特殊な感じの。
じゃなくて、ふつうのイケメンを発掘したい!
── でもね、真面目な話、
テレビを通すとどういうイケメンがウケるのか
よくわかるつもりのあやちゃんも、
審査員席に座ると、間違うんだと思うよ。
あやや あーーー、そうかも!
それはすごくそう思いますね。
わかりました! イケメン発掘は、
潔く妄想にとどめておきます。
荒井 内容についていいうと、
『トリック』での仲間由紀恵部分は
どうするんでしょうね。
あやや あ、そういえばそうですね。
荒井 そこを貫地谷さんがやるんですかね。
あやや うーん、どうなんだろう。
荒井 まぁ、シリーズものということで
品質は保証されてる部分がありますから、
ちゃんと数字を取りそうですね。
『トリック』好きの人はまず見るでしょう。
あやや そうですね。
森下 『トリック』好きの人が
いまどれぐらいいるんだろー。
私も『トリック』は大好きでしたけど、
放映当時の熱があるかというと、ちょっと。
あやや たしかに時間が空きすぎてるというか、
なぜいま、という気はしますね。
荒井 それはありますね。
あやや でも、純粋にドラマのひとつとして考えると、
やっぱり魅力ありますよ。
今回、生瀬さんとコンビを組むのが
池田鉄洋さんっていう、
すごくおもしろい役者さんなんです。
生瀬さんと池田さんがコンビの
ドラマがはじまるって聞いたら
わたしは間違いなく「おお!」って思って
観ちゃいますね。
森下 あー、たしかに。

で、けっきょく、なにを観る? 
3本選びましょう!
── はい、それでは、恒例の
「まとめ」をやってみたいと思います。
個人的にこれは観ます、というドラマを
3つ挙げてください。
あやや うーん。ほんとは、初回にかぎっていうと、
今日、タイトルが挙がったドラマは
間違いなく全部観ますけどね‥‥。
── そういうディープな答えは期待してません。
ふつうに、3本挙げてください。
あやや うーん、月9の『月の恋人』は観るなぁ。
森下 とりあえず観ますねぇ。
あやや あと『新参者』もいいよねぇ。
荒井 そうですねぇ。
── はいはーい、3本決めてください。
あやや 今回ね、じつは、けっこう‥‥。
森下 多いんですよね、観たいドラマが。
荒井 多いです。
あやや 豊作だと思います。
── え! そうなんですか!
すいません、うかがってると今回は
「うーん‥‥」っていう口調だったから
厳しい感じなのかと思ってました。
荒井 いやいやいや、いいですよ。
前のクールが不作だったので、とくに。
あやや はっきり言って、今回は豊作ですよ。
── 豊作の口調には思えませんでしたよ。
森下 たぶん、本気で観るつもりになっちゃうので
資料を読んでるんですよ。「ほう」って。
荒井 3本だけを選べないぐらいあります。
あやや ね。
── あ、そうなんだ!
しかも、なんていうんでしょう、
そういった会話がまったくなかったのに
3人のこの共通したトーン。
あやや (司会者の驚きをまったく無視して)
うーん‥‥正直、ほんとに選べない。
荒井 絞れないですね、3本に。
あやや 絞れないです、ほんとうに。
『月の恋人』、『新参者』‥‥
『素直になれなくて』でしょ‥‥
『チーム・バチスタ2』は観るし、
あと、『同窓会』と『絶対零度』は
どうしようかなぁ。
でも、『怪物くん』も観るしなぁ。
── あやちゃん、それ、全部だ、全部。
あやや そう。そうなんですよ。
森下 だから、全部観るんだよね。
あやや 『臨場』は観るしなぁ‥‥。
でも、ほんとに、間違いなく、
わたし、全部観ますよ。
── 3つに絞ってくださいよ。
わかってくださいよ。
3つで十分ですよ。
あやや じゃ、まず『月の恋人』!
── よしきた。と?
あやや 『素直になれなくて』!
── と? もうひとつ。
あやや ‥‥うーん‥‥むーん‥‥
『チーム・バチスタ2』は絶対、観るけど、
ここでは挙げないことにしよう‥‥うわー。
── 3本目を! お願いします!
あやや 3本目なぁ。難しいなぁ。
ああー、難しいけど、『新参者』!
『新参者』にします!
── 続いて、荒井先生、お願いします。
荒井 選べないな、マジで。
ほんとに、絞れません。
── そこをなんとかお願いしますよ。
わかってくださいよ。
荒井 まず、名作の多い北川さんに期待して、
『素直になれなくて』。
あと2つ、なんだろうなぁ。
意表をついて、『同窓会』を入れます。
あやや おおー。
森下 なるほど、なるほど。
あやや 荒井先生はいっつもここで
「そうくるか!」っていう
いい1本を挙げるんですよねー。
── あと1本。
荒井 うーん、選べないなぁ。
── わかってくださいよ。
荒井 この時点では『月の恋人』の
情報が少なすぎるんですよね。
森下 そうなんですよ。
荒井 外すか、入れるか‥‥うーん。
あやや わたしは、とにかく、木村拓哉さんのドラマは
おさえておきたいという気持ちと、
リン・チーリンさんが
いるということで決めました。
『レッド・クリフ』、きれいだったから。
荒井 そうですねぇ。観るもんな、やっぱり。
『月の恋人』にします。
── ありがとうございます。
じゃ、森下さん。
森下 絶対観るのが、『臨場』と、
うーん、わたしね、『八日目の蝉』。
あやや ああー、それかぁ、いいなぁ。
荒井 それを言うと『Mother』もくるんだよな。
森下 そうなんですよ。
わたしどっちかなぁ、って。
ほんとは『Mother』も入れたいんですよ。
でも、そうするとそれだけで
3本になっちゃうんで‥‥。
『同窓会』と『素直になれなくて』も、
すごい迷うんですよ‥‥。
どっちにしようかな‥‥。
なんか、世代的には、
絶対『同窓会』を観たいんですけど、
でもでも、『素直になれなくて』が
気になって気になって仕方がなくって。
あやや わかりますー(笑)。
森下 テレ朝に偏るのもアレかな、
という理由にならない理由を持ち出して、
『臨場』と『素直になれなくて』と
『八日目の蝉』の3本にします。
── ありがとうございます!
あやや あ、『素直になれなくて』は
たぶん、全員が挙げましたね。
荒井 そういう意味では、
今回ピックアップする1本は
これになるのかな。
── お、めずらしく、すんなり。
あやや やっぱり、セクハラとEDという
強烈なキャプションが効きましたか。
荒井 渡辺えりさんの怪演に期待ですね。
── わかりましたー。
荒井 うーん、しかし、
『絶対零度』っていうのも、
よさげだと思うんですけど‥‥。
あやや そう! 『絶対零度』も、じつはいい。
やっぱ、『絶対零度』も入れようかなぁ‥‥。
── いや、もう、そのままで。
まぁ、なんかの権威があったり
賞が授与されたりというものではないので。
荒井 そうですねー。
ほんとの結論としては、
選べないほど、今回は充実していると。
あやや そう、充実してる。
森下 困りました、と。
荒井 絞れません。
あやや うん。絞れません。
── ええと、見出し的には、
今回の「観る前ドラマ大賞」は
『素直になれなくて』ということに
決めさせていただきたいと思います。
あやや ありがとうございましたー!
森下 たのしかったです。
ありがとうございました!
荒井 どうもありがとうございました。
あやや つぎはいつにしましょうか?!
── 早い、早い。
森下 (笑)
荒井 (笑)
(おしまい)

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2010-05-08-SAT