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ほぼ日年表 ver. 3.1
ほぼ日の8年間を振り返って
おおざっぱな年表をつくってみた。

いっしょに振り返ったりしてみてください。

2000年度(2000.06〜2001.05)
6月

●ほぼ日2周年は何をしようか?
 と考えた結果、伊香保温泉へ社員旅行に行きました。
 6日の更新は温泉サルマークだけ。
 ある意味、快挙でありました。
 でも、私、遅刻いたしました。

●この直前にROCK西本が乗組員になりました。
 当時金髪にサングラスだったROCK、
 温泉に入って頭を洗ったら
 みるみるうちに色が変わり、妙な緑色に!
 ていうか、見たことないみたいな変な色に!
 どうも化学反応を起こしたらしいです。
 いまは黒髪です。更生したみたいです。

←へんな色!

ほぼ日センサー会員の募集をしました。
 (現在は募集をお休みしています)
 ある程度定期的に
 「ほぼ日」を読んでくださっていて、
 「ほぼ日」を理解してくださっている読者を想定し、
 機会があるごとに、意見や感想をいただき
 さまざまなプランを磨き込んでいくための
 会員制度でした。
 「センサー会員カード」というのもつくったんだよ。

ほぼ日のれん会発足。
 いわば「お店のほぼ日サポーター」。
 お店単位で登録していただき、
 センサー会員が会員証を提示してお買い物をすると
 特典がある! という制度でした。
 400ものお店が、登録してくださったんですよ〜!



全日本おやじギャグの祭典 を開きました。
 読んで次の如し。「おやじギャグ」を
 ニッポン全国から募ろう! というコンテンツ。
 20世紀最後の顰蹙企画としてスタート、
 思いの外、もりあがっちまいました。
 みんな、好きよねえ。ほんと。
 名作2題には「直本賞」「茶川賞」をさしあげました。
 直本賞は
 「いい国つくろうキャバクラ幕府なんつってな。
  わしもうまいこと言うなあ」
 茶川賞は
 「昨日徹夜しちゃってね〜。
  着の身着のまま木の実ナナだよ」
 でした。ね‥‥

●「ハリさんのTシャツ」ということわざが、
 ほぼ日にはあります。
 「時間をたっぷりかければ、そりゃあいいもんができる」
 という意味ですが、肯定ばかりでもない。
 「一点集中、力いっぱい仕事をするのはいいことだが、
  倒れちゃ、いかんだろう」
 というような戒めでもあります。
 その語源となったのがこのコンテンツ、
  ハリさんがTシャツ作ってるうっ!でした。
 そう、このTシャツをつくっているときのハリさんは
 鼠穴の4Fの小部屋にとじこもり
 来る日も来る日も「Tシャツくん」
 (というシルクスクリーンの機械)と向き合い
 鶴の機織りよろしく、せっせせっせとTシャツを
 作り続けていたのでありました。
 失敗作はいま「うーさん」が着てます。

←これが「ハリT」だ!

7月

●笑うの大好きな私たち。
 著者のみなさまを、感謝をこめてご招待、
 麻布十番温泉で爆笑イベントを開きました。
 ワハハ本舗関係者だったわたくし(シェフ)と
 吉本興業関係者だったROCKの人選により
 ・雨上がり決死隊
 ・ポカスカジャン
 ・国本武春
 というメンツ。
 けっこう贅沢でしょ?
 またやりたいなあ、お笑いイベント。
 そしてこのとき雨上がり決死隊のマネジャーだった
 小池さんは、現在糸井重里のマネジャーをしております。
 人生は、ままならないものです。

←会場。温泉つき。

Beautiful Songs コンサートがありました。
 思い出すに素敵なコンサートでした。
 darlingが、コピーや、作詞でかかわったこのコンサート、
 ほぼ日でも応援しましたっけ。
 すでにほぼ日に登場していた鈴木慶一さんのほかに
 矢野顕子さん、大貫妙子さん、
 宮沢和史さん、奥田民生さんが、
 ここに登場してくださいましたよ〜。



新宿二丁目のほがらかな人々、スタート。
 最初は「ジョージさん」じゃなかったんですよ。

8月

ガンジーさん。 が始まりました。
 そもそもは、ほぼ日に届いた一通のメール。
 「癌爺」さんという方からメールをもらったのでした。
 余命宣告をされ、「死亡予定日」を目前にしたところで、
 新しいノート型のパソコンを買って、
 数人の身内に向けて『親戚新聞』という
 メールマガジンを発行しはじめたというんです。
 そこでほぼ日は連載をお願いしました。
 あれ、うそだったんじゃないの? と言われるくらい
 長い連載にしましょうよ、って。
 ここから1年4ヵ月、この連載はつづきます。
 お誕生日には、
 「花の写真をおくってください」という企画も。

9月

「がんばれ自炊くん」がスタート!
 自炊のレシピは、ある意味みんなの家から門外不出。
 いわば「経験」が、あちこちで眠っているわけです。
 その経験をみんなで共有しようよ、というコンセプトで
 この企画が生まれました。
 長く人気コンテンツとなり、
 まとめて単行本にまでなったんですよ!

←絵はリリー・フランキーさん。

10月

ほぼ日フレンチパーカ発表!
 Tシャツづくりができたんだから
 もっと大きな「はおるもの」もできるはず、と、
 フリースをつかったパーカをつくることにしたのでした。
 ほしかったんだよね、こういうのが!
 という思いだけで突っ走った
 素人のぼくらを助け、
 実際に制作を担当してくださったのは
 カジュアルブランド
 「フィールド/ドリーム」さんでした。



●darling、インパクの編集長を引き受ける。
 12月31日から1年間行われる
 「インターネット博覧会」の
 編集長に就任しました。
 ほぼ日とも連携しながらの1年間が、
 はじまったのでした。
 その1年間に登場した方は、
 ほぼ日とはまた別に豪華でした。
 横尾忠則さん、荒俣宏さん、
 清水ちなみさん、栗山英樹さん、
 田口ランディさん、中村勘九郎さん、
 しりあがり寿さん、
 浜野保樹さん、 松井孝典さん、石井竜也さんら。

11月 あれえ、めだって事件がなかったのかな。
記憶にもないぞ。スケジュール帳は残ってないし。
なんいもなかったのかな。そんなことないよなあ。
12月

あみぐるみコンテストの公募が始まりました!
 高森共子さん、日本ヴォーグ社さん、
 いろんな毛糸やさんなどの協力をいただいて
 それなりの大規模で開催されたんですよ。

←課題作品の「天使くん」

●鼠穴でクリスマスパーティーをしました。
 ダイニング部が腕をふるい、抽選で読者にお届けしたり
 著者のみなさんが遊びに来てくださったり。
 「ほがらかな人々」の3人と、
 天海祐希さんが同じ時間にいらして
 妙に意気投合してたのがおかしかったなあ。  

1月 イナカモン座談会開催!
 いきなり元旦に新連載でした。
 匿名だけど有名な人も参加してた座談会でした。
 元チェッカーズの武内享さんとか!

松本人志さん再び登場!
2月 ハーレイ・ジョエル・オスメントくん登場!
 そう「シックス・センス」のあの天才子役です!
 「ペイ・フォワード」という映画のプロモーションで
 来日したところを、インタビューしたのでした。
 フレンチパーカもあげてきましたよ。
 「オー、クール!」って言ってたよ。
 「ジス・イズ・フレンチパーカ!」って言ったら
 通じなかったよ。フランス製じゃないものね。

←フレンチパーカ? アイドンノー!
3月

HOBOP&HOBOT発売!
 「ハリさんのTシャツ」のハリーが満を持して担当、
 “おさるのマークから脱却しよう!”
 というコンセプトで、ロゴがなくても魅力的な商品を
 つくろうと、前年の秋から練ってきた企画です。
 Tシャツにくわえ、ポロシャツも新規開発。
 最初は「ホボップ」「ホボット」と呼んでいたよね。



「あみぐるみコンテスト」スタート!
 読者のみなさんから力作が届きました。

4月 ほぼ日刊イトイ新聞の本出版!!
 まさか「ほぼ日」のことが、本になるなんて。
 コンテンツが書籍化されたのではなく
 「ほぼ日」のありかたそのものが取材されて
 講談社から、ビジネス本として、発売されたのです。
 ほぼ日の黎明期を克明に追った本となりました。

5月

●ゴールデンウイークをなんとしよう?
 いまも人気のコンテンツ「まるでハガキのように」の
 超拡大版をつくって、スタッフの数だけ別コンテンツにして、
 投稿を募り競おうよ、というのが
  黄金まるハガ大進撃!という企画でした。
 ちょっと頭でっかちの企画だったかもしれません。
 でも、読者のみなさんの投稿のおかげで
 乗り切ることが出来たのでありました。

「ぢごくのミーティング」をひらきました。
 これまで、ぼくらほぼ日乗組員は
 「会議を開く」という習慣が、薄かったんでした。
 いま思うと、不思議なことなのだけれど。
 会議に慣れていない、というくらい苦手でした。
 ちょうど、ほぼ日の読者数も増えてきて、
 「ここらでしっかり考えておかないと、先がないぞ」
 とdarlingが発奮、3日間、通常の仕事を休んで
 (でも更新はしましたよ)
 徹底的に会議をひらいたのでした。
 いろんなこと、ほんとにいろんなことを
 これでもか、と話し合いました。
 沈黙が続いても、それが会話になるような会議でした。
 ここで決まったことが、のちの商品になったり、
 コンテンツになったりしていきました。
 今思うと「やってよかった」ミーティングでした。
 けっこうつらかったけど。

←地獄を見てきた顔。

「あみぐるみコンテスト」が、
 な〜んと、第1回ホビー産業大賞の
  「東京都知事賞」を 受賞!
 石原都知事の賞状もらっちゃったい!

ほぼ日創刊8周年に対する激励や感想などは、
メールの表題に「8周年」と書いて、
postman@1101.comに送ってください。

2006-06-06-TUE

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