10個目のレシピは「豆腐ドーナツ」です。
今回はレシピを更新する前に
「つぎは少しハードルを上げますよ」とつぶやいたので、
どきどきさせてしまったかもしれません。
実際、ひとり暮しだとなかなか揚げものをする機会がなかったり、
汚れたり片付けが嫌だったり、はねるのが怖かったりして、
ふだんは家で揚げ物をしない方も多いと思います。
そういう私も大きな声では言えませんが、
揚げ物はあまり得意ではありません。
でもドーナツに関しては、
家で作るのがいちばんおいしい！
と思うので、時々作りたくなってしまうのです。
熱々ふわふわのドーナツは、
お店では味わえない特別なおいしさがあります。
そのおいしさを味わってほしい、
ちいさなレシピならきっと、
みなさんも楽しんでくれると思い紹介することにしました。

今回はお豆腐を生地に練り込むことで揚げたてはふわふわ、
時間が経つとしっとりもちっとした食感が楽しめます。
おとうふのにおいはほとんどしません。
やわらかめの生地なので少々扱いにくいのですが、
これが軽やかな食感につながっています。
油っこくないと驚いた方も多いようでしたね。
生地自体の甘さは控えめにして、
その分、きなこと砂糖をまぶしたり、
アレンジが楽しめるようにしてあります。

揚げものが上手になる近道はなくて、
慣れること、繰り返し作るしかないんだなと
あらためて感じました。
お母さんのエビフライや天ぷらがおいしいのは、
わたしたちが子供の頃から
ずーっと作ってくれているからなんだと思います。
今すぐにはお母さんにかなわないかもしれませんが、
時々は家族やおともだちのために、
揚げたてのドーナツを作ってみませんか？

【材料】

　絹ごし豆腐　100g
　砂糖　大さじ３
　溶き卵　30g（約1/2個）
　油　10g
　薄力粉　140g
　ベーキングパウダー　小さじ1
　揚げ油　適宜
　きなこ、砂糖　適宜

【材料や道具のこと】
・お豆腐は絹ごしを使いました。
　やわらかいので泡立て器で簡単に潰れ、
　他の材料とも混ざりやすいからです。
・砂糖はきび砂糖、油は太白ごま油、
　薄力粉は日清フラワーを使いました。
・揚げもの用の鍋はふだんから使い慣れたものを。
　私は少量の油で揚げるため、
　ミルクパンに1/3〜1/2ほど油を入れて使います。
　たくさん入れると温度が下がるので少量ずつ揚げ、
　そのまま火にかけていると温度が上がりやすいので
　火から離したり工夫しています。

【準備】
・鍋に油を入れておきます。まだ火はつけません。

【作り方】

1.ボウルに絹ごし豆腐を入れ、泡立て器でよくつぶします。　　
　砂糖、溶き卵、油の順に加え、その都度よく混ぜます。　　
　薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい、　　
　へらでさっくりと練らないように混ぜて、　　
　粉気がほぼ見えなくなればOK。　　
　混ぜすぎるとべたべたして扱いにくくなります。　　
　このタイミングで油の鍋に火をつけます。　　

・完成したおやつをパシャッと撮影、
　写真付きでツイートします。

・ハッシュタグは→ #LR1 （かならずつけてくださいね）

・レシピに関する質問には、ほぼお答えしない企画です。
　140文字以下のちいさいレシピに想像をふくらませて、
　それぞれのおやつをつくりましょう！

・おやつの画像は、翌週水曜日の午前11時が締め切りです。

・おやつの画像をツイートしたのに、掲載されないな、
　という時は、こちらをどうぞ。

・翌週の木曜日には、ツイートされたおやつ画像のなかから、
　なかしまさんが「なかしま賞」を選定します。
　「なかしま賞」には、
　フードムードのクッキーBOXをプレゼント！
　（海外の方には、別のものをご用意いたしますね。）

・同じく木曜日、そのレシピでできるおやつのことを、
　なかしまさんがじっくり解説してくれます。

・ツイッターのことがよくわからない方は、
　メールで画像とメッセージをどうぞ。
　宛先は、lr1@1101.comです。