三谷龍二さんのあたらしい場所。[10cm日記]
 


11月25日 
水回り
玄関ドア、洗面所、それからお手洗いの三カ所は、
既存のものを生かすつもりでした。
 
そして前のふたつはペンキを塗ることで
気持ちが落ち着いたのですが、
このお手洗いに関しては松葉の窓枠がありますので、
ペンキを塗る、というふうにはなかなかいきません。
だからここだけは予定通り
このまま使うことに決めました。
全体の中で、バランスが取れる感じもしたからです。
 
既存のまま、といっても、
実はお手洗いもだいぶん手を入れました。
 
元はこの窓下は、ぐるりとピンク色の
タイルが貼られていましたから、それを全部落として、
その上から漆喰を塗ったのです。
床も新しく張り替えましたし、便器も新しくしました。
 
水回りは暮らしが浸透している場所。
台所、お風呂場、お手洗い、
それらの場所には前の暮らしの時間が
浸み込んでいる気がします。
だからその分重い感じになりやすい。
それに水回りは
格別清潔であって欲しい場所でもあるから、
気持ちよく使える場所になるか、が大切でした。
その後、お手洗いにブリキの救急箱を置きました。
中にはトイレットペーパーの替えと
トイレクイックルが入っています。

2011-01-19-WED

つぎへ
このコンテンツのトップへ
つぎへ