はじめにヨシタケシンスケさんの
絵本

絵本雑誌「MOE」の企画で、
ヨシタケシンスケさんと糸井重里が対談をしました。

ヨシタケさんは、長年イラストレーターの
お仕事をされていたかたですが、
4年前に絵本作家としてデビュー。
第1作の『りんごかもしれない』を皮切りに、
他にない視点が魅力の、なんども読みたくなる絵本を
たくさん世に出されてきています。

絵本雑誌「MOE」の編集部のかたによると、
「いきなり彗星のように絵本界にあらわれて、
すごく新しい発想の絵本を
たくさん出されてきているかた。
本屋さんたちからも『これを売りたい』という
熱意を感じるコメントをたくさんいただくんです」
とのこと。

ヨシタケさんの絵本のファンは多く、
「MOE」が毎年、全国の書店におすすめの絵本を投票してもらう
「MOE絵本屋さん大賞」でも、
ヨシタケさんの本はすでに3回、
第1位を受賞されています。
これは、ほんとうにすごいこと。

さらに「MOE」の2017年4月号は、
ヨシタケシンスケさん特集号。
(これまたすごいこと)

ヨシタケシンスケさんの絵本が
どんな感じなのかについては、
実際の絵本を見てもらったほうがいいと思うので、
すこしだけその内容をご紹介しましょう。

まずはデビュー作の『りんごかもしれない』

(つづきは本でおたのしみください)

こちらは糸井重里がヨシタケさんの絵本を
読みはじめたきっかけの『もうぬげない』

(つづきは本でおたのしみください)

そして最新刊『つまんない つまんない』
「つまんない」がテーマのおもしろい絵本。

(つづきは本でおたのしみください)

ヨシタケさんの絵本の感じ、
すこしでも伝わるでしょうか。

とはいえ、こうやってご紹介するだけだと、
「実はここからおもしろくなるんだけど‥‥」と
なかなかもどかしいところです。

せっかくなので、もうすこしだけ、
『りんごかもしれない』を
見せちゃったりしてもいいでしょうか。

よかったらぜひ、読んでみてください。

さて、そんなヨシタケさんと糸井重里。
対談は大いに盛り上がり、
たっぷり2時間半つづきました。

ヨシタケさんのお話もなんだか、
その作風にも通じる独自のおかしみがあって、
とてもおもしろかったんです。

「似たところがある」という話がでたり。

なんども笑いが起きたりしました。

それぞれの絵本がどう生まれたかのお話も、
たくさん教えてもらいました。

ふたりの話は明日から全9回でご紹介します。

どうぞ、おたのしみに。

(つづきます)
2017-05-11-THU