本読む馬鹿が、私は好きよ。
その13:ジョン=アーヴィングを読む人

今回もまた、泣きますか。

ほぼにちわ。みなさん、そろそろ夏休みですか?
夏休みの間に何読むかきまりましたか〜〜。
この機会に、上下巻とか、やたら厚い本とか
読んでしまいたくなりますねえ。

ジョン=アーヴィングも、
どれもこれも、かなりページの量が多いので、
休みの読書にもいいのではなかしら??
オススメメール心よりお待ちしてますよ。
 
では、今日は、号泣もできるかもしれない
長編小説。
ちょっと前に映画化もされたこちらを。


サイダーハウス・ルール〈上〉

文春文庫
ジョン アーヴィング (著)
真野 明裕 (翻訳)
文庫: 532 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 文芸春秋 ;
ISBN: 4167309645 ;
上 巻 (1996/07/01)

サイダーハウス・ルール〈下〉
文春文庫
ジョン アーヴィング (著)
真野 明裕 (翻訳)
文庫: 526 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 文芸春秋 ;
ISBN: 4167309653 ;
下 巻 (1996/07/01)



「サイダーハウス ルール」が一推しです。
とてもシビアで
悲しい設定なのに
ユーモアに満ちています。

幼い主人公がラーチ医師の
本業を知るシーンなんて凄いです。
泣いて笑って感動し、
そして考えさせられる小説です。
読後しばらくは、
ミースター・ローズの言葉が頭を離れませんでした。
この作品は作者自身の脚本で映画化もされていますが、
小説の方が数倍面白いです。
映画には暴力女メロニィが出てこないんですもん。
彼女の生き様(その結末)を知るためだけにでも、
小説を読んで損はないです。
(indori)

「サイダーハウスルール」が好きです。
あまりにもしつこい描写でねちねちと進んで行く物語。
ただし面白いんだなこれが。
小説中に「ジェーン・エア」と
「デビッド・コパフィールド」
という小説が出てきます。
僕はすでにデビッドを読んでたので、
エッヘンてな感じでした。
主人公の恩師が若かりし頃に性病を煩う場面があります。
僕も経験あるので、同情しました。
説教くさい部分もあるとのことですが、
僕は単純に
この物語に引き込まれ、
楽しみました。

それで充分だと思います。
当時読んだハードカバーの本には、
難しい単語の意味とか西暦とか
書き込んでたりしてて、まるで教科書のようで、
今パラパラ見ても楽しいものです。
ある意味人生の教科書になってるのかもしれません。
今も手元に置いてるってことは、何かあるんだと思います。
これは高校生の時だから読めたのかなと思いますねぇ。
今じゃ気力続かなくてとても読めないや。
でも何十年後、もう一回読んでみようって思ってます。
僕は気が長いんですよ〜。
(あさみLOVE)



そうそう、あまりにも物語は
ねちっこく進むのでありました。
飛ばしてもいい??と思いながらも、
全部よまないと 味わいがなくなってしまうですものねえ。
一気にが〜〜っていう感じでもないかもしれないけど、
でも途中でほうり投げることもできないくらい
物語にドップリと浸れますよ!!
まだお読みになってない方は是非。


ちなみに、この【サイダーハウス・ルール】、
DVDもありますよ。
「感動したいけど、時間がない」というかた、
こちらはいかが?

サイダーハウス・ルール DTS特別版
価格:¥4,700
出演:トビー・マグワイア,その他
監督:ラッセ・ハルストレム
発売:パイオニアLDC/アスミック・エースエンタテインメント


それでは、また次回!

2002-08-09-FRI

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