本読む馬鹿が、私は好きよ。
その7:夏目漱石を読む人

こころできまり。

ほぼにちわ。もぎ・カエルであります。
本、読みあさってますか。
私はこのあいだ、WEBの紀伊国屋書店で
大散財しました。カードの請求が不安です。

さて、夏目漱石ですが、
もういきなりクライマックスです。
どうやら、これできまり、という気配が漂ってきました。

というわけで、下の方に、次回作家の発表もありますので、
そちらもフルってメールください!!

では、

こころ

新潮文庫
夏目 漱石 (著)
価格: ¥324
文庫 - 301 p / 改 版 (1952/02/01)
新潮社 ; ISBN: 4101010137 ; サイズ(cm): 16




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私が薦めたいのは「こころ」です。
あまりにも王道かもしれませんが。

今から5年前・高校三年生のころ、
現国の教科書の中でこの作品と出会いました。
教科書の中には一部しか掲載されていなかったので
カットされた前後のストーリーが読みたくて、
学校の図書館で借りました。
18歳にして初めて読んだ夏目作品でした。

分厚いハードカバーを登下校の間持ち歩き
読み終わったのは学校帰りのバスの中でした。
あまりにも衝撃を受け、
ぼーっとしてしまって
乗り過ごしてしまいました。


漱石が生きた時代は
はるか遠い昔になってしまいましたが
現代の私達にも強く訴えかける、
普遍的なテーマが描かれています。

たまご
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こんにちは。
私のお薦め本は「こころ」です。
高校の国語の教科書に載っていて
授業中に読んだのが、出会ったきっかけでした。

「心の闇」を持って
生き続ける事の苦しみ


この本を読むと、
その一端を垣間見てしまうな気分にさせられるし
その重さに
引きずりこまれてしまうような作品だと思います。

しあん

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やっぱり夏目といえば「こころ」でしょう!!


三部構成の小説ですが、最後の章の
先生・K・お嬢さんの話は超有名ですね。

しかし、それしか読んでない方も
最初の二つの章も是非是非熟読を!

見事なまでの具体描写と
心理描写の相関。

それによって現われるのは一つだけ。
全ての人間の「こころ」がここには詰まっている。

nonn
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「こころ」
あの本を十代で読んでおいてよかったと思う。
内容、全然覚えていないけど。(笑)
衝撃を受けたのは覚えている。
何かしらの影響が、
今の私にあると思う。

でも、ちょっと怖くて、
読み返すために開けない。(笑)

シノン
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夏目漱石は、1冊しか読んだことがありません。
「こころ」です。
小中学校のいつだかに、国語の教科書に
載っていたと記憶しています。
もちろん、一部が載っていたのですが、
これは何だ?どうなるんだ?
ってすごく気になって、本を買って読みました。
まだ、小学生か中学生だったはずですが、
すごくたんたんとした文章で、
大人のはなしだなぁと感じました。
今、読むとかなり理解できるハズですが、
自分の心の状態で、
読んだ後の
感想がいろいろ変わってくる
ハズです。


徳吉
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ここまでくると、
絶対に、読み直さなければならん!
と確信したわたくし。
ああ、本が今手もとにないのがもどかしいくらいだ!

と、いうわけで、
「夏目漱石を推す」アッサリ二回で終了であります。

2002-04-21-SUN

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