本読む馬鹿が、私は好きよ。
その3:宮部みゆきを読む人々。

ちょっと死体は一休み。

ほぼにちわ。もぎカエルです。
本日私は、群馬県嬬恋村にいます。
キャベツをつみとっているわけではないのですが。

その後、新たに宮部さんの本をお読みになった方は
いらっしゃいますか??
よんでみてどうでしたでしょうか??

今日はまずは、メールの整理をしていて、
短編集のおススメのところをみていたら、
短編集のなかの、一つのお話が、人気だったので、
是非、お知らせしようと。
どうやら、死体はでてこないそうですぞ。


我らが隣人の犯罪文春文庫
宮部 みゆき (著)
価格: ¥448
文庫 - 253 p (1993/01/01)
ISBN: 4167549018

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「サボテンの花」
デビュー作「我らが隣人の犯罪」に
収録されている短編です。
小学生のあるクラスの子供達が、
竜舌蘭というサボテンを使って
マジックをやろうとするお話なのですが、
彼らの本当のもくろみが何ともカワイイ。
退職する先生と、子供達との心の交流……
というありがちなテーマを、こんなに温かく、
しかも予想外な展開で読ませてくれるのは
宮部氏だけでしょう。
涙が出て、しかもフフフって笑える。
読後感の幸せ度数は抜群ですよね。
いい作品です。

aphasia/きえまま

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一冊というか是非読んで欲しいのは一作です。
「我らが隣人の犯罪」の中の「サボテンの花」
私が宮部作品の中で最高傑作だと信じて疑わない一作です。
私も6年1組の仲間になりたかった!

佐藤(仮)

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ワタシは宮部さんの短編をすすめたい。
「サボテンの花」(「我らが隣人の犯罪」収録)
まだ宮部さんが、社会派ふうの重いテーマを書き出す前の
ほとんど死体の出てこない
ほよーんとしたハートフルなお話です。
特に子供をお持ちの方、ぜひぜひ。
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ちょっと、ほのぼの系で一休み。
つぎも、コメデイよりで。


ステップファザー・ステップ講談社文庫
宮部 みゆき (著)
価格: ¥600
ISBN: 4062632853

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宮部さんで特に大好きな本がございます。
「ステップ ファーザー ステップ」
人生拗ねててハードボイルドしてたらしき泥棒さんが
小憎らしくも可愛らしい
男の子達の面倒を見る羽目になって。
というコメディタッチの小説なんですけど。
時たま出てくるこの主人公の男性の「疑似父性愛」が
たまらなくせつなくて良いんですよねーーー。
可愛い本なんです。好きだなあ。

あさこ

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長編ミステリーや時代物とはちょっと違う、
ユーモアと心温まるオチが魅力です。
オムニバス形式なので、
二度目以降は気に入った話だけ読み返すもよし、
気が向いたページから読み始めてもよし。
とにかくずーっと楽しめる一冊ですよ。

akiko kumagai

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文章なのに声がきこえてくるようなかんじなんです。
宮部みゆきさんの作品は
ぐいぐい引き込まれて読んでしまう力があります。
それに登場する人たちが生きているように
描かれているのが魅力です。
ミステリーでは事件が解決すると物語は終わりですが、
宮部みゆきさんの場合は
そのあとの「人たち」の描写が
ひとくさりあって、
そこがいいのよ〜。


のんちゃん

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日曜日時間はおありで?
本屋さんに、ほぼにちとご一緒にまいりましょうでは
ありませんか。

もう、そろそろ、
次回の作家さんの選定にはいっているところですよ。
ふふふ。そちらも次回くらいに発表ですよ!
ひきつづき宮部メールもおまちしてま〜す。

2002-02-24-SUN

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