じょうせき

【定石】


例文 小宮山五段の攻めを、
西嶋名人は落ち着いて受け流し、
結果的には双方痛み分けとなった。
小宮山五段が続く手を長考していると、
西嶋名人が突然しゃべりだした。
「昨日さあ、冷蔵庫開けたらさあ、
 なかに石が入っててさあ、
 よくわかんないから食べようとしたんだけど
 やっぱり食えなかったわ。あはははは!」
指し手はじょうせきどおりだが行動は非常識、
というのが西嶋名人のもっぱらの評判だった。

とじる