アロハ |
みなさーん、
ほーぼーにーちーわー♪
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りか |
「読めない土曜の女たち。」、
ひと呼んでヨメナシスターズでーす。
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オガー |
この週末は３連休で、
ちょっと浮かれてまぁす。
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ゆーないと |
えええ〜い。どけどけ〜い。
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オガー |
ゆーないとさん、
どうなさった。
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りか |
先々週は七夕の笹を担いでいたと
思ったら、今週は、
ゆかた（浴衣）担いで。
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アロハ |
夏っぽいわねえ。
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ゆーないと |
花火はー、花火はどこだー！
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オガー |
ありゃ。
花火ハンターか。
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りか |
え。この季節になると
日本各地の花火大会を
追いかけるように渡り歩くという、
あの？
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アロハ |
なんですかそれ。
アメリカの「ハリケーンハンター」なら
有名ですけど。
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オガー |
花火ハンターはただの
花火好きのことですよ。
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ゆーないと |
たぁまぁや〜！
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りか |
まだ上がってないよ！
落ち着いて！
ええと、
ここから行ける花火大会は、と。
今週17日は横浜で、
来週23日は多摩川（調布市）で
あるみたいだよ。
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ゆーないと |
もちろんとっくに調べ済みっすよ。
きゃあー。燃えてきた！
ゆかたはなんにしようかなー。
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アロハ |
ゆかたカワイイよねー。
わたしも今年は着ようっと。
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ゆーないと |
やっぱり夏はゆかたっすよ。
花火にクラクラするついでに、
乙女のコスプレ欲も満たすんでっす。
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りか |
気になるアイツを
狙い撃ちにしたりね！
きゃは☆
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オガー |
言い方、古っ！
まあ今年はいっそう
浴衣ブームが来ると
言われてますしね。
ところで、「浴衣（ゆかた）」って、
ヨメナ語じゃん？
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ゆーないと |
ゆ〜みぃ〜を
きりきぃ〜りぃぃぃ〜〜
心臓めがぁけぇ〜〜〜
にぃ〜がさないぃぃぃ〜〜〜♪
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オガー |
人の話を聞かんかい！
「浴衣」は読めるのか？
おまいさん？
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ゆーないと |
あ、そう言われれば。
それよりか、
あっしはなんでか、
「ゆかた」を書こうとすると
「ゆたか」って書いちゃうんですけどー。
でも着付けできるんですよー。
ゆかたなら！！ えっへん！
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オガー |
へー。いいねー。
じゃ、これ読める？
単
袷
兵児帯
半巾帯
肌襦袢
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ゆーないと |
（単）たん！
（袷）はまぐり！
（兵児帯）へいじおび！
（半巾帯）はんきんたい！
（肌襦袢）はだじゅば〜ん！
最後は自信ありまっせ。
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オガー |
はーい。
最後を除いて全部不正解〜！
残念なり。
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アロハ |
あ、これ全部読めるー。
（単）ひとえ
（袷）あわせ
（兵児帯）へこおび
（半巾帯）はんはばおび
（肌襦袢）はだじゅばん
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オガー |
おおおおー。
全問正解！
どーん！ 持ち点、倍！
びっくりして意味不明！
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アロハ |
えへへ‥‥。
落語担当ですから。
落語会の枕とかで
着物用語は聴いているよ〜。
耳の記憶で読めるあるよ〜。
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りか |
全部ゆかたや着物に
まつわることばですね。
ところで、なんで
「ゆかた（浴衣）」っていうか、
ご存知？
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ゆーないと |
うーん。
「浴」は「ゆ」とは読まないし。
てことは当て字なんですね？
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りか |
そうなのー。もともとは、
平安から鎌倉時代に
貴族が湯浴みするときに着ていた
「湯帷子（ゆかたびら）」が
語源なの。
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ゆーないと |
平安、鎌倉時代っつーと、
今の大河ドラマ「義経」の時代っすね。
義経も着たんですかね。
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りか |
「帷子（かたびら）」は、
これまた語源が「片ひら」。
一般的な「袷（あわせ）」の着物に対して
裏地のない「単（ひとえ）」の
着物のことですね。
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オガー |
ま、つまり、ゆかたは
沐浴中や入浴後の汗取りに
着るものだった、と。
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アロハ |
えー。
じゃ、今でいうバスローブ？
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りか |
ん〜〜、まあそうね。
もともとは麻で作られていたのが
江戸時代には木綿で作られて、
庶民も着るようになったんだって。
バスローブほどじゃないけど、
まあ、夜のカジュアルなものだから、
あんまり昼に着たり、正式な場所へは
着ていかないように、って、
親に言われたなあ。
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ゆーないと |
そうなんだ〜〜〜。
でも今のゆかたって、
すっかりおしゃれ着っすよね？
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りか |
帯のところにチェーンネックレスしたり、
衿の内側にチラ見せする
半襟をつけたり、自由だよね！
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オガー |
うんうん。
着物が全体的にブームだよね。
ゆかたには、バリのお土産の、
小振りな籐のバッグとかどうかしらね？
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アロハ |
それいい！
ゆかた、もっと知りたくなった！
ねえねえ、さっき出てきた
「兵児帯（へこおび）」と
「半巾帯（はんはばおび）」は
浴衣で使われる帯？
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オガー |
「兵児帯（へこおび）」は
おもに男性や子供が使うカジュアルな帯、
「半巾帯（はんはばおび）」はゆかたや
普段着の着物で使われる、
これまたカジュアルな帯、だそうな。
ゆかた専用とかいう決まりは
ないみたいね。
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アロハ |
「肌襦袢（はだじゅばん）」は、
あれですよね、着物用の下着。
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りか |
「ハダジュバ〜ン、
ナガジュバ〜ン（長襦袢）
アザブジュバ〜ン（麻布十番）」
の、ニセフランス語でおなじみの。
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アロハ |
ニセフランス語といえば、
「タコハポ〜ン、
イカジュッポ〜ン」
とか。
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ゆーないと |
「ゴマダレブーム？」
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りか |
「ケツクセー？」
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オガー |
こらこら。
てか、襦袢（じゅばん）って、
もともと日本語じゃないからね。
「ジュバン」じゃなくて、「ジバン」。
ポルトガル語の、上着を指す「ジバン」から
来てるんだよ。
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ゆーないと |
どひー。
完全「和」だと思ってたのに、
外来語！
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アロハ |
おもしろいねー。
着物がより身近な感じがしてきました。
ささ、ゆかた選びに行きましょう！
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りか |
花火も落語もお祭りも、
今年の夏はゆかたで！
ゆかたでゆかった、ゆかった。
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オガー |
なんか、
涼しくなったね‥‥。
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