最新の記事 2005/12/16
 
第9回へのご投票を、
ありがとうございました。

今回は、この時期ならではの
「ややこしい問題。」です。
頭を痛めているお父さんお母さんも
いらっしゃるようですよ。
みなさんの出された結論は
どちらだったのでしょうか。

では、相談の内容をもう一度ご覧ください。

問題9 ついにきた、あの問題‥‥


小3の息子が
とうとうこんなことを言い出しました。
「サンタさんってほんとはパパじゃないの?」
その場は、何? その意外な発言、
という風をよそおって
「うちのパパがサンタさん?!」
と、逆にいろいろ質問して逃れました。
どうやら、去年から怪しいと思っていたようなのです。

下に幼稚園の娘もいますが、
もちろん彼女は疑っていません。
それに、彼女にならば、質問されたとしても、
しらをきりとおす自信もあります。
でも、さすがに小3の子供相手にだと、
その自信はありません。

だったら、正直に言ってしまってもいいのですが、
そうすると、事実を知ってしまった息子も
いっしょになって、下の子相手に
しらをきりとおしてもらうことに‥‥。

しかし息子は、
「妹にヒミツだよ」なんてことになると、
余計に態度に出てしまうタイプなので、
息子だけに教えてあげるつもりが、
妹にもばればれ〜ってな結果は目に見えています。

妹(娘)にはまだまだサンタさんを
信じていて欲しいのです。
さらに本音を言えば、
息子のほうもなんとか乗り切れないかな〜、と。
(かよらん)


親の願い、こどもの気持ち。
ややこしいですね。

選択肢は次のふたつです。

A:息子に打ち明け、娘には一緒に秘密にする
B:息子に打ち明けず、娘と両方に秘密を守る

では、みなさんの投票の結果を発表します!



打ち明けません。
   
   


と、なりました。

投票総数:4853

A:打ち明ける 19.3%
B:打ち明けない 80.7%

圧倒的に、差がつきました。
さて、性別や年齢別の集計も見てみましょう。

男女別
女性

A:15.1%  B:84.9%
男性

A:22.4% B:77.6%


年齢別


めずらしいくらい、年齢差を超えて、
結果が揃っています。
「打ち明ける」人は打ち明ける、
「打ち明けない」人は打ち明けない‥‥。
ということのようです。


女性


男性


年齢差と性別から見ると、
多少差ができました。
女の子は現実的。
男の子は夢を見ていたい。
そう感じましたが、いかがでしょうか。


最後にメールをご紹介します。

親御さんのお気持ちにじーんとしたり、
子供の時の気持ちを思いだしたりしながら、
お読みください。

=
打ち明けるほうを選びました。
私には5歳と2歳の娘がいるのですが、
同じような状況になったらたぶん、
打ち明けると思うからです。
息子さんも、疑問が積もり積もって、
耐え切れないで聞いてきたのかもしれない。
だとしたら、取り繕ってごまかすよりも、
素直に認めちゃったほうが
いいんじゃないかな、と。
息子さんも真実に傷つくより、
「それだけ愛されてるんだ」って
感じるんじゃないかなあ‥‥と思います。
妹さんのほうは、巡り合わせですよね‥‥。
まだ信じていてほしい、という気持ちは
すっごくよくわかりますが、
自然にわかってしまうなら、
しょうがないかもしれません。
ごまかし続けて隠せば隠すほど、
「サンタさんを信じていてほしい」
と思う素直な愛情が、
なんか目的を失ってしまうような気がします。
(M)

=
私は小学校の教員をしているのですが、
1年生の担任だったときに、
「サンタはいるよね」
「いや、お父さんたちだよね」
という話題になり、「先生、どうなの?」と
聞かれたことがありました。
そのとき、私は
信じている子供の思いは破りたくないし、
もう知っている子供もいるし、と思いながら、
こう答えました。
「サンタさんはね、いるよ。
 でも、たくさん子供がいて、
 たくさんプレゼントを配らなきゃいけないから、
 サンタさんは忙しいでしょ。だからね、
 『いいですよ、
  うちはこれから私が代わりに渡します』
 ってサンタさんから
 その役を引き受けたおうちはね、
 お父さんたちが渡してくれてるんだと思うよ。
 まだ約束してないおうちは、
 サンタさんが運んでると思うよ」
そのときはそれぞれ
が納得してくれたように思います。
打ち明けているような、打ち明けてないような?
(30代・女性)

=
「打ち明けない」に投票しました。
私自身、やはり小3の時に
サンタ問題にぶつかりました。
自分ではよく覚えていないのですが、母曰く、
学校から帰るなり、「サンタっていないの〜?」と
玄関で泣き叫んだそうです。
学校で友だちにからかわれたのでしょう。
小学生って残酷です。
それでも、母は「いる」と言ってくれました。
ということで、いずれ友だちルートで
現実を知る時が来るので、
親には最後まで信じさせてもらいたい。
蛇足になりますが、
サンタを全面的に信じていた小2の頃、
プレゼントを気に入らず大泣きし、暴れたことが、
今も胸にちくりと痛い思い出です。
ごめんね、お父さん、お母さん。
(ゆうこ・20代後半・女)

=
絶対に打ち明けません。
ちょうどうちも小3の娘がいますが、
ちゃんとまだ信じさせています。
イブの夜にはサンタさんへのホットミルクとクッキーに
手紙を添えて置かせてから寝させてます。
もちろん、翌朝には、きれいに飲み干したマグと、
お菓子のかけらの散ったお皿とともに、
サンタさんからのお返事があります。
とどめは、テープに吹き込んだ橇の鈴の音と
「ホッホッホ〜!メリークリスマス!」と
友人の旦那様に吹き込んでもらったものを
子供が起きそうな時間に、隠したデッキから流します。
この声を耳にした娘は大慌てで起きて来て、
空を見上げてサンタさんを探すのです
が、見当たらない。
「そりゃあ、サンタさんは忙しいから
 挨拶したらすぐ帰っちゃうのよ」
と言うと納得します。
後日、友達に
「サンタさんはいる! だって声を聞いたもん!!」
と力説して馬鹿にされても、ひるみません。
まあ、もう少し夢を見せてあげましょうよ。
(Y)

=
うちの子は中学1年男子です。
今もサンタを信じています。
「信じていない子の所にはサンタは来ないよ」と、
言い続けたからです。
たぶん小学3年くらいの頃に、
友達からサンタは親だと聞いてきて、
ドンヨリした顔で帰宅し、わたしに聞きました。
内心かなり焦りましたが、
「そう思うなら父さんからプレゼントを貰いなさい。
 サンタを信じないのならサンタは来ないよ」
とキッパリ言いました。
でも今年中学生になり、
このあたりではめずらしく電車通学を初め、
なんだか大人の仲間入りをした気分なのか、
「もう小学生じゃあないから、
 サンタにオネガイするのはやめる」
と言い出したのです。
もう絶句でした。
本心で言ってるのか全然わからないけど、
いつの間にか子どもは成長して、
親の手を離しているのね。
その事に気が付かされました。
わたしも子離れか‥‥。
ちょっと嬉しい寂しいクリスマスです。
(W)

=
お兄ちゃんにはうち明けて、
妹には秘密って方に投票しました。
お兄ちゃんが小3なら、
もううち明けてもいいんじゃないでしょうか。
おそらく学校でも「サンタさんはいる派」よりも
「いない派」が優勢になりつつある年代では?
あんまりいつまでも「いる派」だと、
クラスメートにからかわれたりして可哀相だと思います。
それに、お兄ちゃんが妹に
本当のことを喋ってしまわないようにがんばる姿も、
微笑ましくて見守ってやりたい気持ちになりました。
(31歳、独身男性)

=
「秘密を守る」ほうに一票入れました。
というのは、
父がサンタさんの秘密を守ってくれたことを
いまでもいい思い出として大切にしているからです。
わたしが小学校低学年、弟が幼稚園の頃でした。
たぶんわたしが疑いだしたんでしょう、
クリスマスも近くなったある日、父が
「サンタさんに電話しよう」と言って
ダイヤルを回し始めたのです。
「もしもしサンタさん?
 ○○(住所)の××ですけど」
と話しだして、サンタさんに
プレゼントの注文をしました。
お父さんすごーい!
サンタさんと直接しゃべれるんやー!
とわたしは大感激。
これはほんものだとすぐに信じました。
何年後かにはあっさり秘密をばらされましたが、
その頃にはもう淡々と
真実を受け入れることができたので
とくに思うこともなかったように覚えています。
(空飛ぶペンギン・31歳・女)

=
「打ち明けない」に投票しました。
うちも小3の息子がいます。
まさに今日、彼が「サンタは本当は
 お父さんやお母さんだって言う人がいるけど
 それは本当だと思う。」と言い出しました。
でも、そのまま話を聞いていたら
「お父さんがプレゼントを買って隠しておいて、
 クリスマスイブに子供が寝てから
 サンタ服に着替えてトナカイのそりに乗ってきて
 こっそりプレゼントを置いて行くのだ。」と。
お父さんはうちの地下で
こっそりトナカイを飼っているんだそうです。
面白いのでそのままにしておこうと思います。
(まるは・40代・女性)

=
子どもの頃、「実はお父さんの本業は
サンタクロースなのかも」とか、
「わたしはもう大きいから
 ホンモノは来てくれなくなっちゃったけど、
 それじゃ可哀想だと思って
 両親がサンタの代わりを
 してくれているのかも」とか、
「サンタが親っぽいのは、サンタと両親が
 コドモには想像もつかないようなやり方で
 密かにかつ頻繁に連絡を取り合って、
 細かい打ち合わせをしているからに違いない」
とか、いろいろ理屈を考え出しては
自力で疑惑を乗り越えてきました。
今はまだ打ち明けず、お子さんにはおとぎ話っぽくない
リアルなウソをついてみる、というのは如何でしょうか。
ちなみにうちでは、自宅の留守電に吹きこまれた
「ご注文の△△が入荷致しました」というメッセージで
サンタクロースの正体がバレました。
あっけない幕切れでした。
(25歳・女性)

=
打ち明けます。
つーか、小3にもなって、自分で気づけよ、
と思うのは子供がいないから?
私は年長さんのクリスマスに気づきました。
気づいて、でも、これは、
親にはゆってはいけない、と思って、
その後数年間は、騙されて喜んでいるふりを
続けていました。
あまり楽しいものではありません。
気づかれたら、
「バレたか、てへへ」で、いいんじゃないの?
(34歳・女)

=
まさに我が家にも同じ問題が勃発しています。
うちに子は小学校5年生の長女と2年生の長男で、
去年ぐらいから、友達との会話をきっかけに
「パパとママが。。。」と長男の方が言い出しました。
長女も、何となく疑ってはいたようで、
「そうそうッ!」と追い打ちをかけてきて、
思わず『絶対に違う!』と全否定したまま
今年もクリスマスがやって来ます。
私もこの方のように、
(もうばれちゃってもいいのかも‥‥)、
(いやいやもう少し‥‥)、
の狭間でフラフラしていて、かなり煮詰まっていました。
お母さん友達と話していて、
『あんまり信じさせすぎても、イタイやん?』
と言われればその通りと思うし、
『うちの子はまだ信じてるわ〜』と聞けば、
羨ましくなるし‥‥。
もうほとんど憂鬱になりかけた時に
主人とじっくり話す機会がありました。その時、
「実際にプレゼント買ってくるのは僕らでも、
 僕らにそうさせるのは
 サンタクロースなんやないかなあ?
 いつかは自然に解ることなんやし、
 あえて何も説明しなくてもいいねん。
 小学生の間は今のままで行こう。」
という結論に、一応落ち着きました。
まあ、今年は何だかんだ言いながらも
サンタに手紙を書いているので、
うまく切り抜けそうですが、
また来年もフラフラしてしまうんだろうな〜。
(N)


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