| 第２回：
フランソワーズさんが
広島のコンサートで
矢野さまに積年の恩を返したよ篇
全国の矢野ファンのみなさま、ほぼにちわ。
「ほぼ日」へのたくさんのメール、ありがとうございます。
現在行われているツアー「さとがえるコンサート2003」に
行った方からの感想メールも、ありがとうございます。
今回からさっそく、すこしずつ紹介していきますからね〜！
さて、矢野さんに感謝したい！
感謝させて！ わっしょいわっしょい！
というこの企画。本日の参加者は
フランソワーズさんです。
そう「ほぼ日」では「ほめ道を往く。」でおなじみの
フランソワーズさんですが、
じつは彼女、矢野さんとは、
深い深い縁があったのです。
そのおはなしもふくめて、
御本人にレポートしていただきました。
まずは、フランソワーズさんが
スケッチブックにしたためて、
矢野さんに持っていったお手紙からどうぞ‥‥！
矢野顕子様
前略、矢野顕子様。
矢野様にこうして、このような形でお手紙を
書く日が来ようとは夢にも思っていませんでした。
まだ私がエピックソニーの「しばっちゃん」だった頃
色んな同世代のアーチストの方に
「絶対、矢野顕子を聴け！！」と勧められ
恥ずかしながら少々遅い
「22歳の船出」でございました。
「船出」は私の人生を
大きく変えてしまいました。
だって、「船出」ですから。
「女の船出」。
「船出」は初め、 細い流れでしたが
だんだんと大きな流れになりました。
矢野さんとお仕事で出会うことが
出来たのもこの頃でした。
「嬉しかった！！」
本当に！！
「矢野顕子さんの音楽」を初めて聴いた時、
「家中の窓をぜ〜んぶ開けた」ような
「開放的な気持ち」になりました。
「惚れた、はれた、別れた」の歌の世界には
「うんざり」していましたし、
「お説教」はもっと、聴きたくなかった私。
結局「洋楽」に落着いていました。
「いい音」そのものがあればいいって感じでした。
もちろん、矢野さんの全ての
アルバムを持っています。
一番好きなものはその時々で変わります。
エピックソニーにいた頃は「自分」のことで精一杯！
自分の生き方を真剣にまじめに探していました。
この頃のお気に入りは『JAPANESE GIRL』。
大好きなのは『電話線』。
「どんなに遠く離れていても〜♪」
どこに住んでいても「思い」は電話線にのって
どこまでも届きますね。
今はインターネットだってある！！
結婚した頃は『愛がなくちゃね』。
特に『どんなときも どんなときも どんなときも』
この歌は聴く度に目に涙がいっぱい溜まります。
こぼれませんが・・・。
このくらいがちょうどいいんです。
子どもが生まれて「人のために自分の全てを使う」
生活が始まりました。「身も心もくたくた」。
この頃は聴く暇なんてなかったけど
心の中では『Home Sweet Home』が
いつも流れていました。
『風太』に『YOU'RE THE ONE』
『ト・キ・メ・キ』も。
この頃からますます「矢野顕子の世界」への
理解は深まったように思います。
いえ、「矢野顕子さん」以上に
「矢野顕子」だったかも知れません。私が。
そうやって、ますます矢野さんを
好きになっていく私。
でも、しかたありません。
だって、「矢野顕子さん」は「人生の素晴らしさ」
とか、「ピアノのかわいさ」とか「女の船出」とか
「やっぱり、洋服は欲しい」とか
「そうは言ってもお金は大事」とか
「お腹がすいた」とか。
本当に「ためになる事を」その素晴らしさゆえ
おっしゃってしまうのですから。
最後に、
矢野さん、矢野さんが知らないところで
矢野さんが産み落とした「歌」たちが
たくさんの人に寄り添って、
幸せにしてくれています。
本当に、歌っていてくれてありがとうございます！！
今日はそんな感謝の気持ちが
少しでも伝わってくれたら
本当に嬉しいです！！
私も矢野さんの歌を胸に
海へと漕ぎ出したいと思っています。
だって、「女の船出」ですからね！！
愛を込めて・・・。
フランソワ−ズ |
11月27日（木）広島アステールプラザ・大ホールにて
「矢野顕子さとがえるコンサート2003」が行われました。
そのバックステージで
「献上品物納の儀式」を終えてきましたよ！！
う〜ん、緊張する〜〜！！
何故か矢野さんに会うより、
マネージャーのどんべえさんに会う方が緊張する〜！！
言うまでもなく、「世界一素晴らしいコンサート」が
終了して、私はもう、ドキドキ！！
「うまく、お渡しできるかしら？」
「お気に召していただけるのかしら？？」
今回、私からの「献上品」は「犬のぬいぐるみ」。
これにはちょっとした「理由（わけ）」があったのです。
13年前、私はエピックソニーの広島営業所から
東京の本社に転勤になり、
矢野さんの「アーチスト担当」という、
お仕事をすることになりました。
そして、
ニューヨークから来日された矢野さんと初対面の時
「初めての一人暮らしじゃ、寂しいでしょ〜」って
あの、矢野顕子さんがこんな私に
「犬のぬいぐるみ」を
わざわざ、ニューヨークから買ってきて
プレゼントしてくださいました！！
「もう、感激！！」
だから今回の「犬のぬいぐるみ」は
その時のお返しのつもりです。
「犬」には「犬」ということで。
お渡ししましたよ！！
矢野さんは本当に可愛くてきれいでかっこよくて
そして、優しい！！
まず、お見せしました！
矢野さんが昔プレゼントしてくださった「犬のぬいぐるみ」
フラン
ソワーズ |
矢野さん、これ
憶えていらっしゃいます？
|
| 矢野さん |
ああ〜〜！！
これ〜〜。
いや〜、すご〜い！
※訳「懐かしい！！
まだ持っててくれたの？」
という意のはず。
|
フラン
ソワーズ |
で、この犬のお礼に
私も犬なんですけど・・・
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| 矢野さん |
も〜本当に？
そんな〜、ごめんね〜！
|
フラン
ソワーズ |
いえいえ、そんな〜。
で、チョコがお好きなので
不二家のぺコちゃん。
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| 矢野さん |
おお〜。好き好き！！
|
フラン
ソワーズ |
このスケッチブックに
手紙を書いています。
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| 矢野さん |
ありがと〜。返事書くからね！！
犬にも名前付けるね！！
|
と、このような楽しい雰囲気の中、何とか
「物納成功！！」 よかった〜〜！！
ほっとしました！！
矢野さんにお会いすると、ずっと矢野さんのそばに
いたくなっちゃいます。
なんだか胸が「ス〜」っとして、
「ほっ」として「うれしくて」「たのしくて」。
大好きってことですね！！
あ〜〜！！いい日だったな〜。
みなさん、私なんかがこんないい思いしちゃって
本当に、ゴメンネ。
「献上品物納レポート」終ります！
というわけで、写真は手ぶれしておりますが
（どうやら、同行者が緊張したもよう）、
無事物納成功！ というわけで、
献上品#002
フランソワーズさんより
「犬のぬいぐるみ」 |
となりましたっ。
さー次は誰が登場するか？
ちなみに、前回、「交渉中」としておりました
槇原敬之さんと清水ミチコさんが
参加を快諾してくださっております！
詳細未定乞御期待。そして、
嶋田ちあきさんと「ほぼ日」との
第一回目の打ち合わせも済んだところ。
鋭意、取材をすすめますよ。お楽しみに〜〜！
読者のみなさまから、
矢野さんへのメール。
矢野顕子様
あなたの歌声を聴くと、
高校生の頃にタイムスリップします。
気持ちよくてうれしくなります。
テレビから今日その歌声にばったり出会いました。
「あたしンち」で流れていて、
家事の手を止めてテレビに釘付け。
よかった。今日も生きていて。
あ、別にわたし悲観的な人生ではありません。
どちらかというと前向きで建設的な方だと思ってます。
たまにくじけるけど。
そんなとき矢野さんの歌を思い出してがんばるのです。
ほんとです。
♪あきらめたくないの 泣きたくなるけれど
おもいきり 大きな字の手紙 読んでね。
や、
♪細い声をのせた電話線は、、
夢中で空をかけてゆく 、、、あなたの耳へ
など、今日通勤バスの中
頭の中でループする歌になってました。
最近は、生活に一生懸命で、
ゆっくり音楽に浸れる余裕と時間がなくて
遠ざかっていたのです。
だから、もっぱら高校生の頃に聞きためた
頭の中にある曲を聴いています。
あの頃はCDなどなく、
レコードでしたから本当慎重に聞いてました。
そういえば、通信販売で初めて買ったものは
矢野さんの「ブローチ」というレコードでした。
確か、お店におけない形状で作ったから
そうなったと記憶しています。
当時、通信販売なんて私の住むところまで
無傷で届くのかと、ほんとに届くのかと心配しつつ
お年玉とバイトしたお金で買ったのを覚えています。
ダイレクトメールで届く新譜のお知らせも
ものすごく大事にして、いまだにとってあります。
結婚しても持ってきてしまいました。
広島のコンサートにすっごくいきたかったけど、
２世帯８人家族うち子供４人を
置き去りにするのは忍びなく、
いつかきっと、、、、、！！！！
という思いでおりますので、
命の限りコンサートをやり続けてね。
（ちょっと大げさかしら？）
一度だけコンサートに行ったことがあります。
２階席だ遠かったけど、
あそこで歌ってるのが生きて動いてる矢野さんだ！！
とひどく感動しました。
ちょっと夜なので一人で盛り上がってしまいました。
私の気持ち届きましたでしょうか？
（寺井かーさん。） |
このごろの矢野さん。
| ピヤノアキコ。 |
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過去発売されたピアノ弾き語りアルバム
「SUPER FOLK SONG」(92年)
「PIANO NIGHTLY」(95年)
「Home Girl Journey」(00年)
から選んだベスト盤。
新録として「ばらの花」「電話線」を収録。
ボーナストラックとして、
デビュー時の'76年に行われた
新宿ロフトの貴重なライブ音源も！
『ピヤノアキコ。』
2003.10.01 RELEASE
ESCL10004
￥3,059(TAX IN)
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| ライブ・ピヤノアキコ。 |
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この10年の矢野さんの
ピアノの弾き語りのライブ映像を収録したDVD。
六本木ピットイン、ニューヨーク、
パリ、ロンドンから、
日光、沖縄での出前コンサートなどの
貴重な映像が収録されています。
『ライブ・ピヤノアキコ。』
2003.10.01 RELEASE
DVD
ESLB 2104
￥4,935(TAX IN) |
| さとがえるコンサート2003。 |
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矢野さん、ただいま日本全国を
ピアノと歌で縦断中！
11/16（日）福岡国際会議場
11/17（月）鹿児島市民文化ホール
11/19（水）新得町公民館
11/21（金）札幌コンサートホールKitara
11/25（火）高知市文化プラザ・かるぽーと
11/27（木）広島アステールプラザ
11/28（金）スターピアくだまつ
12/01（月）仙台電力ホール
12/02（火）山形テルサ・テルサホール
12/03（水）新潟市民芸術文化会館・劇場
12/06（土）愛知勤労会館
12/07（日）松原市文化会館
12/09（火）フェスティバルホール（大阪）
12/10（水）箕面市立メイプルホール
12/12（金）焼津市文化センター
12/13（土）NHKホール
12/14（日）NHKホール
チケットのお問い合わせ先は
こちらをごらんくださいね〜！ |
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あたしンち。 |
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テレビ朝日開局45周年記念作品
映画「あたしンち」
(12月6日全国東映系ロードショー)
主題歌を矢野さんが担当しました。
ニューシングル「あたしンち」は
12月3日リリースです！
『あたしンち。』
2003.12.03 RELEASE
ESCL-2468
￥1,020(TAX IN) |
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