「ほぼ日」はワールドカップに
興味があります!

<ブラジルVSトルコ戦観戦レポート>

準決勝、2試合ともご覧になりましたか?
泣いても笑っても、あとは
6/29(土)三位決定戦
6/30(日)決勝

を残すのみになりましたよ〜。
決勝トーナメント表はこちら
そ・こ・で!

ほぼ日では、読者のみなさんの投票による
「ほぼ日勝手にMVP おまえ最高」
を選出することにいたしました。

今回のワールドカップの
ファーストラウンドから決勝戦までの期間中、
みなさんが
「みんなはどうか知らないが、
 こいつにこそ、オレにとってのMVPだ」

と思える、オリジン厳選な人物ひとりを挙げてください。
ちなみに、ほぼ日モギは
「スウェーデン人の
 いい男審判(名前はわからないけど)だわ!!」
と叫んでいます。そんなのも、モチロンあり!
みなさんの1票1票が、
ほぼ日的MVPを決めるのであります。

募集は、6月30日深夜0:00まで!
メールの件名を「MVP」として、
●選手の名前
●国名(わかれば、でいいですよ)
●ポジション(これもわかれば、でいいです)
●選考の理由

wc@1101.comまで、ばしばし!くださいね。

昨日のブラジルVSトルコ戦には
サッカー貧乏に陥っているROCK西本が
またまた観戦にいってまいりました!
観戦レポート、とくとご覧あれでございます。

<緊急レポート・ブラジルvsトルコ戦>

なんとっ!
ブラジルvsトルコ戦のチケットを
FIFAのサイトから購入することに成功しまして
ブラジルVSトルコ戦にサッカー貧乏になりつつある
ROCK西本とあややが行ってまいりました。


またチケットセンターに行ったのだ。

準決勝だけあってチケットの値段も高い。
定価とはいえ500ドルは辛い。
なんか元を取るつもりで早めにスタジアムに入った。


スタジアム入口に到着

昨日チケットセンターの帰りに買った
ブラジル代表のユニフォームを着込む。
蹴り足が左利きなので
草サッカーでも左サイドバックをするワシは
迷わず、ブラジルの超攻撃型左サイドバック
ロベルト・カルロスの背番号をいれたのだ。
今回はロベ・カルのプレーを
目に焼き付けるのが目的だったりする。
埼玉スタジアムはサッカー専用スタジアムであるため
他の競技場のような陸上トラックがない。
席も前から12列目であったので
非常に選手からは近い位置。
しかも左コーナー側なので
左サイドバックであるロべ・カルが非常に見やすい
絶好の位置だっ!


ロべカルをみるための席とも言える

既にトルコチームのウォーミングアップが始まっていた。



仙台での日本代表戦、大阪でのセネガル戦と
この日で「トルコ3連戦目」のワシ。
昭和の時代だと別の意味にとらえられても仕方がない。
などと考えているとブラジル選手のウォーミングアップが
開始された。
ブラジル選手がピッチに現れただけで
皆のテンションが一気に上がった。


ぶらぶら走るロナウド

パス練習に余念の無いリバウドとロベ・カル

トルコとブラジルのウォーミングアップをみて気づいたが
トルコの選手達は皆、一斉に同じメニューをこなしているのだが
ブラジル選手達は各自バラバラのメニューをこなしている。
こういう所にもお国柄が出るもんだ。
中でもロナウド、リバウド、ロべカルの3人は
サブの選手を相手に「オレ流」な調整を行っていた。
この3人だけは別格といった感じだった。
リバウドとロべ・カルは芝のコンディションを
確かめるようにパス練習を繰り返す。
同じ強さでさまざまなキックを試しているのだ。
そのボールが正確であるばかりか速い。
他の選手も凄いのだが、この3人ばかりは
あからさまにモノが違った。
最後に「とりかご」を始める。
「とりかご」とはデイフェンスの円の中に入って
パス回ししているボールを奪うというものなのだが
こんな豪華な鳥カゴはみたことがない。


この「とりかご」は総額いくらだ?

ウォームアップ終了とともに
スターティングメンバーの発表だ。


ロベ・カルがコールされた!

スターティングメンバーが発表された所で
スタンドにざわめきが・・・
なんと、皇太子夫妻が観戦するというのだっ!
よくみると三都主もいたぞ。


ペレらしき人もいるようだ。

おなじみのテーマにのって
キャプテンのカフーを先頭にセレソンが登場。
イタリア代表は「アズーリ」というように
ブラジル代表のことは「セレソン」というのです。


選手入場

そして待ちに待ったキックオフ!
スタンドからは凄い数のフラッシュがたかれた。


キックオフ!

それからはウォーミングアップでも別格扱いだった
ロナウド、リバウド、ロベルトカルロスを中心に
ゲームは進んでいく。
この3人だけでゲームが動いているとすら、思えた。


ロべ・カルのロングスロー

お目当てであったロべ・カルはこの日も絶好調。
ロナウドを見ていると、普段はぶらぶらしてるんだけど
味方がボールをもった瞬間だけ
凄いスピードで動き始める。
メリハリ効き過ぎとも思えた。


試合を見つめる両監督

トルコにほとんど仕事をさせず前半を終了。
トルコチームは疲れがたまっているのだろうか
動きに精彩が欠けていた。
スタジアムはブラジルの個人技と
えげつない強さを誇るディフェンスに酔った。

そして後半開始直後、
ロナウドが決めよった!


へんな頭だけど決めた

ここからブラジルは予定どうりといわんばかりに
ディフェンスをかためはじめる。
トルコにもシュートは生まれるものの
見ている限り全く危なげはない。
と、ここでトルコベンチが動いた。


マンスズ投入

この日トルコ側の注目選手として上げた
ちょんまげ頭のイルハン・マンスズが投入される。
彼が入ってからトルコチームは息を吹き返すのだが
ゴール前だったり最後の詰めが上手くいかないので
ゴールにつながらない。
すごく良い形で攻め手はいるんだけど
ブラジルの攻めとはランクが違った。


ロナウドが交代

もう攻めることしかないトルコは
次々と攻撃選手を投入していくが
ブラジルも選手を入れ替えて攻撃に対応していく。
もはやセットプレーでしか
攻撃が出来なくなったトルコに対して
ブラジルはカウンター攻撃をしかけ
トルコ選手の体力をうばっていくのだ。
そのゲームを進める力はお見事としかいいようが
無かった。


7人でディフェンスをするブラジル

トルコも細かいパスワークでブラジルをゆさぶり
何度が決定的なチャンスを迎える。
肉弾戦ばかり続いた今までのゲームではなく
テクニックがぶつかりあう
今大会屈指の好ゲームにスタジアムは
両選手の好プレーに声援を送る。


終了!

ワールドカップ観戦4戦目にしてようやく
これがワールドカップだっ!
という試合を堪能できた。
こうなったら決勝も生でみたくなったぞ。
チケットとれるかなぁ?



さて、決勝戦を間近にひかえ、
読者のかたからこんなメールをいただきましたよ。
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ほぼにちは。ワールドカップもほぼ日も
楽しませていただいてます。
先日、ブラジル×イングランド戦の日に、
夫が外苑前のカフェで「ロナウ丼」
食べたというんです
(ほかに「ベッカムサンド」もあったようです)。
その話を聞いて以来、あたまのなかから続々と
スペシャルメニュー案がでてきます!

ブラジル×トルコ戦では
「リバうどん」「ハッサンド」かしら?
からはじまって、
ドイツ×韓国戦は「ツィーゲ鍋」「熱カーン」
ブラジル×韓国なら「ロベカルビ弁当」だ!
お土産には「シー饅頭」「みたらジダンご」……。
人気のアズーリはスマートに
「トッTEA」「ネスタフェ」
「COCOア」「カンナヴァローロ(ワイン)」などなど
考え出したらキリがありません。

ちなみにロナウ丼とは……、牛肉と大豆を煮込んだものと
目玉焼きがご飯のうえにのっていたとのことです。
(harunaさん)

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牛肉と大豆を煮込んだものと目玉焼きで、ロナウ丼。
さっぱりわかりませんが、大豆のひとつひとつが
ロナウド選手だと考えれば、
ありがたい食べものでございます……。


この期間、
流行りそうなダジャレ集

ユベントスのみなさん、
おベントっす。

(千葉県 ナオカエルさん)

ほ、ほのぼのしてるぅー。
おベント、持ちこみたいっすね。
ほっかほかの日本のおにぎりを、
イタリアは、セリエAに!

Juventus ユベントス
創立:1897年
イタリアリーグセリエA屈指のトップチーム
数々のタイトルを総ナメにしてきた
イタリア代表デルピエロ選手もこのチームの所属
http://www.juventus.it/



◎当選者発表です◎

「ワールドカップ公式プログラム」
香川県の舛田さんが当選されました。
おめでとうございます!
明るいビルより本日お送りいたしますので、
楽しみにお待ちくださいね。


みなさまからの投稿をお待ちしています

●ワールドカップに関する疑問やルールについての質問は
 「常識ブック」

●ワールドカップやサッカーに関するいいまつがいは
 「ワールドカップいいまつがい」

●サッカーに関するダジャレを思いついたら
 「ワールドカップダジャレ」

●にわか解説員と化した観客の知ったかぶり発言は
 「知ったかぶり」

をメールの表題にして、どしどし
wc@1101.comまでお送りくださいね!


こっちも読んでね!
フランコ・ロッシさんの
「アズーリにべったり密着50日!」

2002-06-27-THU

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