「ほぼ日」はワールドカップに
興味があります!

<レッツスッキリ! ポストプレーとボランチ>

ああああ、泣いても笑っても
今日が日本代表予選リーグ最後の試合!!!


いまさら訊けない
サッカー常識ブック

日本のプレースタイルを
もちっとわかるとおもしれえよ〜。



柳沢選手が得意だという
ポストプレーとはなんですか?
郵便とは関係あるのですか? ……ないよね。



ポストプレーとは
パスを受けたフォワードの選手が
ほかの味方選手が前を向いてボールを持てるように
いったん後ろを向いてパスを受けて
ボールをキープするプレーのことです。
ボールをキープすることで攻撃のリズムを変えたり
相手ディフエンダーを引きつけておいて
味方選手が前線に上がってくる時間を
稼いだりする効果があります。

プレイ中のフォワードの選手をよく見ると
ボールをもっていないときも
動きまわっていることに気づくと思います。
一見地味なプレーでありますが
自ら犠牲となって動き回ることによって
相手ディフェンダーを引きつけておきます。
そこに生まれたスペースに
中盤の選手が突破しやすいようにするのが目的です。

ポストプレーに似たように使う言葉で、
「くさび」というものがあります。
ゴール前で柳沢がくさびに入って落とした所に
稲本が走り込んでシュート! って場面が
チュニジア戦でも期待です。
6月11日の「あのくさこればい」にも
柳沢選手のプレーについて書かれていますぞ! 必読。



今回のワールドカップで稲本選手を知りました。
稲本選手のポジションがボランチと聞いたんですが
どんなポジションなのですか?



稲本選手、んもー、大活躍ですよね!!
ボランチとはポルトガル語で
「操縦・ハンドル」を意味します。
つまり、ボランチは
チームの舵取りをするポジションなのですね。
サッカーでは、相手の攻撃の決定的なパスを阻止して、
カウンター攻撃などの反撃の起点となったり、
ディフェンスのカバーをしたり、
中盤のスペースをつぶしたりする選手を指します。
(スペースが空いていると、
 そこを狙って相手が攻撃をしかけてきます。
 つまり、守備側が人間もいないところでは
 フリーのまま攻撃ができるということ。
 フリーのままボールをもたせないために
 空いているスペースを作らないよう
 ポジショニングするのです)
中田英寿選手のポジションである「司令塔」に比べると、
やや防御的ではありますが、
攻撃のキーを握る、現代サッカーでは非常に重要な
ポジションなのです。


この期間、
流行りそうなダジャレ集

もっと点をトルシエ!

日本全国で叫びましょう!

フィリップ・トルシエ
日本代表監督



サッカー・酒場の
知ったかぶり

こういうときにゴンを出さなきゃあ!
いったい、どういうとき?

どうやら「ゴンが欲しい」
試合が膠着状態を迎えたり
一発逆転のカンフル剤として気合いを注入したいと
思うときに使われる言葉。
似てるようで似てない言葉で
「こういう時は代打で川藤だろ(浪速の春団治)」
があります。


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こっちも読んでね!
フランコ・ロッシさんの
「アズーリにべったり密着50日!」

2002-06-14-FRI

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