こんにちは、です。
月曜日に更新した「ゼロ回」に、
たくさんのメールをいただきましたよ。
ありがとうございます！

白いシャツを探し続けて、
まだこれという一枚に巡り会えていない一人です。
（MIOさん）

メールをくださったみなさんの多くが同意見でした。

あたしも白いシャツ好き　かっこいいのよ
（匿名さん）

そう、「好き」なんですよねー。
「かっこいいの」がねー！
あたしたちも、そうおもうわ。

私も白いシャツが似合わない派で、
白いシャツを一枚ももっていません。
ベーシックな白いシャツを着ると、
どうしても制服を着ている感じになってしまうのです。
（佐久間さん）

かように、
「ほしいけど持ってない」かたもちらほら。
「制服ぽくなる」っていうのは
も言ってたなあ。

色、柄ものだったらそんな気にならないのに
白いシャツを着ると、鏡の前で「似合わないなぁ…」と
悲しい気持ちになったことは数知れず。
それでも、いつか似合うシャツに出会えるはずと
白いシャツを買っては、鏡の前で挫折し…
また買っては挫折し…
いったい、白いシャツ何枚買ったのか…
数える気にもなれません。
白いシャツだけは難しい。
（匿名さん）

でしょでしょー。でも、
「これだけ懲りたら買うのやめようかな」
っていう気にもならない、この謎の服。

ちょっと猫背。ちょっとなで肩。
全体に細身で、なのに腕は長い。
なんていうか、とっても貧相になります。
襟の形とかいろいろ気にしてみても、どうにも貧相。
（匿名さん）

うちのがまさしくそうです。
細見長身猫背。
“ボタンはちきれ派”からすると
うらやましいくらいだよ、と思っていたのですが、
それぞれの体型ならではの悩みって、あるんですよね。

オシャレな方々は「サイズ感が大事！」とか言うのですが、
これがとっても難しい。（匿名さん）

言われますよね、その言葉！
そういう人は「白いシャツ成功体験」があるんでしょうね。
てことは「サイズって、どういうふうに大事なの？」を
さぐっていくことはすごく重要ですねー。

私も白いシャツが気になります。
でも似合いません。
というよりもサイズが…。
女性特有の問題です。
胸が大きいとそれだけでサイズがなく、
すっきりと着こなせないのが悲しいです。
（じゅんこさん）

身長体重だけじゃないのが、「サイズ」。
とくに女性は胸なんですね。
男性は‥‥腹？
いっしょにするなと叱られそうだけど。

私の場合、一番ネックなのはサイズです。
平均身長より低く、やせ形なので、
ウエストまわりに余裕のあるシャツだと
ベルトをしたときにウエスト部分が
ごわごわしてしまいかっこわるい。
あと、袖の長さが長過ぎるのもかっこわるいんですよね。
そうそう、肩幅も。
白いシャツは、柄物やＴシャツに比べて
サイズがすご～くシビアに感じます。。。
（みおさん）

やっぱりサイズ感！！
そうそう、ちょっと話がずれるかもですが、
ずいぶん前に買ったシャツを引っ張り出して着たら、
「大きい」のです。
それはぼくが小さくなったんじゃなくて
当時のデザインが
「たっぷり」っていう流行だったんですね。
それを今着ると、おかしいのなんの。
肩は落ちてるしウエストは広いし、
アッパッパぽい。アッパッパって死語か。
白いシャツにもサイズ感の流行があるの？

上級者のかたからの意見も届きましたよ。

白いシャツは、好きでよく着ています。
いろいろ着てみて気付いたのは、
サイズが一番重要だということ。
ほんのちょっと大きいだけで、
すごくだらしなく見えるんですよね。
白は膨張色だし、シンプルでごまかしが効かない分、
合わなさ加減がはっきり出てしまうのでしょうか。
なので、白いシャツが似合わないと思っている人は
一回り小さいサイズにするといいかもしれません。
白いシャツはＳサイズのほうが
ぴったり決まることがあります。
たまに、ピチピチ過ぎて失敗することもあるので、
試着はしないといけませんね。
（べーかんさん）

せんぱい、ありがとうございます。
やっぱりサイズって「一番重要」なんだ。
体型に自信がないと、
ぴったり系を着るのが怖いんですよね。
でもそこは乗り越えるべきポイントかも。

白シャツってそもそも
「スーツの下に着る用」のものが多いので、
アイロンをかけるときれいになる
仕様のものが多いのですが、
僕は無精者なので、洗いざらしで着ても、
しわがあんまり気にならないものが良いと思っています。
（匿名さん）

「ノーアイロン」でかっこいい素材！
それはつまり「形状記憶」とかそういうのではなくって、
「しわも、かっこいい」という、
「ほぼ日」でいうと
「中羊糸のくびまき」のようなことですね。
パリッとしすぎないほうがいい、という意見は
ほかにもいただきましたよ。

どんな服でも肌触りを重視して選ぶほうなので、
白いシャツもパリッとしすぎず
柔らかいものが理想なのですが
着る前からシワシワだったり、厚ぼったく見えたり。
なんというか、スマートにクレバーに
白いシャツを着たいのに
全然そっちに寄っていかないんです。
私が白いシャツに求めることは、
「清潔感と柔らかさ」です。
生真面目な硬さが求められるサラリーマンの白とは
同じではない価値を探している気がします。
（鳴海しのぶさん）

同じ白でも、ちがう白。
スマートでクレバーで、清潔感と柔らかさがある。
すっっっっっっっっごく、腑に落ちます

イタリアの普通の女性が、さりげなく腕まくりをして
胸元をすこしあけてくしゃくしゃっと着ているのが
かっこいいなぁーといつも思っています。（匿名さん）

ああ、イタリア。
なぜか、こういうシャツの話題になると
「イタリア」という国名が
なぜだか出てきますよね。
フランスでもなく、アメリカでもなく、
イギリスでもなく、イタリア。
そこになにがあるのだー？！

メールを紹介しただけでこんなに長くなっちゃいました。
このテーマで集まったわれわれ、 とりあえずわいわいと意見を出してみました。

共通して多かったのは
「白いシャツって、ビジネスっぽい」
という気分でした。
でもいっぽうで
「そうじゃないかっこいい白いシャツもある」
という認識も、ある。

さらに女性たちの意見で多かったのは、
「そもそも、シンプルな白いシャツはなじみがうすい」
ということ。
その理由には、どうしてもぬぐえない制服っぽさと、
「透けてしまう」ことへの違和感がありました。
とはいえ、なんとなく型にはまった
「ナチュラル美人」（というものがあるのか？！）的な
表現をしたいわけでもない。
着るものを選ぶからには、自分らしさを出したいし、
個性的でありたいという気持ちもある。
それは「白いシャツ」を着るときにも、同じ。

「絶対に似合わないから、着ないし、買わない」
というものもいました。
いまのワードローブは、
そもそも白いシャツを前提にしていないので、
合わせるものもないんです、と。
でも、そう言うものにたいしてまわりは、
「ええー？　ぜったい似合うよ？」
と言ったりするのです。
ぼくもそう思った。
ちょっとふしぎなんだなあ、
「自分の決める、似合う・似合わない」って。

いっぽう男性たち。
そもそも白いシャツに対する違和感はあまりないのですが、
「ビジネスっぽくない白いシャツを着る機会」を、
もっとふだんのオシャレとして、増やしたいと思っている。
「ジャケットがなくても、ネクタイがなくても、
　ちゃんとかっこいい」ものがいいなあ、
という意見で一致しました。
女性に比べて、「積極的に着たい」んですね。男は。

「みんなが持ってる白いシャツ、あつめてみる？」

なんて話に、いちど、なったのですけれど、
そもそも、たいしたものを持ってないのだから、
あつめても無駄かも‥‥。
それじゃ結論に向かっていかないんじゃない？

「専門家、いないかなあ」
「白いシャツの専門家っているの？」
「詳しい人は、いるんじゃない？」
「誰が詳しいんだろ」
「‥‥あっ！」