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こんなタオルを探してたんだ!
赤ちゃんからお年寄りまで満足する、
「やさしいタオル」とは


表のガーゼ面は チェック4種類、無地2種類。
(左端の無地の2種は裏側のパイル面です。)

裏のパイル面は、 全て無地です。
デザインは「チェック」4種と
「無地」2種。これがBest Standard。


ほぼにちわ、モギモギコです!
 いつも元気なわたくしですが、
 今日はいちだんと元気!
 だって、↑↑↑ほら!!!
 上の画像をごらんくださいませ!
 そうなんです、いよいよ撮影もすすみ
 こうして「サンプル」をみなさまに
 お目にかけることができる日がきたわけです!!
 
 それでは、さっそく一つづつご説明していきましょう。

ダブルベリー
赤と青チェック
赤の無地

ブラック&ホワイト
黒と白チェック
白の無地

ブルーベリー
ブルーグレーの無地
ブルーグレーの無地

ビター
黒とグレーのチェック
グレーの無地

ホワイト
オフホワイトの無地
オフホワイトの無地

モカ
茶色とこげ茶色のチェック
茶色の無地


ちょっとパイルとガーゼの質感を
ごらんください。


ガーゼのざっくりとした木綿の風合い、
そして、ふかふかのパイル地の様子が、
おわかりいただけますか??

そして、「ほぼ日」らしさのエッセンスも加えます。
新しいほぼ日のロゴを入れました。
無地のパイル面にも表情が出るように
ワンポイントとして、
<ほぼロゴ>を入れてあります。

このロゴも、
ドクター・コットンのところでつくりました。
ものすごくクッキリハッキリと、
ほぼロゴを布地(織り)で再現しました。



品質表示タグにも
<やさしいタオル>と入ってます。




というわけで、今日は
「<やさしいタオル>のデザイン」のお話です。
前回まで「<やさしいタオル>素材編」を
お送りしてきましたが、
なかなかサンプル画像がお見せできなかったため、
「具体的に、どんなデザインになるの??」
と、気が気じゃなかった方も多いと思います。

今日のお話を読んでいただけると
<やさしいタオル>の具体像が
よりはっきり、ご理解いただけるはずですよ〜!
 


素材と織りについて
ドクター・コットンと協議するのと同時に、
「ほぼ日」内では、
デザインを決めるミーティングを
繰り返していました。
“どんなデザインにしよう?”
そこには無限の可能性があるように思えました。
キャラクターを編み込もうか、
新しいロゴを使おうか。
いやいや、タオルといったら永ちゃんみたいに
文字をどかーんと、的なものが、面白いよ!
などなど、意見が割れました。
でも、コンセプトがないままにすすむ会議からは
な〜んにも、生まれなかったのでした。

そんなときに、darlingから出てきたコンセプトが
「ほぼ日」5周年の総合テーマ、
“最良のふつう(Best Standard)”
でした。

これがタオルにもあてはまりました。
最良のふつう、のタオル。

私たちは、まず、自分たちの家で、
タオルを使うことを想像してみました。
最高のタオルを使っている、
清潔で、ゆたかな暮らしのイメージ、
こんなタオルがあったら
毎日が楽しくなるだろうなというイメージ。
そこにどんなデザインがほどこされていたら
もっともっと楽しいだろうか、と。

そしてたどり着いた結論が、こうでした。

●よぶんな装飾は、いらないけれど、
●ベーシックでスタンダードなデザインがほしい。


それが、「チェックと、無地」だったのです。

この「チェック」という考え方は、
Standardであると同時に、偶然にも、
ガーゼという素材にぴったりでした。
ドクター・コットンに
「チェックで行きたいのですが」
と相談してみたところ、
こんな答えが返ってきたのです。

「チェックですか! ほほう!
 それは、いいですね。
 パイルのタオルは、
 大胆な模様はあっても、
 細かくてはっきりした模様って少ないんですよ。
 これは、パイルが、ループ状に編み込まれた
 糸の集合体なので
 どうしても輪郭がぼやけてしまうからなんです。
 その点、ガーゼは、縦糸と横糸が
 90度に交わって、それぞれがまっすぐです。
 直線が、とてもキレイに出る素材なんですね。
 だから、チェックを表現するのに、
 ガーゼって、すごく合っているんですよ!」


そうなのです。ガーゼは
「縦×横」のデザインが
シャープに映える布なのでした。
ドクター・コットンのお墨付きをいただき、
さっそく私たちはデザインを開始しました。

しかし、チェックの柄と色を決めることと、
無地の色を決めるのは、
案外、難しいことでした。
スタンダードなだけに、正解が見つかりにくくて。
 
そのあたりの話は、
長くなるばかりですから省きましょう。
試行錯誤の末、決定されたのは、
ほんとうに、ベーシックな、
タータンチェックのパターンを
2色使いにして、色違いを4柄作ろう
(パイル面は、チェックに使われているうちの
 1色をつかった、無地になっています)、
無地は2色だけ作ってみよう、ということでした。

『Best Standard』にふさわしい、
大人っぽいシックな色を選ぶのに
100種類以上の色のパターンを考え、
その中から<やさしいタオル>にふさわしい
色を選びだしました。

そして、落ち着いた風合いの色をだすために、
何度も何度も糸の色サンプルを
ドクター・コットンに作っていただきました。
たぶん(きっと)ドクター・コットンは
閉口していたことでしょう。
(ごめんなさい&ありがとうございました!)
そのおかげで、
思い描いていた色を、表現することができました。


(色見本と糸と格闘)

こんな風にして、<やさしいタオル>の
デザインがきまっていきました。

それでは、もう一枚、お見せします。
(だって、うれしいんですもの!)




次回はサイズについてです。
もうすでに一度、
バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルの
3種類を作ることを発表しましたが、
さらに詳細な数字と、厚さについてなど、
お知らせしたいと思っています。
「やさしいタオル」の販売は、
7月9日(水)より開始予定です。

このページへの激励や感想などは、
メールの表題に「タオルについて」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2003-06-27-FRI

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