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第1020回
ほぼ日編集部様
1月24日のニュースから
今日はニュースというより、
こういう言葉があるんだよ、
という記事を見つけたのでそれを紹介しておきますね。
毎日新聞の13面、ここはいわゆる家庭欄ですたいね。
毎週金曜日に掲載されている
「おーい 父親」というコラム欄がある。
ときどきはこういうニュースとは一味違ったものをみて、
ちょっとした発見をするのもいいもんだね。
先日は、といっても去年の12月のことだけど、
この欄で「高齢者ほど物忘れがひどくなるのは」という、
東京都老人総合研究所の先生の書かれたコラムを
取り上げたことがある。
私自身歳のせいで急速にボケ状態が進んでいるので、
そのメカニズムに興味があったんですが、
数日前、長女から電話があって
こんなエピソードを話していました。
先日その先生と食事をしているときに、
この「あのくさ、こればい」で取り上げられたことが
話題に出たんだそうです。
私の娘は結婚していて姓が変わっていますので、
先生は全くその認識はなく話されたようですが、
娘が躊躇のあげく
「あのー、それ、私の父です」
と言ったら、先生がええっ!?と驚かれたと言ってました。
「そすると、君の旧姓は鳥越というのか?」
と言われたそうです。
まあ、奇遇ちゃ、奇遇ですたいね。
こういう間接的な出会いもあるのか、と思いましたばい。
それに、ほぼ日はこういうところでも読まれているのか、
感心しつつ、で、初めに戻って今日は
「おーい 父親」
という東京大学の汐見稔幸教授のコラムを取り上げます。
今日のタイトルは
「自尊感」
です。
これが今日のキーワードですたいね。
書き出しはこうだ。
「自尊感という言葉がはやりだが、
実はこの自尊感を国際的に比較すると、
日本の子どもがもっとも低くなるというデータがある」
「自尊感」
という言葉がはやりとは知らなかったなあ・・・
と思いつつ読み進むと、
汐見先生は最近の若者の不登校の増加、
家庭内引きこもりが100万人に達している状況、
自殺者の割合が世界一になってしまったことなどと、
子の「自尊感」とは間違いなく関係があるんだそうだ。
じゃあ、「自尊感」とは何か??
先生の言葉を引用しよう。
「自尊感とは何を指すのか。
プライドが高いと言うような意味ではない。
ありのままの無理をしない自分を、
それでよいと感じる力、とでも定義できる言葉だ」
これで分かりますか?
ありのままの自分を肯定的に捉えることが
出きるかどうか?ということでしょうかねえ。
若いときは私も経験があるんですが、
いつも自信がなくて、他人の言葉にいちいち傷つき、
年がら年中劣等感にさいなまれていたようです。
それも今になって考えてみると、
私には「自尊感」なんて
どこにもなかったように思えますね。
ああ、あの頃に誰かが
「自尊感という言葉があるんだけど、
ありのままの自分でいたらどう??!!」
とでも声を掛けてくれたら、
もう少し楽に生きられたかなあ・・・なんて思いますがね。
さて、先生の定義をもう少し続けよう。
「対人関係の軋轢や
世間の期待のまなざしを気にし過ぎず、
本音の自分をいつでも誰にでも
気軽に出せる心の持ちようということだ」
うーん、実はこれって難しいんだよねえ・・・
若いときは自信がないから、
素直には出せないんだよねえ・・・
なんて、私は自分の若い頃を
思い出しながら書いてるんですが。
先生の言葉を続けよう。
「例えば、自分は厳しさに耐えることが苦手だ、
すぐ逃げたくなるという人がいたとしよう。
あるいは何事もきっちりしていないと
気がすまない性格だということでもよい。
そういう性格があるために何事かつまずいた時、
それで自分が情けないと思って
自分を責めて落ち込んでしまうか、
それとも、そういう性格ってあるじゃないか、
自分はそういうタイプだからまあ仕方がないと居直るか、
対応は分かれる。
後者の人を、自尊感が高いといっているわけだ。
自分を責めすぎないで、これも自分の一部、
仕方ないと居直ることが上手だということだ」
汐見先生によれば、こういう居直りは
日本では女性の方が上手なように思えるそうだ。
一時はやったオバタリアンなどはその例だそうだ。
これに比べると日本の男性サラリーマンは
こういう居直りが許されない人種かも知れないという。
「日本でも、男性は人生の早い時期に、
どこかで自分のありのままを、弱点も含めて、
なかなかいいじゃないかと居直る練習をすべきだ」
ちょっと違うかも知れないが、
おーい、俺達もちょっと能天気に生きようぜ!
ということかもしれませんね。
私は40歳を過ぎてから、
ようやく能天気に生きることを学んだんですけどね・・・・
ではまた明日・・・
あ、時間過ぎてる・・・ごめんなさい。ほぼ日編集部様
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