TORIGOE
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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第996回

ほぼ日編集部様

12月19日のニュースから

19日の新聞、朝刊も夕刊も
今一つピンとくる記事がない。
こういうときは苦しいねえ。
何回も読み直してああっと思う時もあるんだけど、
今日ないねえ・・・・
3度目で、ようやくこれかなあ・・・と思ったのが、
朝日新聞の1面左肩に出ている

「年金下げ0.9〜1%  物価下落
 02年分のみ
 来年4月から   介護報酬は2.3%減」


と言う記事だ。
記事によれば、
政府は物価の下落に応じて公的年金の
給付額を来年4月から0.9〜1%
引き下げることを決めたんだそうだ。
で、こうして物価にスライドさせて
年金の支給額を下げるのは初めてなんだそうだ。
うーん、そうか、とうとう年金にまで
手を付けてくるのか。
年金を受け取っている人は基本的には高齢者、
つまり、収入の道は他にはない人達だよねえ。
この数字だけだと大したことはないようだけど、
厚生年金や国民年金など約3千万人の受給者が
対象になるんだって。
そうか、結構多いじゃん。

あ、時間がねえ・・・

で、どのくらいの減額になるかと言うことですが、
朝日の記事によると、0.9%の減額の場合、
標準モデルの家庭ではサラリーマンの厚生年金
(40年加入、夫婦2人)月に2140円、
自営業者らの国民年金(夫婦2人)で
月に1200円程度の減額だそうだ。
これをどう考えるかだけどねえ、
朝日は2面で解説記事を書いているが、
その見出しはこうだ。

「年金引き下げ  遅すぎたルール適用」

簡単にいえば、デフレ経済のもと物価が
下がっているんだから、
それにしたがって年金も下げるのが当たり前だ、
と言う議論だ。
確かにそういわれるとそうかも知れませんばってんが、
なんか割り切れんばい。
と言うのは年金の掛け金の払い込みの時は
そんなインフレやデフレと言う事情は
考慮されてまへんがな・・・・
払うときはキッチリ払わされて受け取る段階になって
急に物価スライドやら言われてもねえ・・・
なんか今一つはっきりせん話になってしまいましたが、
こういう予算や年金という話は日頃私たちはどうしても
敬遠しがちですけんね、
たまにゃあよかろたいちゅうこつです。
また専門家の人に教えてもらおう!!

また明日・・・
21日夜11時から「スマステーション」に出ます。
22日は朝10時から日本テレビ「波瀾万丈」です。
どんなもんか私もよう分かりませんばってん、
見て下さいな。

e2002-12-20-FRI

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