TORIGOE
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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第992回

ほぼ日編集部様

12月15日のニュースから

今日からまた新しい日々が始まるねえ。
お早う!!!
さて、これまで書き落としていた
気になる言葉を書いておきたい。
あ、それから、田中耕一さんの
ノーベル賞受賞にデンマークの化学者が
文句をつけた原稿、後を書くといいながら書いてないと、
読者からお叱りを頂いた。
確かにそうだ。

毎日書いていると、
翌日には忘れてしまっていることがある。
それで理由にはなりまっせんが、
何せ記憶力はがた落ちの
痴呆状態になりつつありますので、
できる限り努力するつもりですけど、
そういうことも出てきますと。
その都度指摘して下さいね。
ただ、問題はあまり遅くなると、
その時の新聞がもう無くなっていて
書けないこともあるんですね。
まあ、改善します!!

さて、14日の朝日新聞の夕刊で
気になっていた短い言葉がある。
1面の下にベタ記事で

「封印撤去要求 『深刻な問題』
 米大統領報道官」


という記事があって、こういうことが書いてある。
短いので引用しておこう。

「フライシャー米大統領報道官は13日の定例会見で、
 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が
 国際原子力機関(IAEA)に核施設の撤去を
 求めたことについて
 『深刻な問題だ。考え直すよう望む』と語った。
 『北朝鮮は約束事を破れば破るほど、
  世界が自分のご機嫌をとりにくると
  期待しているようだ。
  (ブッシュ)大統領はそんなことはしない』
 とも述べ、北朝鮮のいわゆる
 『瀬戸際外交』を批判した」

私はアメリカのやり方に何でもかんでも
賛成するわけじゃないけれど、
フライシャー報道官のこの言葉は気に入った。
「北朝鮮は約束事を破れば破るほど、
 世界が自分のご機嫌をとりにくると
 期待しているようだ」

そうなんです。
これこそが『瀬戸際外交』と称されるものの
実態なんですね。
まるで周りの気を引くために
駄々をこねて見せる子供みたいですね。
でも核を持っていそうな素振りを見せたり、
平気でよその国から人間をかっさらって来ることもやる
物騒な子供ですたいね。

15日の新聞から見ていくと、
毎日新聞の社会面に有本さんの
お母さんの特集が出ていて、
その囲み記事の中にこういう1項目があって気になった。
中見出しが取ってあって

「『可能なら訪朝望む』石岡さん兄」

北朝鮮に騙されて連れていかれた一人、
石岡亨さん(行方不明当時22歳)のお兄さん、
石岡章さん(48)=札幌市豊平区=は、
『家族会』には入っていないそうだ。
で、先月、自宅を訪れた外務省の
拉致被害者・家族支援室の岡田隆参事官に
こう言ったそうだ。
「政府が可能と判断すれば、できるだけ早く訪朝したい」
石岡さんは支援室に毎日ファクスを送っているそうだが、
それは政府への激励や訪朝の希望が中心だという。

「家族会の活動を否定するつもりはないけれど、
 外交のプロである政府に頑張って欲しい」

何だか微妙な書き方だけど、
これって今日本のマスコミでは家族会や
「救う会」には逆らえないという空気がある中で、
被害者の家族で一人違う考え方を
持っている人がいるんだなあと思わせるものだ。
この記事からは十分なことは読み取れないけど、
なんか少しほっとするものを感じるのは
私だけかしらねえ・・

というところで時間になりました。
また明日・・・

2002-12-16-MON

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