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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第991回

ほぼ日編集部様

12月14日のニュースから

今日はこれからTBSラジオ「CUBE」だ。
で、14日の新聞で気になった言葉を
ピックアップしてみますばい。
よかじゃろかね!?
夕刊ち言うてもバカにできまっせんばい。
朝日新聞の夕刊だけをとっても
結構面白か言葉が拾えますけんね。
ああ、今日はまた筑後弁が
なんか自然に出とるごたる。
初めてん人は驚くかもしれまっせんが、
まあ、今日は九州は筑後地方の
言葉でやりますけん、
こらえてつかあさい。
ばってんが、ほーんなこつ、
筑後弁で原稿ば書くと
えらーい大変ですばい。
変換をこまめにやっていかんと
とんでもなか文字が出ますけんね。
で、言葉ですたいね。
まず朝日の14日付け夕刊一面トップに

「『金日成バッジ』離さぬ5人
 拉致被害者帰国2ヶ月  家族への思いいつも胸に」


という記事ば読んでみましたとですたい。

すると、地村保志さんの同級生が
本人から聞いた言葉として
次のようなことを言うちょりますげなたい。

「マスコミの前に出るときは立場があるから・・・」
「着けても着けなくてもどっちでもいいんだけど、
 お前らなら分かってくれるだろう」

一方、奥さんの富貴恵さんはこう言っちょるとげなです。
「バッジをいつまで着けてるの」
と尋ねた幼なじみに
「北朝鮮ではあれを着けていない人は
 ちゃんとした人に見られへんから」

テレビで写る自分たちの姿が
必ず北朝鮮当局にウオッチされていることを
彼らは十分に知っていて、
しかももしバッジを外したところを見つけられたら、
北朝鮮に残してきた子供たちに
危害が及ぶ可能性について
皮膚感覚的に彼らは熟知しているんでしょうね。
拉致問題は今、核問題の陰に隠れて
だんだん影が薄くなってきちょるような
気がしますばってん、
こういう心情に置かれている3つの家族には
心からの同情と支援の思いを伝えたいですたいね・・・

じゃあ出かけますけん・・・・
また明日ちゅうこつで・・・・

2002-12-15-SUN

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