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第980回
ほぼ日編集部様
12月2日のニュースから
外はまだ暗い。
これから冬が深まるにつれ、
暗くそして寒くなっていくだろうね。
こんなときにも朝の3時半に起きるという生活は
生まれて初めてだ。
暗さと寒さは間違いなくベットから
起き上がる力を削いでいくようだ。
てなことをグチッても仕方がない。
さあやるしかないぞ!!
というわけで、新聞を丹念にチェック。
今日は少し変わったところでこういうのは
どうだろうね?
毎日新聞2日付11面に
「なぜなぞ 科学館???」
という囲み記事がある。
今日は
「高齢者ほど物忘れがひどくなるのは」
というタイトルだ。
この見出しを見れば日頃から物忘れのひどさに
「泣いている」というより
自分で自分に呆れ果てている私としては、
うむむむ・・・・・
と思わず読んでしまいますよね。
読者の方々は若い人が多いのかなあ??
いや、最近届くメールを見ると
結構なお歳の方もいらっしゃるので、
これは一読必見ですばい。
自分の物忘れのひどさが
自分だけのものではないということが
分かるだけでちょっとほっとする。
だけど物忘れのひどさの原因が
「脳の萎縮で活動領域が狭まったのでは」
などと結論づけられると、がっくりくるのだけど、
そこはこの筆者、最後に多少の救いは残してある。
「老いは誰にでもやってくる。
物忘れを防ぐにはどうしたらいいのか。
辰巳さんは(学者さんですね)
『脳を萎縮させず、血流を保つには、
エアロビクスなどの運動をし、
読み書きなどで頭を使うことが肝要だ』
と話している」
思わず結論から入ってしまったが、
この記事の最初の書き出しはこうだ!
「高齢者ほど『あれ』『それ』と代名詞が
口を突いて出る。
単語がすぐに思い出せないためだ。
なぜ高齢者になると物忘れがひどくなるのか」
誰しも高齢化してくると、この疑問というより
不安にさらされる、いや、
漠然とした不安にさいなまれる。
惚けることへの不安だ。
上記の疑問に答えているのは
東京都老人総合研究所の
言語・認知・脳機能研究グループリーダー、
辰巳格さんだ。
まず単語を思い出す能力について、
辰巳さんは若者と高齢者を比較してみたそうだ。
大学1、2年生の若者と、
65歳〜84歳の高齢者の二つのグループに分けて、
例えば『か』で始まる単語や
『動物』『人名』など12個のカテゴリーについて、
30秒間にどれだけの単語を思い出すかの
実験をしたという。
で、どうなったのか?
若者を100%とすると、・・・・
ええっ、若者を100%とするの・・・・???
もう私などはここのパートで動揺してしまう。
だってこういう書き方って若者は100%なんだから
高齢者はそれより低いってことでしょう!
そうなんですたい。
若者を100%にせんと話にゃならんげなですたい。
で、勇気を出して先ば読んでみまっしょう。
若者を100%とすると、
高齢者のグループは平均で75%しか思い出せず、
特に『人名』はななななんと
55%と低かったんだそうだ。
そういえば、映画の話しを始めても
途中で俳優の名前が思い出せずに、
話が途中で進まなくなって、
座が白けることってありませんかねえ??
私は先日、北朝鮮のことをやっている番組の中で
「外為法」
という言葉が出てこずに
「ほらほれ、あの法律、何て言ったかね・・・・」
と言って、ゲストの平沢勝栄議員に
「外為法」
と助けてもらったことがありましたっけ。
こういう普通名詞を忘れるようになると
重症らしいんですけどね。
私の場合はもう惚けるということを
「売り」にしてますので、
痴呆状態になっていくことに
あんまり抵抗しないことにしようと努力していますが、
ま、それでも程度問題なんでねえ・・・・
生放送中はいけませんね。
さて、辰巳さんらは放射性物質を使って
体内の血流状態を調べて、
人名を思い出すときの脳の活動状態を調べたという。
すると、若者の場合、左脳の側頭葉の前寄りと、
前頭葉の一番前の二つの場所の活動が
非常に活発だった。
この「側頭葉前寄り」というのは例えば
「金権政治家は誰か」
「首相経験者は誰か」
などと意味を考えながら名前を思い出す場所だそうだ。
そして「前頭葉の一番前」は
「あの政治家は嫌いだ」
などという感情関連の情報を処理するんだと。
ま、若者ではこういう場所が活発に
活動していたちゅうわけですたいね。
これに対し、高齢者では意味を考える
「側頭葉」の活動が完全に消え、えええええっ!!!
「完全に消え」
ですぜ!!!
完全に消えるのか???
感情を処理する前頭葉も
わずかに機能するだけだった。
はい、これらの現象は辰巳さんによれば、
最初に紹介した通り、
「脳の萎縮で活動領域が狭まったのでは・・・」
ということになる。
こういう物忘れはある程度は仕方がないんでしょうね。
で、辰巳さんのアドバイスのように
運動、つまり体を動かし、
本や映画などを見て頭を運動させるのがいいようですね。
私もこの原稿を書いている間は何とか大丈夫かなあ・・・
さあ、今日も2時間の頭の体操に出かけるか!
また明日・・・・・
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