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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第977回

ほぼ日編集部様

11月29日のニュースから

朝の番組を始めてから
ホントに初めてと言っていいくらい、
昨晩は親しい友人達と夜中まで飲んで喋った。
次の日に何もない金曜日夜の楽しさを改めて感じた。
そんなもんは当たり前ですばい、
ち言われそうばってん、
私の場合はこの2ヶ月はそういう状況だったとです。
色々ご心配やらご叱声やらいっぱいもらって、
有り難うございました。
ここで国内はもちろん
外国からも寄せられた私宛の多くのメールに対し、
そしてそのメールを書いていただいた
読者の方々に心からの感謝の意を
表しておきたいと思います。

さて、てなわけで今日は
先程10時半頃まで朝寝をしてしまいまして、
今慌てて書いています。

毎日新聞の朝刊(29日付)2面に
「発信箱」
というコラムがある。
これはこれまでしばしば取り上げてきたように、
毎日新聞の各部の編集委員クラスが
顔写真入りで書く本音の、
別の言い方をすると客観報道ではなくて、
その記者の主観に基づくオピニオンだ。
「主観」と言うと、
なんか主観でねじ曲げられたように
聞こえるかも知れまっせんが、
チャンと彼なりのデータに基づいて
意見を述べているんですね。
ここは結構参考にさせてもらっていますので、
皆さんも毎日新聞をお読みの方は要注目ですばい。

29日は外信部の編集委員で、
元ワシントン支局長、中井良則君のコラムだ。
「悪夢のバクダッド市街戦」
がタイトルだ。
「イラク戦争が始まれば、
 どれぐらいの人が死ぬのだろう」
という疑問から始まる、
このコラムの中で欧米の専門家の
軍事シナリオと死亡者の推定人数が
明らかにされている。
こういう大事なことは
あまりニュースにならないだけに貴重だねえ。
コラムによれば、英国の教授は
「少なくとも1万人のイラク市民が死ぬ」
と指摘する。
アメリカのブルッキングス研究所はこういう。

「死者はイラク兵1万人、イラク市民数万人、
 米兵2千人」
さらに英国の教授は
「米兵に多くの犠牲が出れば、
 米国は核兵器使用を合法と考えるかもしれない」
と言う。
そして英国の医療専門家組織「メドアクト」
はこう言っているんだそうだ。

「米英かイスラエルが核で報復すれば
 最悪で360万人死亡」

これは確かに「悪夢のシナリオ」だわい。
アメリカは兎角イケイケドンドンになりがちだが、
ちょっと待てよと立ち止まって考える必要が
今後出てくるかも知れまっせんばい、よかですか???

というところで今日は

また明日・・・・・

2002-11-30-SAT

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