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第965回
ほぼ日編集部様
11月17日のニュースから
朝がだんだん暗くなっていく。
いや、気分がというんじゃなく、
窓の外が真っ暗闇なんですばい。
はー、もう完全に冬なんだなあと
季節の移ろいを感じながら原稿書いています。
毎日新聞の3面ですね、このベタ記事は。
「北朝鮮の640万人 深刻な食糧危機
WFP支援訴え」
北京発共同通信の記事だ。
どうしても通信社の記事は
自社の記者が送ってきた記事より
小さくなってしまう傾向にあるが、
このニュースはもっと目立つように扱ってもいいと思う。
記事によると北朝鮮の食糧危機は
相当なところまで来ているようだ。
私たちは日頃拉致問題や核開発問題で、
強大な力を持つ国と対峙しているような
気分にさせられているが、
実はこの国は内部的には食糧危機という
重大な内部崩壊を秘めた弱点を持っていることが分かる。
記事によれば、北朝鮮を訪問した
国連・世界食糧計画(WFP)のモリス事務局長は16日、
帰国の経由地、北京で記者会見をして
こう言ったそうだ。
「北朝鮮の人口の3分の1に当たる
640万人が依然として
深刻な食糧危機に直面している」
モリス事務局長はこう言って
国際的な支援を訴えたという。
そしてさらに日本の援助についてこうも言っている。
「日本は昨年、国際社会の支援の
45%を占める支援を行ったが、
今年はこの支援がなく、
あまりにギャップが大きい」
これまで日本は北朝鮮の食糧危機に対しては
世界から寄せられる支援の
大体半分を受け持っていた訳だ。
それが今年はゼロというのだから、
私ら世界食糧計画としてはお手上げ状態だよ!
とモリスさんは言うとるわけですね。
ホントのところ今年は日本は
「拉致問題でそれどころじゃない」
というのが本音。
それに加えて、KEDO(朝鮮半島エネルギー開発機構)は
日韓米で協議の結果、
12月からの北朝鮮への重油50万トンの供給を
止めちまおうという決定までしちゃった。
11月分は既にリビアの港をタンカーが出ているそうで、
最初アメリカはこれも止めようとしたらしい。
さすがに北朝鮮の暴発を恐れる
韓国がそこまでやらんでもよかやんか!
というてまあ、日本が間を取って
12月からの重油ストップとなったらしい。
そこで北朝鮮ですが、コメや小麦粉といった
食糧援助は入ってこないは、
すべての経済活動の基礎である
重油も入ってこないはで
この冬は相当に大変なことになりそうだ。
ただ、大変なのは一般庶民で金正日総書記ら
幹部たちはぬくぬくとして太っているんだろうな。
こういう姿が一番その国のあり方を示しているんで、
北朝鮮の人々がその現実を見ることが出来れば、
少しは何とか出来ないかと思うんですが・・・
そうでもないか・・・
戦前の日本でも民は大変で上の方はいい暮らし。
それでも暴動は起こらなかったからねえ。
ほんなこつ徹底的な抑圧の元では国民は
何も出来なくなるのが普通ですね。
コメと油。
国際的な兵糧攻めに北朝鮮はどこまで堪えられるのか??
ここ数ヶ月はそこがポイントかもしれまっせんばい。
「拉致問題」
の正面突破だけでは
なかなか難しいというのが正直なところですね。
日本のカードは何なのか?それを考えてみたいですね。
というところで今日は終わり。
また明日・・・
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