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第930回
ほぼ日編集部様
10月9日のニュースから
今日は時間がないので簡単にやりますね。
北朝鮮から五人の生存者が帰ってくるというニュースが
9日に流れていました。
朝刊は「ニュートリノ」の
小柴昌俊・東大名誉教授のノーベル賞話でいっぱい。
夕刊はこの5人帰国の話だ。
恐らく明日の(10日)の朝刊は
もう一つのノーベル賞、
島津製作所の田中耕一さんの受賞ニュースで
新聞はあふれかえるだろうね。
どれもいい話だ。
このところ暗い話ばかりがあふれていたが、
こういうようにいい話が続くこともあるんだなあ・・・
と少し驚いている。
ただ、5人の帰国については
そう手放しでは喜べないね。
家族を置いての帰国でしょう。
先日2週間ぐらいの予定で帰国した
寺越さんの例でわかるように
彼らは家族を人質にとられていて何も話せない。
また13歳で北朝鮮に連れていかれ30数年、
ひょっとすると真から
北の人間になり切っているのかもしれない。
それは分からないが、
いずれにしろこれまで北朝鮮を攻撃していた
家族の人たちの口が家族を迎えた後は
重くなることだけは確かだろうね。
北朝鮮は今、何枚ものカードを手に持ちながら、
勝負をしているようなもんですばい。
今回もカードを切って
日朝正常化という名の経済援助を
日本から一刻も早く引き出したいんでしょうたい。
何しろ世界食糧計画(WFP)という
国際機関の北朝鮮担当官が先日発表したところでは、
この冬を前に450万人の
子供、女性、高齢者に食糧が行き渡らない
事態が想定されるそうで、
危機的な状態にあるのが
今の北朝鮮の実情だというのですよ。
そこんところを考えて日本はきっぱりとした、
そして粘り強い交渉を続けて行くしかないでしょうね。
はい、ここまで・・
また明日・・・・
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