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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第922回

ほぼ日編集部様

10月1日のニュースから

糸井さんからメール頂ながら返事も出せず、
メチャメチャ余裕がなくなっています。
新しい番組での役割がよく分からず、
何だかすこし消耗ぎみですばい。
何とか新しい生活に慣れないと、
ここの原稿もチャント腰を据えて書けない。
これももどかしい。
すべてが中途半端になっている感じが
生理的に嫌ですねえ。
てなことグチッてどうする?

さて一日の朝日新聞の37面、僅か七行のベタ記事、
これが実は結構面白そうなんですばい。
だれもこんなとこ目を通さんでしょうから。
ほとんど見逃してるよ。
こういう見出しだ。

「日本テレビ  違反告発を制度化」

記事によると、日本テレビは30日、
独自の社内告発制度
『日テレ・ホイッスル』を
10月から発足させると発表したそうだ。
法令違反や就業規則違反行為などの情報を受け付け、
調査、対応する、という。
うーん、これって簡単に言やあ、
社内密告制度ですたいね。
どの部署の誰々がこんなこつばしちょるげな・・・
とその窓口に情報を提供すると、調査が始まる。
調べられるほうはいい気はしないだろうな。
ズバリ不正行為に突き当たった場合は、
制度が生きてくるが、
これが陰湿なほうに使われると、
こりゃあえらいことになりそうだ。

しかし、そういうデメリットも計算済みで
この制度実施に踏み切ったとすれば、
日テレの経営者の英断は買うべきだろうな。
時代は内部告発を昔のような
「密告」というような観点からではなく、
組織の改善・活性化の手段として
上手に使って行こうという方向に動いているから。
この短い記事だけでは
何とも言えないところもあるのだが、
ここでは今後の成果を見守りたいなあ。
このところ日テレは何事も元気だねえ。
同じ日の朝日新聞21面に

「内部告発のススメ 踏み切れぬ人に支援の動き」
「現実の壁、迷う良心 『文句言えばリストラ』」
「通報者守る法案準備も 社外に『支える場』必要」

こういう特集も出ている。
内容までは書いている時間がない。
各自読んで下さい。
でもこういう時代なんですねえ・・・・

2002-10-02-WED

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