TORIGOE
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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第917回

ほぼ日編集部様

9月25日のニュースから

最後の番組まであと2日。
明後日には最終の場面を迎える訳なのだが、
まだピンと来ていない。
まだこのまま続くような気がしている自分を見つけて驚く。
要するに何でもそうでしょうが、
長年続けているものがなんか具体的な、
誰が見ても明らかな障害で終わるのは
納得できるんでしょうが、
それがないとなかなか納得できないもんなんですよね・・・
ま、とはいえ終わるのは終わるんで・・・
今回は13年間で北朝鮮問題を19回もやっている
『ザ・スクープ』としては、最後はやはり
今回の日朝首脳会談と拉致問題で終りたいと思います。

最後ですから、どうぞ見てやって下さいな。
テレビの番組はどういう人たちで作っているのかも
全部見せますから・・・・

さて、25日の夕刊、朝日新聞の18面、社会面に
本当に本当に誰もが見過ごすようなベタ記事。

「未決勾留15年  『人権を侵害』
 4被告、救済申し立て」


うーん、こりゃ、どういうんですかね???
ここは法秩序が未整備な発展途上国なんですかね??
今どき経済的な発展途上国だって
こんなことはやらないんじゃなかですかね。

記事によると、86年に過激派の一つ、中核派が
迎賓館と横田基地にロケット弾を発射したとされる
事件があったそうな。
私らはそんな事件があったことさえ忘れている、
というか知らないんだけど、その時、翌年の1987年に、
容疑者として逮捕された3人の被告
(記事では一人の名前があって、年齢は58歳)と
93年に逮捕された男性(58)の合わせて4人の被告。
今回彼らが日本弁護士会に
人権救済を申し立てたんだそうだ。
なぜか??

理由はちょっとこれは驚きだが、逮捕されて15年経つのに
まだ一審の判決さえもなく、
拘置所に未決勾留状態でおかれたままなんだそうだ。
裁判の過程で色々あってすんなり裁判が進行できないなど
過激派特有の問題があったのかどうなのか?
それは記事には書いてないので分からない。
ま、常識で考えると未決勾留で15年というのは
矢張り異常だ。
人権上に問題がある言わざるを得ない。
ただこうなったにはそれなりに理由があるはずなんで、
こういう記事を書くなら
ちょっとでもいいからそこまで書いておかないと、
これだけ読んだら本当に法整備の遅れた
発展途上国並に思われてもしょうがないと思う。
日本の裁判の現状がもしそういうことなら、
それはそれで人権上は大問題だと思いますよ。
たとえ、いかなる犯罪を犯しても
容疑者にはそれなりの守られるべき人権は
あるはずなんですから。
それを放置しているとすれば、日本の裁判の制度に
どこか欠陥があると言わざるを得ませんね。

今日は早起きで眠たいなあ。
もう一眠りして出かけますので、この辺で。
また明日・・・・・・

2002-09-26-THU

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