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第915回
ほぼ日編集部様
9月23日のニュースから
昨日の続報を一つ。
この欄で拉致問題で
在日朝鮮人の組織、朝鮮総連の大阪本部委員長が
初めてコメントをしたことを紹介した。
その意味と問題点について指摘しておいた。
朝鮮総連はこの問題については組織全体で
キッチリと総括する必要にいずれ迫られると思うけれど、
どういうふうに言うのか注目しておきたい。
23日の朝日新聞に今度は大阪ではなく、
在日本朝鮮人総連合(朝鮮総連)の
徐萬述・議長が述べたコメントが出ている。
不思議なことにこの挨拶を述べた場所が
昨日に紹介した大阪本部委員長が述べたときと
一緒だったことだ。
昨日の毎日新聞は
「『心から哀悼』大阪委員長」
という見出しで拉致問題について次のようなことを
挨拶の中で言ったという。
「在日同胞にも大きな衝撃で、
あってはならないことだった。
(死亡したと伝えられる被害者には)
心から哀悼の意を表したい」
「日本と朝鮮の友好親善関係がいち早く保たれていれば、
このようなことはなかったのではないか」
これを述べたのは、
大阪朝鮮高級学校の創立50周年記念式典だったが、
今度の徐議長の挨拶も
大阪朝鮮高級学校の創立50周年記念式典でのものだ。
あれれ??毎日は大阪本部の委員長だけを報じ、
朝日は1日遅れで
全国組織の議長の挨拶を取り上げたのか?
と解釈したが、それにしてもおかしいなあ???
と二つの記事を読み比べていたら、ようやく分かった。
大阪の委員長談話は21日、
大阪のホテルで開かれた記念式典で、とある。
朝日新聞の記事には場所は書いてないが、
「大阪府東大阪市にある
大阪朝鮮高級学校の創立50周年記念式典でのあいさつ」
とある。
しかも日付が「22日」となっている。
これでようやく読めた。
21日と22日に50周年の記念式典が開かれたんだな。
ただしこの記事だけでは、
「大阪朝鮮高級学校」というのが
東大阪市と大阪市に二つあって、
別の機会に述べられたものか、
同じ学校なんだけど二日間にわたって開かれた
式典で別の機会に行なわれた
あいさつなのかは判断できない。
まあ、その辺の詮索はこれ以上は分からないので、
止めにして、徐議長が何を言ったかを
紹介しておきましょう。
これも毎日新聞と同じで極めて目立たないベタ記事だ。
「『心痛めている』朝鮮総連議長」
これが見出しで、挨拶の中身はこうだ。
「総連としてはあり得ないことだと信じてきた。
この問題で、心を痛めていない人はいない」
さらに最近の在日朝鮮人に対するいじめや嫌がらせに触れ、
「こういうときほど、日本の人たちと親善を深め、
子どもたちが安心して
学校に通えるようにしなければならない」
後段の部分はその通りだと思う。
拉致問題が今回クローズアップされてからの
一部日本人達の在日朝鮮人子弟らに対する
嫌がらせやいじめは何とも醜い話だと思う。
また、日本人の狭量なナショナリズムが
表面に出てきて情けなくなる。
ただ、その問題とこれまで朝鮮総連が拉致問題について
一貫してついてきたウソの問題は
別にチャンと考える必要があるんですばい。
単に「総連としてはあり得ないことだと信じてきた」
と言われても困るのだ。
私たちは何度もこの問題を指摘しながら、
その度に朝鮮総連の
激しい抗議運動にさらされてきたんだから。
本国の親分が「あった」と言っただけで、
手の平を返したように
「この問題で心を痛めていない人はいない」
と言われてもねえ・・・
「心を痛めている」内容は実はこれまで
ウソをついてきたのに対し、
どういうふうに整合性をつけるかに心を痛めているのか、
それとも拉致された人々の過酷な運命、
家族の悲しみに心傷めているのか、どちらか分からない。
ウソをついてきたという事実は残っている。
朝鮮総連としてはどういうふうに今言うのか?
私は直接徐萬述・議長にインタビューしたい気持ちだ。
ああ、またこれだけになってしまった。
時間がない。
もう、原稿送らなくっちゃ!!
また明日・・・・
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