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第897回
ほぼ日編集部様
8月30日のニュースから
放送まで時間がない。
これから局へ向う時間だ。
でも何とかこれだけは・・・
と書き始める「あのくさ、こればい」、
もうこれは習慣ですよねえ。
ええ、そういうことのようですよ。
昨晩はピースボートの集会で
寝るのが遅くなってしまったが、
集会そのものは本当に面白いものでした。
ピースボートが世界の紛争地の、
戦っている国双方から若いジャーナリストを招待し、
船上で議論しながら船旅を続けるという
何ともユニークな試み。
今回は39回目の旅で、招待されたのは
イスラエル
パレスチナ
インド
パキスタン
セルビア
ボスニア
コロンビア
などから合計8人。
お分かりのように上から二人づつは紛争の当事国だ。
その最初のパネルディスカッションが
30日の夕方から東京・高田馬場
「ビッグボックス」で開かれた。
私は戦場体験のあるジャーナリストとして
最初に30分ほど喋らされたんですね。
テーマは
「同時多発テロから1年、
今、メディアに何ができるのか
〜鳥越俊太郎と紛争地からやって来た
7人の若きジャーナリスト〜」
私の話はどうでもいいが、
この中で昨日発言した4人、
イスラエル・パレスチナ、インド・パキスタンの
カップリングの話が面白かった。
彼らは政府や軍との厳しい駆け引きの中で
取材をしているわけで、
日本の記者たちのようにある意味では
楽な仕事の状態ではないようだ。
イスラエルの記者が言っていたが、
軍の記者クラブに所属すれば
軍からおいしい情報も貰えるが、
自分はクラブに入らず、
下っ端の兵隊と親しくして情報収集をしている
と言っていたのが印象的だった。
彼はイスラエル軍がパレスチナ領土内で行う
人権侵害について記事を書いているんだという。
こういう記者たちもいるんだなあ、
と私は興味深く話を聞いた。
30日の夕刊には小泉首相の北朝鮮訪問と
金正日・総書記との首脳会談の記事が
1面トップを飾っている。
相当前から進められていた交渉のようだが、
メディアはどこもこれには気がついていなかったようだ。
首相サイドにメディアも自民党や
首相官邸も出し抜かれたようだ。
閉鎖的な状態から脱したい金総書記の思惑と
政治的な活路をもう一度切り開きたい小泉さんの、
双方の思惑がピタリと一致したというべきか!!
拉致問題の処理が鍵だ。
金総書記がどんな決断を見せるか?
小泉さんはどこで手を打つか?
かなり難しい交渉になるだろうねえ・・・
さあ、残り5回の『ザ・スクープ』
行ってきまーす。
今日の午後から長野に知事選の取材に行ってきますので
2日間ばかりお休みになります。
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