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第885回
ほぼ日編集部様
8月18日のニュースから
このところ信じられないような
医療の手術ミスのニュースが続きました。
娘二人を持つ親としてこういうニュースには
どうしても目がいってしまいます。
他人事ではないなあ、
家族の人はこういう事態になったとき
どういう思いなんだろうか、
と色々思いながら記事を眺めています。
最初はどこかの朝刊に載っていたニュース。
結構大きく載っていたんですが、
それは特ダネだったんでしょう。
17日の毎日新聞朝刊は21面で、
いかにも抜かれた後の後始末みたいな扱いで
ベタ記事並み。
「誤診で子宮摘出
熊本大病院 未婚の女性から」
朝日新聞は半日遅れで17日夕刊にこちらもベタ記事。
「熊大、筋腫疑い
正常な子宮摘出」
毎日と朝日の記事を総合すると、熊本大学病院が16日、
熊本県内の未婚の女性(21)の
子宮頚部の筋肉の盛り上がりを子宮筋腫と誤診し、
子宮全体を摘出してしまったと公表したという。
記事によれば、この女性は民間の病院で
子宮頚部の粘膜下筋腫と診断され、
7月24日に熊本大病院産婦人科を受診。
超音波検査でやはり同じように
筋腫との診断をされたという。
女性は8月2日、
開腹手術はしないという約束で
患部の摘出手術を受けたそうだ。
しかし、手術を行った産婦人科副科長(46)が
筋腫と見られる部分を切除した後にも
さらに筋腫のようなものが見られるとして
切除を進めた結果、
子宮全体を摘出してしまったんだそうだ。
その後、女性は出血が止まらず、
家族の了承で開腹して止血手術を行ったという。
手術に当った副科長は
「筋腫でないのに、
これほどの増生(組織の盛り上がり)は
見たことがない」
と説明しているそうだが、
記事によれば手術後に筋腫とされた部分を調べたところ、
診断自体が間違いだったことが分かったという。
21歳の未婚の女性は子宮を失った訳で
これで子どもを産むことは出来なくなったんだろうな。
この重大かつ深刻な結果からすると、
医師はもちろん謝罪はしたんだろうが、
記事にある言葉だけで見ると
何とも他人事みたいで怒りを覚える人もいることだろう。
ただ記事にはここの部分しか
言葉が使われていないので
この医師の言葉をこれだけで判断するのは
危険というものだ。
ニュースというのは全体像から切り取られたものだ、
ということをいつも私たちは考えておかねばならないよねえ。
さてもう一つの信じられないような医療ミス事件。
毎日新聞は17日の夕刊から出ていて、
18日朝刊でさらに詳報が出ているニュース。
朝日新聞は18日の朝刊に3段見出し。
毎日新聞は夕刊の見出し。
「執刀医 誤って血管切断 47歳、翌日死亡」
「国立がんセンター中央病院
子宮がん手術 輸血措置間に合わず」
朝刊になるとこういう見出しだ。
「がんセンター中央病院 動脈2本切断
47歳出血死 業過致死容疑で捜査」
こちらの医療事故も怖い話だ。
47歳の女性が国立がんセンターで
子宮頚がんと診断され、子宮全摘の手術を受けた。
手術部位周辺の血管のうち、
骨盤付近の動脈2本を含む数ヶ所が損傷したため
輸血をしたが間に合わず、
出血性ショックで死亡したものらしい。
執刀医は遺族に対し、
「骨盤の周りの細い血管をはがしている時に静脈が切れた」
と説明していたという。
しかし、病院から届け出を受けた警視庁築地署が
遺体を司法解剖して調べた結果、
手術部位周辺の動脈を含む複数の
血管が切れていたことが分かったという。
手術をした骨盤外科医長は次のように言っているという。
「リンパ節を剥離する手術中、
突然、通常を上回る多量の出血が起き、
結果的に輸血が間に合わなかった。
誤って血管を切断したという認識はない」
医学的にはそう簡単に素人が
あれこれ言う事は出来ないものではあるだろう。
でも、死ぬ必要はなかった女性が
亡くなってしまったという事実は間違いなく存在する。
家族としては悲しみを
どこに持って行ったらいいんだろうな。
それにしても女性が同じような被害に遭う事故が
続いている。
男は単純だけど女性は大変だよなあ・・・・
とまたいつも思うことを考えていたんですばい。
というところで今日はお休みなさいですね。
また明日・・・・
あ、もう一日次の事を転載させて下さいな。
私宛に届いたメール、だけど私には
関係が大いにあるこのこと。
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<テレビ番組は誰のものか?
テレビ朝日「ザ・スクープ」打ち切りを問う>
緊急シンポジウムご案内 2002年8月
既に、ご存じのように、テレビ朝日で13年間続いた
調査報道番組「ザ・スクープ」が
今年9月末をもって、打ち切りになろうとしています。
この「ザ・スクープ」がこれまで残してきた足跡は、
計り知れないものがあります。
端的には、週刊誌メディアが興味本位に取り上げ、
新聞も片隅に追いやった桶川ストーカー殺人事件。
丹念な現場再取材から
次第に警察当局の捜査ミスを明らかにし、
ついには政治をも動かしストーカー規制法まで
成立させたのは、記憶に新しいところです。
ダイオキシン問題への取り組みも全く同様です。
「ザ・スクープ」が内外で、
ダイオキシン被害にあっている現場に入り
行政当局の無策ぶりをテレビという媒体を通じて
告発したことで、これまた、政治や行政を動かしました。
報道に携わる者の原点である
掘り起こしジャーナリズムに徹した「ザ・スクープ」を、
なぜ、番組打ち切りにする必要があるのか。
視聴率を確保しにくいということが
理由になっているとすれば、テレビ番組はいったい、
誰のものなのか、視聴者のものでないのか、
テレビ会社は視聴者への説明責任をどう考えるのか。
われわれ「ザ・スクープ」存続を求める会は、
こういった問題意識をもとに、下記のように、
緊急シンポジウムを開くことにしました。
急ごしらえのシンポジウムのため、
十分な準備が出来ていませんが、
状況に流されないテレビ報道番組のあり方を
問うつもりでおり、ぜひご参集ください。
なお、シンポジウム終了後に、
メディア関係者にアピールするための会見も
予定しております。
日時 2002年8月24日(土)午後1時から
場所 東京市ヶ谷・自動車会館1F会議室
(東京千代田区九段南4―8―13
TEL03―3264―4719
JR中央線・総武線市ヶ谷駅から徒歩約3分)
パネラー 番組出席者やジャーナリズム関係者らを中心に
猪野憲一、小川和久、加藤久晴、中村悟郎、
原寿雄、吉永春子の各氏を予定。
テレビ朝日報道番組「ザ・スクープ」存続を求める会発起人
猪野憲一、岩上安身、小川和久、川人博、紀藤正樹、
三枝成彬、 田島泰彦、谷美智士、中村悟郎、原寿雄、
藤田謹也、牧野義司、 元木昌彦
「ザ・スクープ」存続を求める会のホームページアドレスは、
下記のとおりです。是非ご覧下さい。
http://www.h5.dion.ne.jp/~scoop/
募金、カンパのための銀行口座を下記のとおり開設しました。
【銀行名】あさひ銀行 赤坂支店
【口座名】ザ・スクープ存続を求める会 藤田謹也
【口座番号】1349560
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