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第873回
ほぼ日編集部様
8月6日のニュースから
今日のニュースで、ちょっとこれはどうなんだろう?
と思わず考え込んでしまったことがある。
毎日新聞の経済面(8面)に5段見出しの、
かなり大きな記事。
「マクドナルド 59円バーガー販売開始」
「売り上げ回復は未知数
競合各社も対抗措置」
これまで経営戦略がズバズバと当たって、
全国的な店舗展開で勝利を収めてきたあの、
マクドナルドが今ピンチに立たされているようだ。
日本マクドナルドは5日、
ハンバーガーの値段を80円から
一気に59円に値下げしたそうですばい。
うーん、59円ねえ・・・・
確かに安かです。
2000年2月、やはりマクドナルドは
ハンバーガーの平日半額(65円)という値下げを断行、
世間をアッと言わせた。
これはマクドナルドの社長、
藤田田氏のひらめきによるものだったんでしょうが、
この値下げは1万店(現在は3900店)を目指す上での
攻めの戦略的な発想だったようだ。
値下げは攻めの姿勢の表れだったと思う。
しかし、ばってん、
今回はどうも攻めるというより
守りに回っているようですばい。
つまりこういうコツですたいね。
平日65円という途方もない価格戦略を打ちだした後、
今年2月、藤田社長は
「デフレは終わりつつある」
という認識に基づいて今度は値段を80円にアップした。
135円から65円、そして今度は80円、59円・・・
この目まぐるしく変わる値段に
消費者は驚いたでしょうが、
それも藤田社長なりの経済を見る目が
これまで当たってきたからこそ出来る、
一種の軽業みたいなもんでしょうたい。
藤田社長は、これから日本の経済はデフレを脱し、
インフレの方に振れていくという感触を持ったんでしょう。
すると、ここは80円でも勝負できるという判断ですね。
ところが、これは完全に読み違いだったようです。
つい最近全国の路線価格が公表されましたが、
依然地価は下げ止まっていないことがわかりました。
日本の経済はまだデフレの中にあるんでしょうね。
あんまり経済のことは分からん私なので、
そうハッキリと断言はできんとですばってん、
なーんかまだやねえ・・・・
ちゅう感じはもっちょりますとです。
それで、藤田社長さんですが、
80円に値上げしてからというもの、
マクドナルドの既存店の売り上げ高が毎月前年同月比で、
2ケタ減と大低迷!このままでは同業他社が
一気に攻めてくると危機感を持ったんでしょうね。
それが59円という
とんでもない価格設定になったんでしょう。
ただどうなんでしょうか?
消費者はただ安けりゃいい・・・
という判断でしょうかねえ?
記事によれば、マクドナルドは4月に行った
アンケート調査によれば、
「おいしさ、バリエーション」
を求める消費者が29%、
「価格」の安さを求める人は11%
と中身重視の傾向が出ているらしい。
どうやら消費者も
安けりゃいいという時代じゃないようだ。
マクドナルドの今後は目が離せないねえ・・・
また明日・・・・
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