TORIGOE
3分間で、
最近のニュースを知る。

鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第866回

ほぼ日編集部様

7月28日のニュースから

朝日新聞の7面にこんな囲み記事があった。

「一年中カジュアル曜日 損保ジャパン」

私は知らなかったが、
今月、安田火災海上保険と
日産火災海上保険が合併して新しく
「損害保険ジャパン」
という新会社が発足したらしい。
その会社が何と社員の服装について
通年で原則自由とする
「エブリデー・カジュアル」という考えを
採用したという。
記事によれば、これまでも金曜日だけとか
夏だけは自由という企業は増えつつあったそうだが、
どちらかといえばお堅いイメージの日本の金融機関で
一年を通してカジュアルでいいよ、
というのは真に異例だそうだ。

確かに金融機関だけでなく
日本のサラリーマン社会の制服ともいうべき
背広に白いワイシャツ、そしてネクタイ、
これから解放されるのは
ある種革命的かもしれないなあ・・・
私も普段はネクタイはしない方なので、そうは思う。
しかし、ばってん、
なんか記事に付けられた写真を見ると、
このカジュアル化がひとつの権威みたいになって
誰もがそうしないといかんような、
そんな空気になるんじゃなかろうかという気もする。

カジュアルというのは
皆が同じことをするというんじゃないと思う。
だからオレは背広が好きだから背広で通すんじゃあ、
そういう人もいていいんじゃないだろうか。
ネクタイが好きな人はネクタイをする。
でも私はスポーツシャツがいい。
まあ、さまざまなスタイルで個人が個性を発揮する。
それがいいんだと思うんですばってんがねえ・・
ただ、人間社会ですから
所謂「TPO」というのはあると思うんですよね。
ここは一番びしっと決めなきゃあというときは決める。
これも大事だと思うんです。
柔軟性ですかね。
これがないとダメなんじゃないでしょうか。
記事には部店長会議では社長が
ノーネクタイに
赤のストライプ・シャツで登場したと紹介してある。
そして社員はこうした新しい会社の方針を
歓迎する一方で
「娘が『どこ行くの』と聞いてきた。
 通勤中も休暇中と間違えられそう」
とか
「ゴルフ場のラウンジにいるみたい」
という感想を漏らす人もいたそうで、
まだ戸惑いもあるようだ。

皆さんはどういう服装で仕事してるんでしょうか?

というところで今日はお休みなさい。
また明日・・・・・

2002-07-29-MON

TORIGOOE
戻る