TORIGOE
3分間で、
最近のニュースを知る。

鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第839回

ほぼ日編集部様

6月24日のニュースから

今回のサッカー・ワールドカップ大会は
なんだか後味が悪くなりそうで嫌な感じだ。
そんな予感がする。
一つは審判問題。
もう一つは日韓共催の問題。

今日のスポニチと毎日新聞、
朝日新聞と三紙ともこの審判の誤審問題を
スポーツ面で大きく取り上げている。
先ずスポニチの5面は大きな見出しで

「審判は全員欧州出身者 準決2試合 
 誤審でブラッター会長"緊急人事" 」
「第3大陸から選出の通例無視
 公正をアピール」


韓国が勝ち上がるに連れて審判の誤審問題が
ちょっとした騒動になっているようだ。
そこで、ついにFIFA(国際サッカー連盟)の
ブラッター会長もこれは捨てておけないと
判断したのか、
23日に東京で行われた審判委員会で
「(準決勝では)ベストの審判をピッチに送るように」
と指示を出したらしい。
で、審判委員会もこれを受け、
準決勝2試合にはこれまでの例からすると
「異例」とも言える審判の構成を発表したんだという。
それも新しく選ばれたのは
全員が欧州出身の審判ばかりなんだという。
記事によると、
これは「韓国は有利な判定を受けている」
という声を封じるためにFIFAが取った最後の手段らしい。
記事の中にブラッター会長の談話が出ているが、
それによると、
「韓国の試合を見ていて審判と線審の選考方法に
 疑問を感じていたことは認めざるを得ない」

この記事の隣りには
「スペインがFIFA に抗議文」
という2段見出しの記事があり、さらに
「ペレ氏も批判」
というベタ記事が出ている。
要するに審判問題の特集なんだね。
スペインは韓国戦に負けたので、
抗議を出す気持ちは分る。
私もテレビで見ていたが、
延長戦に入ってからのスペインのゴールは明らかに
「あ、これで決まった!!」と一瞬思った。
ばってん、これは前のプレーでボールが
ラインを割っていたという判定で
ゴールが取り消された。
ええっ!???ですよ。
その前にスペインがFKを得て、ゴールと思ったが、
これもファールという判定で、
見ている方も何が何やら分らないうちに試合は進んだ。
訳が分らない判定が2度も続くとやはりおやあ?
と思うのは私だけじゃなかったらしいですね。
次に毎日新聞の14面。

「微妙判定に波紋 審判委員長、誤審認める」

4段見出しで誤審問題を特集している。
記事の中でエルジク審判委員長は
「懸念される審判のミスが一つ二つあった」
と誤審を認めたうえで
「審判も人間。ミスを根絶することは不可能だ」
と述べたそうだ。
毎日の記事では
「今大会は特に、
 アジア初のベスト4に進出した韓国戦で
 微妙な判定が続いた。
 1次リーグではポルトガルの2選手が退場処分になり、
 決勝トーナメント1回戦では
 イタリアの司令塔トッティが退場。
 22日の準々決勝ではスペインの
 決勝点かと思われた場面でクロスを上げた
 ホアキンのドリブルが
 ゴールラインを割ったと副審に判定されるなど、
 2度のゴールが帳消しになった」

と指摘している。
韓国戦絡みでは問題判定が多いというのは
どうやら一部の人の意見ではなく、
もはや国際サッカー連盟の会長自ら
告白するほどになっているんだという。
朝日新聞の23面も審判問題の特集だ。

「審判不信、大会に冷水 
 FIFA『大きなミスあった』制度見直し示唆」


朝日の記事も書き出しはこうだ。

「目立つのは、韓国戦に関する判定だ」

そして対スペイン戦での
2度のゴールの取り消しに触れている。
またイタリア戦でもトッティがわざと倒れたとして
「シミュレーション」の反則を取られたが、
「微妙な判定。この2枚目の警告で退場になり、
イタリアは『勝利を盗まれた』と批判した」
としている。
昨晩ここまで書いて、人に会いに出かけた。
酔っぱらって午前2時過ぎ帰宅。
とても続きは書けません。
もう時間が迫っているので一応のケリはつけますが、
続きは今後ということにして
今日はここでいったん送稿します。
日本のサッカーファンの中に韓国での
サポーターの応援ぶりなどに
嫌悪寒が広がっていることに危惧を感じます。
韓国チームがもし横浜へ来ることになったら
どうなるんでしょう?
嫌な予感というのはそう言うことです。
今日ドイツと韓国戦は何か微妙な
見方をしてしまいそうですねえ。

ではまた明日・・・

2002-06-25-TUE

TORIGOOE
戻る