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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第777回

ほぼ日編集部様

4月21日のニュースから

久しぶりにスポーツ紙を何
だかとってもゆっくりくつろいだ気分で見ている。
阪神が大勝したからですけど、
でも今日の試合に勝たないと意味がなくなる。
安藤対工藤の投げ合いか。
うーん、予測がつかなあいなあ。

さて、日曜日、時間はあるんだけど、
新聞をかなり隅々まで読んでもこれは!
という記事にお目にかからない。
こういうときが辛い。
ちょいと引っ掛かった言葉が二つ。

毎日新聞の5面、「オピニオン」のページ。
投書欄に

「選んだ後も議会活動を監視しよう」

という見出しの文章の中にこういう下りがある。
「『女が議会を傍聴したら、世間が何と言うか。
 来ないほうがよい』。
 私の友人がある町議から言われた言葉です」

投書の主は京都府の主婦だけど、
今どきこんなことを言う男性、
それも町会議員がいるなんて信じられませんね。
この主婦は一人で議会傍聴に行ったそうだ。
でも気軽に声を掛けてくれる議員もあり、
冒頭の様な言葉をはく男性は少数なんだろうと
主婦は書いている。
でも、女性が議会を傍聴したら世間がなんというか、
という認識は地方では
まだ残っているところもあるんだろうね。
情けない話だ。
今は女性の方がよっぽど意欲的だし、
向上心もあるし、
どうしようもなくやる気のない男は
そこら中にごろごろしてますよ。
私は娘がいるせいもあって
女性のこれからの可能性に期待しますね。

そこで、今度は男の中の男というような人の話。
毎日新聞の2面にこんなベタ記事。

「『石原都知事新党に意欲』行革相、明かす」


石原伸晃行革担当大臣が和歌山県での選挙応援演説で
「最近、父親が新党をつくると言っている」
と述べたそうだ。
確かにこのところの新聞の報道などを見ていると、
石原都知事の言動にはそれらしい感じは見える。
この人は新党を作る話だとか、
国政に戻る
(ということは総理を目指すということですけどね)
とかの話になると、肯定はしないんだけど、
決して完全否定もしないんですね。
だから誰でもがひょっとすると、
ああ、この人は国政を狙ってるんだなあ、
という気にさせられるんですね。
私の勘でもこの話に水を向けるともう歳だから・・・
なんて言って話をはぐらかすのが
クサイなあと思っていました。
息子の伸晃さんはどうやら
父親の本気を感じ取っているようだ。
ただ伸晃さんはこうも言っている。
「家族が一番迷惑する」
と語り、強い異論を示した、と記事にはなっている。
記事では石原新党構想の背景には
小泉首相の改革路線に対する
批判があることを踏まえて
伸晃さんはこう言ったとしている。その上で
「わたしは小泉改革を続ける」
と強調したという。
確かに伸晃さんは小泉内閣の現役閣僚だし、
父親の新党構想を歓迎するわけにはいかんでしょう。
しかし、伸晃さんが
「最近、父親が新党をつくると言っている」
と言い切るのは、なかなかすごい情報だと思いますよ。
ここまで石原都知事の
今後について断定的に言及したのは初めてですから。
その割には記事の扱いが小さいけどね。
ということは新聞社はこの伸晃発言をそれほど
重大視はしていないということですかね。
自民党の中を見渡して小泉さんの後を
引き継げる人がいませんので、
来年の都知事選の改選期に知事がどうするかで、
おのずと見えてくるでしょうね。

さあ、今日は阪神勝てるかなああ・・・・
明日は午前7時の新幹線で大阪方面に取材、
帰京は深夜の予定なので、休みになるかもしれません。

2002-04-22-MON

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