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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第756回

ほぼ日編集部様

3月30日のニュースから

どうしてもパレスチナ情勢が気にかかる。
朝刊を見ると、とうとう
イスラエル軍の戦車、装甲車60台が
パレスチナ自治政府の議長府があるラマラに侵攻、
議長府の建物を破壊して占拠したようだ。
当時中にいた議長府スタッフ70人を拘束。
アラファト議長は地下室に避難して無事だったという。
その上でシャロン・イスラエル首相は
アラファト議長のことを
「テロと連帯しており、敵だ」
と初めて「敵」と呼んだ。
27日夜、イスラエル北部のリゾート地で発生した
自爆テロで22人が死亡したことへの報復だそうだ。
イスラエルはアラファト議長をこのまま地下に軟禁して
孤立化させようということらしいが、
こうしたイスラエルの対アラファト策は
逆に一時期パワーが落ちていたアラファト議長の
カリスマ性を高めることになりはしないだろうか。
このイスラエル軍の侵攻は各紙とも1面トップ記事だが、
その横にまたこういう記事が2〜3段で出ている。
パレスチナ側も簡単には戦いを止める気はないようだ。
「18歳女性が自爆テロ エルサレム」(毎日)
「18歳女性 自爆テロ エルサレム 3人死亡」(朝日)
彼女はエルサレム南西部の
住宅街にあるスーパーマーケットで
29日午後2時頃、自爆テロを実行。
買い物客2人と犯人の18歳女性が死亡した。
この女性は、毎日の記事によると、
ヨルダン川西岸のベツレヘム近郊の
難民キャンプに住むパレスチナ女性で、
パレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハの武装組織
「アルアクサ殉教団」のメンバーだそうだ。
自爆テロをやるのはほとんど若者だ。
幹部達はやらない。
テレビでパレスチナの過激派幹部が、
それも相当にいい歳の男性が
インタビューに応じているのを見ると、
「お前がやれよ!!」
と思わず叫んでしまう。

深夜帰宅。
もう書けないが、皆さん、
パレスチナに関心を持ってニュースを見て下さい。
今晩はこれでお休みなさい

ではまた・・・・

2002-03-31-SUN

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