TORIGOE
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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第754回

ほぼ日編集部様

3月28日のニュースから

深夜までサッカーの対ポーランド戦を見ていて眠たい。
朝は早くから九州はRKB毎日放送に電話で
ニュースについてのコメント
(毎週木曜日朝7時15分ごろから25分ごろまで)。
そして、これから一ヶ月ぶりに病院へ。
耳の聴力テストをして薬をもらうだけですが、半日仕事。
北里大学病院まで車で・・・・・

あ、先週の「ザ・スクープ」
(岡本公三に関する特集)が動画配信されないことで
多くの方から質問が番組宛と私宛に来ていました。
私がここで「動画配信で見てください」
とお願いしておきながら、
結果的には実現できませんでした。
大変残念です。そして本当にすみません。
申し訳ないと思っています。
私は動画配信されているものと思っていたんですが、
読者から質問が来て、
あれれ???と思ってスタッフに火曜日の会議で
聞いたわけです。

その理由は
「ザ・スクープ」のホームページで書いてあることに
尽きるのですが、
岡本公三氏は実は微妙な政治的バランスの上で
レバノンで暮らしているわけです。
パレスチナの難民達からは英雄として尊敬され、
一方では殺人者として日本の警察からは
国際手配を受けている身ですね。
彼に対しては立場、
立場でいろんな評価があるのは分っていますが、
私たちは取材と報道の結果、
それが彼への不利益に繋がることは望みません。
日本国内の放送だけなら問題は生じないんでしょうが、
動画配信は世界中で同時に見ることが出来るという
素晴らしい側面を持っています。
そこが今回はネックになったわけです。
そんなことは事前に分っていたんじゃないか、
と言われればその通りなんですが、
動画配信のグローバル性に
少し配慮が不足していたようです。

日本人て本当にドメスティックにしか
ものを考えられないんだなあと
我ながら情けなかったですねえ。
そういうことで申し訳ありません。
私は全国のほぼ日の読者の皆さんには
是非とも見て欲しかったんですが・・・・

それから、これも約束を破ることになりますが、
4月から「ザ・スクープ」がネット(全国放送)に
戻ることはありません。
テレビ朝日の系列局の報道局長連名で
「ネットへの復帰を」という要望書は出ているんですが、
局内の各種事情で不可能になりました。
で、10月からはじゃあ、
復帰するのかということですが、
わたしはこれもどうも怪しいかなあという気分です。
皆さんは「何とかしてください」と
私の所にメールを下さいますが、
私のところではダメなんです。
私はもちろん努力をしていますが、
結局はテレビ朝日の幹部、就中社長らの幹部に
視聴者の声が届かないかぎり事態は動きません。
どうぞ、心ある番組応援団を買って出ていただける方は
そちら宛てにメールか手紙で要望を出して下さい。
こんなことを言わなければならないのは
実はとても残念なんですが・・・・・・・

さて、28日の朝日新聞朝刊11面にこんな記事が。

「ネット接続使用料 学校向けは月1000円」
「スピードネット 無料にはならず」


記事によれば、東京電力系のインターネット接続会社、
スピードネットはこの4月から、
学校向けに高速のインターネット接続サービスを
月額1000円(通信料込み)で提供するんだそうだ。
この料金は一般向けの半額以下という
格安の学割価格だという。

記事の説明によれば、
無線による毎秒1.5メガビットの常時接続で、
対象は小・中・高校など。
当面は首都圏が提供のエリアらしいが、
次第に提供エリアは広げていく方針だそうだ。
この「スピードネット」という会社は東電、
米マイクロソフトの合弁で設立され、
孫正義ソフトバンク社長が
「全国の学校に無料提供する」
と公約したが、実現できなかった。

その後、東電が過半数の株を取得、
公約を実現すべく模索したが、果たせず、
一般向けの半額という形になった。
でもこの価格でも学校への
インターネット普及にはかなり効果はあると思うよ。
10回線で1万円、100回線入れても10万円だ。
この位は今後の国民的な
インターネット普及時代のことを考えれば安いもんだ。
1兆円もODA資金で外国にばらまくのならば、
将来のことを考えてこういう効果的なところに
国民の税金を使いなさいよ、小泉さん!!!
インターネット教育は
国語や算数、社会、理科の授業と同じように、
いや、それ以上に今後は必要だと思うんですが、
どうですか?小泉さん!!
というところでさあ病院へ・・
また明日・・・・

2002-03-29-FRI

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