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第752回
ほぼ日編集部様
3月26日のニュースから
今日も朝になってしまった。
昨晩はかつて「サンデー毎日」の編集長時代に
契約記者として採用した若者が、
先ごろ行われた埼玉県岩槻市の市議会議員補欠選挙に出て、
見事トップ当選。その御祝いの会だった。
もちろんかつての若者は
今や41歳のばりばりの働き盛り。
高野 秀樹君。
岩槻市は前の市長が汚職事件で辞め、
現市長は社民党系らしい。
かれは、もともと実家の系譜が
「秩父困民党」の流れを汲んでいるらしく、
体の中に反権力の血が流れているらしい。
今回も市長をバックアップするクリーン市政派を訴え、
全くの新人にもかかわらず堂々のトップ当選だ。
反権力といえば聞こえはいいが、
若いときはいつも誰かにぶつかり、ケンカ早い方だった。
無頼の感じだったのに
昨日会ったときはちゃんとネクタイなどはめて
それらしくなっているのがおかしかった。
こういう、私から見れば若者が
政治の底辺から仕事を始め、
やがては日本全体まで考えられるようになってほしい。
そういう思いを抱きながら深夜まで飲んでしまった。
で、こんな時間にまた原稿書くハメに・・・
世の中は、つまり新聞テレビは
「辻元一色冬景色」模様だ。
こういうときには私はその輪の中には
入りたくないんですばい。
しばらくじっと見ておきたい。
昨晩すこし酔って帰宅したとき、
テーブルの上にあった夕刊のある記事が
すーいっと目に付いた。
見出しはこうだ。
「ああ、われわれは
何をしてしまったのか」
ほとんど平仮名ばかりの見出しが妙に強烈だった。
一瞬、あら?また辻元さんかいな?
と思ったけれど、
横組みの見出しでそうではないことが分った。
「原爆投下『エノラ・ゲイ』
乗組員の機内メモ競売」
1945年8月、広島に原爆を投下した
米爆撃機「エノラ・ゲイ」の副機長だった
故ロバート・ルイス大尉は
当時ニューヨーク・タイムズ紙の記者に頼まれて
搭乗中に機内でメモを書いていたらしい。
その直筆メモが今度
米・ニューヨークで競売に出されるんだそうだ。
国際的な競売商クリスティーズが
明らかにしたところでは、
大尉は軍当局に没収されるのを恐れて、
記録の冒頭に「親愛なる父母へ」と書いて、
手紙を装っているという。
「ああ、われわれは何をしてしまったのか」
の前後には、原爆投下直後の機内について
「1分間、これから何が起きるのか、
誰にも分らなかった。
爆撃手らは(目を保護する)サングラスを
かけ忘れていた。
次の瞬間、ぞっとするような光を目にした」
という記述があるそうだ。
「ああ、われわれは何をしてしまったのか」
という言葉はむしろこの後に出てきたに違いない。
さらにキノコ雲を見ながら
「あと100年生きたとしても、
この数分のことは忘れない」
と記されているという。
原爆投下から半世紀を経てようやく出てきた
当事者のメモ。貴重なものだ。
これまで「エノラ・ゲイ」の
ポール・ティベッツ機長ら乗組員の多くは
「投下は間違っていなかった」
と原爆投下の正当性を述べ、
それがアメリカでは主流になっていたので、
こうした悲観的なコメントを残した乗組員の文献は
あまり引用されてこなかった、と記事の中で、
広島市立大学広島平和研究所の
水元和実・助教授は指摘している。
そうだろうなあ。
アメリカは戦後一貫して
原爆投下の正当性を疑ってこなかったし、
今でもアフガンで小型原爆を使おうかなんて
議論をしている国ですもんねえ。
本当の話、昨年の9・11の自爆テロなんか、
原爆2発で殺された
なんの罪もない市民数十万人のことを考えると、
へでもないよ。
比べようがないくらいのもんだ。
こういう実際に原爆投下に関わった
人間のナマの声にアメリカ人よ!
たまには耳を貸しておくれよ。
そうでなければ今後ももっと
ひどい虐殺行為が
地球のどこかで繰り返されるばい・・・・・
あ、いかん、こげな時間ばい・・・・・・
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