|
第713回
ほぼ日編集部様
2月6日のニュースから
熊本へやって来ました。
なんの取材かは今の段階では言えませんが、
熊本に一泊で明日夜(7日夜)帰京予定です。
で、少しばかり時間があるので
ホテルの一室で原稿を書いています。
と言っても手元に新聞はないので、
朝東京で見た記憶で書きますが、
ひとつ気になったのは、
スポニチの社会面に
雪印食品のパートの人たちが
今回の不祥事のあおりで
1000人も解雇されると報じてあったこと。
確か「怒り」の見出しがでていたように覚えているが、
今回の雪印食品の不祥事、
確かに会社ぐるみでやったことはよくないよね。
なんの弁解も出来ない。
意図的に悪いことと知りながら犯したことですから、
これは明らかに犯罪行為です。
だけどねえ、その後日本の各地で起きていることは
何なんだろう。
前回の雪印乳業のこととあわせて2回目だから、
というわけで「雪印」と名前のついた商品は
何でもかんでも売り場から撤去してしまう。
これっていいんですかねえ。
私にはとっても耐えられません。
やったことはよくない、
それなりに罰は受けなきゃぁならんでしょう。
ばってん、だからちゅうて
その会社の商品は全部危険というわけでは
なかじゃないですか。
こうした私たち日本人のヒステリックな
雪崩現象は困ったもんですねえ。
真紀子さんのときと同じですたいね。
マスコミが大対同じような方向で報じますので
国民の反応はテレビ局1社の
数倍の過剰反応になってしまうわけです。
そう言うことをいつも思ってますので、
先日行きつけのスーパーに「雪印」の
コンデンスミルクが置かれていましたので
早速買いました。
いやあ、今時「雪印」の商品をよく置いてるなあ、
と感心しつつ、ほんとのことばいうと
ちょっと嬉しかったとですよ。
まあ、その売り場の主任さんが
なんば考えてそれば置いておったと分かりまっせんが、
いやあ、大勢に流されん人がここにはおるとばいねえ、
と妙にほっとしたつです。
話は極めて個人的なことになりますばってん、
このコンデンスミルクちゅうのが私にはもうえらい
(筑後弁でいうと、ばさらか)貴重な
おいしいものですばい。
子供のころ初めてコンデンスミルクを
味わったときの記憶は忘れられません。
あー、本当にこんなにおいしいもんがあったのか。
子供のころに刻みつけられた記憶と言うのは
決して消えないもんなんですねえ。
私はコンデンスミルクのチューブに入ったもの、
時々イチゴにかけて食べるんですが、
気がつくとイチゴを食べ終わっても
まだコンデンスミルクのチューブを
ちゅうちゅう吸っている自分にはっとなります。
さすがに家人の前でも恥ずかしくて
一人のときしかやりませんが、
戦後の貧しい時代に育った世代のこれが一面ですね。
だから余計「雪印」と文字がついただけで
商品を全部撤去してしまう、
ああいうやり方が許せないのかもしれません。
熊本に来る飛行機の中で
「週刊文春」にこういう記事を見つけました。
もし興味がある人は読んでみてください。
記事の筆者は
アメリカの新聞「ニューヨーク・タイムズ」紙の記者で、
上杉 隆というジャーナリストです。
これまでにここでも紹介した
田中真紀子さんに関する本を出している人で、
信用できる人です。
記事のタイトルはこうでした。
「上杉隆 あえて言う
[この女性を二度と要職につけてはならない]」
内容は読んでください。
ただ例によって文章の最後だけを紹介しておきます。
「彼女の言動を面白がるのは結構だが、
決して要職につけてはならない。
その期待は、必ず裏切られる」
ということで熊本からでした。
また明日
|