TORIGOE
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鳥越俊太郎の「あのくさ こればい!」

第712回

ほぼ日編集部様

2月5日のニュースから

なんだかメールを見まくって
メール疲れしちゃいましたね。
真紀子疲れと言った方がいいけど。

『8月の砲声』発送の知らせが届いていた。
いよいよあの本を読むと言う
大事業に取りかからなければならない。
幸い近くレバノンへ行くので
往復の飛行機の中はその読書時間に当てられるだろう。
あ、それから、私が是非復刊してほしいなと思っていた、
私の42歳のときのアメリカ新聞社での体験記
『あめりか記者修業』(中公文庫)を
古本屋で見つけてくれた方が
わざわざ私宛に送って頂きました。
手元に一冊もなくなっていたので
わが子が旅をして帰って来たような
懐かしさを覚えました。
ここではお名前は一部省略しますが、
東京の山口さん、本当に有り難うございました。
この欄を借りてお礼申し上げます。
復刊ドットコムの投票の方は最近止まったようで、
その後どうなったのかしら?
もしまだの方は投票していただけるといいんですがねえ。
私は本当に真剣に復刊してもらいたいと
思っているんですから。

これから会議ですので出かけます。
帰宅してまた書けるかなあ・・・・
明日から熊本へ取材なので
今週はあんまり書けそうにないなあ・・・

保存。

帰宅。

新聞を読む。

毎日新聞の29面に

「岸井成格のTVメール」

というコラムがある。
岸井君は私の毎日新聞時代からの友人だが、
彼が今回の更迭問題を取り上げているので、
ほほう、政治部のプロはどう取り上げているのかなあ、
と思いながら読んでみた。
文章の最後がどうなっているか、
私は最近コラムの最後から読むことにしている。
筆者は順序だてて書いているんですが、
読者は何もその通り順序だてて読む必要はない。
このコラムだっていきなり最後から読んでみると
意外に興味深いことが分るかも知れない。
岸井氏のコラムの最後の文章はこうなっている。

「今回のテレビ報道の傾向は、
 視聴者に『外相は全く非がない』と思い込ませる
 役割を果たしたのでは、と危惧される」

うむむ・・・岸井氏は今回の真紀子発言を
問題ありと思っているらしい。
岸井ちゃんはテレビのコメンテーターもやっているが、
TBSの「サンデーモーニング」では
ちゃんとこういう趣旨でコメントしたのかしら。
それならいいけど・・・
このコラムの見出しは
「外相更迭で新聞と温度差」
である。
あれれ、新聞は今回は真紀子さんのウソについて
どこまで踏み込んだのかしらねえ。
読売と産経がウソの矛盾を書いてはいたが、
朝日、毎日はどうだったかなあ・・・
コラムでは岸井氏はこう書いている。

「『言った』『言わない』論争の"核心部分"で、
 外相の事実誤認か、勘違いの可能性が高くなった。
 野上次官が田中外相に
 『鈴木議員』の名前を挙げたのは、
 今回のアフガン復興支援国際会議への
 NGO出席拒否のことではなく、
 過去のいきさつの説明の中だったのだ。
 これによって、鈴木議員の"圧力"で
 外務省が出席を拒否したという
 重大な事実が消えるわけではない。
 しかし、田中外相が
 『今日は一つの決意を持って臨んでいる』
 と宣言しての答弁だった。
 その根拠が仮に崩れたとなると、
 まるで違う展開となる。
 『とても内閣は持たない』
 という状態に追い込まれる。
 これが首相にとってはショックであり、
 外相更迭に踏み切らせた最大の理由だったはずだ」
 
政治部のプロの判断はこういうことだ。
ただ私に言わせれば、
それは「事実誤認」とか
「勘違い」といったものではない。
メモという物証があると国会の席上でいったのは
明らかに意図的な虚偽、証拠の捏造であり、
昨日書いたように犯罪行為に値するんです。
岸井ちゃんも甘いよなあ。
あの人は人を陥れようとして
自分が掘った穴に落っこちてしまったんじゃないの。
それの最後に「今回のテレビ報道の傾向は・・・・」と
テレビをひとまとめに括られても困るんだよなあ。
罵詈雑言を覚悟してやったところもあるんだよ。
岸井ちゃんよ!!

もういいか、もうこの人の名前を打つだけで
うんざりするからそろそろ終わりにしよう。
明日から熊本へ取材で。
モバイルが動いてくれれば送りますが、
休みになることもありますので悪しからず・・・

お休みなさい。

2002-02-06-WED

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