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第704回
ほぼ日編集部様
1月28日のニュースから
今日の朝刊は朝日も毎日も1面トップに
「中2男子3人逮捕 ホームレス暴行死」
(毎日)
「中2の4人、逮捕・補導 路上生活者暴行死」
(朝日)
と事件記事を持ってきた。
もちろん社会面もトップでこの事件を受けており、
14歳(3人)と13歳(1人)の4人の中学生が
55歳の路上生活者(ホームレス)の男性を
殴り殺した事件の衝撃の大きさを表している。
新聞を作っている大人達の中心は
この年令の子どもを持つ世代だと思われる。
またはもうすぐ子どもがこの年令になる、
そういう世代かな。
さらに新聞社の編集局の幹部は
逆に今度は殺された大人の年令に近い。
新聞記者達も親だったり、
子どもの標的となる老人に近い大人だったりする訳で、
この手の事件には敏感に反応する。
それが今日の新聞の作り方に出ているようだ。
私は別にそれをどうこう言っている訳ではない。
新聞も普通の人間が作っているんだから、
ニュースのとりあげ方の基準が作り手達の関心や興味、
怒りや喜びと無関係ではないことを言いたいだけなのさ。
社会面では識者と称する人たちが
色んなことを言っているが、
私が感じるのは最近、
と言ってももう10数年も前から
規制緩和や自己責任などといいながら、
弱いやつはつぶれてもいいんだと公然と大人が、
それも識者と言われる人間が言い始め、
それが社会的には正義として
定着して来たことと
どこかで関係があるような気がしますがねえ。
ハッキリ言ってテレビの討論番組を見て御覧なさい。
政治家もジャーナリストを名乗る人たちも、
そしてもちろん様々なジャンルの評論家と称する人たちが
ダメな中小企業は早くつぶせと言ってるじゃないですか。
ダメな中小企業が何とかしがみついて
生き残っていることが
悪の元凶みたいに公言して憚らなくなった、
そういう時代なんです。
21世紀は
「弱者攻撃」
が正義となった時代なんではないでしょうか。
9/11のテロ事件後、アフガンで行われていたことも、
まあアメリカ側に大いに言い分があるにしても
あの戦争とも言えない、攻撃の様子は
「弱者攻撃正義なり」
という時代のメッセージを世界中に送っていましたよね。
そういう微妙な時代の空気を
まだ何の免疫も持たない思春期の子供達が
すーっと受け入れてるとしたら。
私達はアメリカの文化の影響を受け入れているんですが、
少しヨーロッパのことを
知った方がいいように思うんですね。
ヨーロッパ社会はアメリカの自由競争一辺倒よりは
もう少し競争の中での弱者と強者、
勝者と敗者のバランスを取ろうとしている社会のような
気がします。
今日はホントはスポニチに載っていたベタ記事。
「雨降る中 中州でキャンプ
"軽率"大学生取り残される」
これについて原稿を書きたいと思っていたんですが、
少年達の事件に思いがけず
時間をかけてしまったんですばい。
このスポニチの記事は
明大と中大の大学生(共に22歳)が26日から
多摩川の中州でキャンプをしていたが、
27日午前6時40分頃、
川の増水で恐くなり携帯電話で119。
東京消防庁のヘリコプターで救出されたというものだ。
26日の土曜日と言えば東京にも雪が降るんじゃないか、
夜半から雨になると言う予報が出てたはずだ。
そんな危険な時にわざわざ多摩川と言えど
増水すれば危険になる中州にテント張って過ごすなんて
本当に迷惑な人たちだねえ。
「こんなに増水するとは思わなかった」
と騒ぎになったことを反省しているという。
想像力の欠如としかいいようがないねえ。
22歳といえば、もうすぐ社会人だぜ、
しっかりしてくれよ。
なんて言ってもダメか。
しっかりしている若者はいっぱいいるんだし、
こういう手合いは体験で覚えるしかないかなあ。
まあ、おれたちも若い時には
かなり危ないこともやったけどさ、ホントは。
てなとこで今日は。
また明日・・・・・
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