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第684回
ほぼ日編集部様
1月8日のニュースから
今日も3つの新聞記事の違いを指摘するところから始めます。
別にあら捜しをしているわけじゃなかばってん、
記事を読んでるうちに自然とあれれれ、
と思うことにぶつかってしまう。
先ずいつものように順番に新聞を読みはじめる。
私の新聞読み儀式は最初にスポニチから。
1面にざっと目を通し、次にひっくり返して裏面を。
そのまま芸能面からもう1ページ逆めくりをして社会面へ。
それからもう一遍表に戻って2面3面と読み進む。
さて、今日目が止まったのが社会面のこのベタ記事。
「北米02年乗用車に日産 日系メーカー初」
6日にアメリカのデトロイトで始まった
北米国際自動車ショーで、
「2002年のカー・オブ・ザ・イヤーに
日産自動車が昨年全面改良した中型セダン
『アルティマ』が選ばれた」
という。この記事は共同電によると、と書いてあるので
共同通信の記者が送って来た原稿らしい。
記事によると、94年にこの賞が創設されて以来、
日系の自動車メーカーが乗用車部門で受賞したのは
初めてのことらしい。
50人の自動車ジャーナリストの投票で
決まったものだという。
最終候補に残ったGMの「キャデラックCTS」、
フォードの「サンダーバード」を抑えての、
ああ堂々の1位に輝いたんだそうだ。
あの日産の乗用車が・・・・・
ゴーンさんの喜ぶ顔が浮かびましたね。
ゴーンさんはコストカットには成功したけど、
問題は売れる車を作れるかどうか、
それも北米市場が勝負と言われて来ただけに
そりゃあ嬉しかでしょうたい。
この車は日本では売っていない
北米向けの戦略車とされており、
取りあえず日産はその第一歩を踏み出したんでしょうか。
で、次に毎日新聞を読むのが私の毎朝の習慣。
さあ、毎日はこの日産の勝利のことを
どう書いているのかなあ・・・・・
と思いつつページをめくりました。
9面に北米国際自動車ショーの記事は出るには出てました。
一応写真は入っていますが、ベタ記事。
「日本勢は多目的車 米国勢はレトロ調
北米自動車ショー」
この記事は時事通信社の配信記事らしい。
見出しのようなことが書かれているが、
日産の「アルティマ」がカー・オブ・ザ・イヤーに
選ばれたことなどどこにも書いてない。
記事の狙いが違っちゃったのかなあ。
でも日本人読者向けの記事としてはやはり日産の事でしょう。
こんなピンボケな記事を載せていて毎日は恥ずかしいぞ。
時事の記事に頼った結果がこうなんだねえ。
毎日新聞は記者をデトロイトまで
派遣するのを止めたんだろうな。カネがかかるしねえ。
その結果が、でもこれじゃあ・・・・・
で、じゃあ、朝日はどうなんだ?
私は他の記事は捨てて
ひたすらこの自動車ショーの記事を見つけるべく
ページを繰った。
11面にあった。
朝日は山本晴美と言う女性か男性か分りませんが、
自前の記者を派遣して、
この北米国際自動車ショーの大々的な記事を掲載している。
11面の3分の2ぐらいを使ってのこの記事の見出しは
「北米自動車ショー開幕
日米SUV(スポーツ用多目的車)対決」
「日本 乗用車感覚で攻勢
米国 装備充実させ応戦
日本寡占市場を崩す」
今人気が高いスポーツ用多目的車(SUV)の新型車で
日米が激しい競争を繰り広げ、
これまで米国3社の独壇場だった、
この部門で日本車が新規参入して
販売シェア−を奪いつつあるんだという。
まあ、そういう風なことが書いてあります。
ここで皆さんも気がついたと思いますが、毎日の記事は、
つまり時事通信の記事は朝日の記事とは全く違って
日本勢が多目的車で、
アメリカ側は「レトロ調」だと書いてあった。
朝日の「装備充実させ」というのが
「レトロ調」ということになるのかしらねえ?
ま、いいか。さて、朝日のその記事の下に
日産の「アルティマ」が初めてこの賞に選ばれたことが
囲み記事のスタイルで書かれている。
さすが記者を派遣しているだけあって
この自動車ショーに関する限りは朝日新聞は十分な情報量だ。
さて、ここから私の記事チェックが入りました。
その結果スポニチと朝日の日産に関する記事のなかである
重大な違いがあるのに気がつきました。
スポニチ、つまり共同通信の記事には賞の名称が
「2002年の北米カー・オブ・ザ・イヤー」
となっているのに対し、朝日の記事では
「01年のカー・オブ・ザ・イヤー」
となっているんだ。
2002年の賞なのか、それとも2001年、
つまり去年の実績に基づいた賞なのか・・・・・・
こういう自動車ショーに詳しくない私にも
どっちが正しいか判断がつきません。
車に詳しい人ならたちどころに答えが出るところでしょうね。
まあ、日産が賞に選ばれたことには変わりはない訳で
どっちでもいいっちゃあいいんだけど、
やっぱりこういう固有名詞ははっきりせんといかんですばい。
昨日に引き続き新聞記事が
必ずしも正確ではないことを今日もまた書いてしまった。
実はまだもう一本書きたい記事があるんですが、
このまま続けると恐らく耳が爆発状態になりそうなので、
ここらあたりで・・・・・・
また明日・・・・
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